🗾 地名由来辞典

地形由来

山・谷・坂・原など、土地の起伏やかたちを写した地名。

539件収録

愛知 あいちけん 都道府県名由来

「愛知」の県名は古代の郡名「愛知郡」に由来する。「あいち(あゆち)」はかつて名古屋南部に広がった干潟「年魚市潟(あゆちがた)」を語源とし、崩落地形を意味する古語に遡る。

水系由来 行政区画由来
秋田 あきたけん 都道府県名由来

658年(斉明天皇4年)の『日本書紀』に「齶田(あぎた)」として登場するのが初出。「あぎ(上げ)」が転じた語で「周辺より高くなっている場所」を意味するとする地形由来説が有力。

岩手 いわてけん 都道府県名由来

岩手山の地形に由来し「岩が出た場所」を意味するとする説と、三ツ石神社に伝わる鬼の手形伝説に由来するとする説がある。いずれも「岩」と「手(場所を示す語)」を語源とする。

古典由来
大分 おおいた 都道府県名由来

古来から国府が置かれていた大分郡(おおきたのこおり)に由来し、「おおきた(大北)」がイ音便によって「おおいた」に転じたものとされる。

古典由来 行政区画由来
大阪 おおさかふ 都道府県名由来

「大阪」の地名は室町時代の僧侶・蓮如が命名した「大坂」に由来する。「坂」が「土に返る」を意味して縁起が悪いとして、明治初期に「阪」へ改字された。「府」は東京・京都とともに三大都市のみに与えられた特別な行政区分である。

岡山 おかやま 都道府県名由来

岡山城が築かれた小高い丘(岡)に由来し、「岡の山」すなわち丘のある地形を意味する名称が城下町を経て県名に採用された。

鹿児島 かごしま 都道府県名由来

「カゴ(崖・断崖)」を意味する言葉と「シマ(島・地)」が組み合わさったとする説が有力で、桜島周辺の急峻な地形を指した地名が転じたとされる。

熊本 くまもと 都道府県名由来

古くは「隈本」と書き、「隈(くま)」は川や山が曲がりくねった入り組んだ地形、「本(もと)」は中心地を指すとする地形説が有力。慶長12年(1607年)に加藤清正が「隈」の字を嫌って「熊」に改めた。

歴史的事件由来
群馬 ぐんまけん 都道府県名由来

県名は明治4年(1871年)廃藩置県時の県庁所在地を含む「群馬郡(ぐんまぐん)」に由来する。「群馬」はもと「車(くるま)」と読み、古代の豪族「車持君」や川の曲流など諸説あるが、和銅6年(713年)の勅令で漢字二文字の「群馬」に改められた。

人名由来 行政区画由来
高知 こうちけん 都道府県名由来

「高知」の地名は、山内一豊が鏡川と江の口川に囲まれた地形から「河中山(こうちやま)」と命名したことに由来する。水害連想を嫌い「高智」→「高知」と改字され、城名・城下町名から県名へと引き継がれた。

水系由来 歴史的事件由来
埼玉 さいたまけん 都道府県名由来

「埼玉」の県名は廃藩置県時に県庁設置予定地として計画された「埼玉郡」に由来する。「さきたま」は湿地や水辺の端を意味する地形由来の古称で、飛鳥時代には「前玉」と記されていた。

水系由来 行政区画由来
佐賀 さが 都道府県名由来

『肥前国風土記』は「佐賀」の起源として、日本武尊が楠の繁茂を見て「栄の国」と呼んだ説と、佐嘉川の荒ぶる神を鎮めた賢女にちなむ説の2つを伝える。ほかに坂・逆・洲処の転訛説もある。

古典由来 歴史的事件由来 水系由来 行政区画由来
滋賀 しがけん 都道府県名由来

「滋賀」の県名は古代から続く郡名「滋賀郡」に由来する。「しが」の語源は「石の多い所」を意味する「シカ(石処)」や「砂地」を意味する「スカ」の転訛など複数の説があり、琵琶湖畔の地形と関係する。

行政区画由来
静岡 しずおかけん 都道府県名由来

「静岡」の地名は明治初期に命名された比較的新しい地名で、城下町の北西にある賤機山(しずはたやま)に由来する。「賤(しず)」の字が身分の低さを連想させるため、「静(しず)」の字に改めて「静岡」とした。

歴史的事件由来
島根 しまね 都道府県名由来

県庁が置かれた松江城の旧所在地・島根郡(嶋根郡)に由来し、その地名は『出雲国風土記』において八束水臣津野命が命名したと伝わる。

古典由来 行政区画由来
千葉 ちばけん 都道府県名由来

「千葉」の県名は設置時に県庁が置かれた「千葉郡千葉町」の名に由来する。「千葉」という地名の語源は「台地の端(ちば)」を意味する地形説が有力で、万葉集にもその名が見られる古称である。

動植物由来 行政区画由来
徳島 とくしまけん 都道府県名由来

「徳島」の名は1585年(天正13年)、蜂須賀家政が吉野川河口の三角州に築いた城を「徳島城」と命名したことに由来する。島状の地形と縁起の良い「徳」の字を組み合わせた命名とされる。

水系由来 歴史的事件由来
富山 とやまけん 都道府県名由来

「富山」の地名は室町時代の「外山(とやま)」に由来し、呉羽山の外側(東側)に広がる地域を意味する。江戸時代に縁起のよい「富山」の字に改められ、廃藩置県で県名に採用された。

方角由来 歴史的事件由来
長崎 ながさき 都道府県名由来

「長く突き出た崎(岬)」を指す地形語に由来する。鎌倉時代に「永崎浦」「長崎浦」の形で見え、その地頭職を知行した一族が地名をとって長崎氏を名乗った。

長野 ながのけん 都道府県名由来

「長野」の県名は廃藩置県時に県庁が置かれた長野村(現・長野市)の地名に由来する。長野の地名自体は、善光寺平が「長く続く野(傾斜地)」であることから名付けられたと伝わる。

行政区画由来
奈良 ならけん 都道府県名由来

「奈良」の語源は土地を「平す(ならす)」に由来するという説が有力で、山に囲まれた盆地を切り開いて造成した地を表すとされる。古代の都・平城京が置かれた地で、廃藩置県後に一時大阪府に編入された後、1887年に独立した県として復活した。

広島 ひろしま 都道府県名由来

戦国大名・毛利輝元が太田川河口の三角州に築城した際の地名に由来し、広大なデルタの島(洲)を意味する「広い島」から名付けられたとされる。

水系由来
福岡 ふくおか 都道府県名由来

1600年の関ヶ原の戦い後、筑前国を与えられた黒田長政が、先祖ゆかりの備前国(岡山県)の地名「福岡」を新たな城下町に名付けたことに由来する。

歴史的事件由来
福島 ふくしまけん 都道府県名由来

文禄年間(1592〜1593年)に木村吉清が「杉目城」を「福島城」と改称したことに由来する。吹島(ふくしま)が転じた説と、縁起を担いで「福」の字を用いたとする説がある。

歴史的事件由来
山形 やまがたけん 都道府県名由来

平安時代の地誌『和名類聚抄』(931〜938年)に記された「最上郡山方(やまがた)郷」が語源で、中心部から見て山の奥寄り・山の方向にある土地を意味する。

方角由来 行政区画由来
山口 やまぐち 都道府県名由来

「山口」は「山の入り口」を意味する地名で、東鳳翩山などの山々への入り口にあたる地形から名付けられたとされる。

山梨 やまなしけん 都道府県名由来

「山梨」の県名は律令制下から続く古代の郡名「山梨郡」に由来する。廃藩置県時に甲府県から改称された。「やまなし」は「山を成す(山平らし)」など複数の説があるが、古代からの地名がそのまま郡名・県名へと受け継がれた。

動植物由来 行政区画由来
和歌山 わかやまけん 都道府県名由来

「和歌山」の名は1585年(天正13年)、豊臣秀吉が紀伊を攻略した際に、名勝「和歌の浦(わかのうら)」にちなんで命名したとされる。城と城下町に「和歌の山」の名が与えられ、以後「和歌山」として定着した。

歴史的事件由来
会津坂下町 あいづばんげまち 福島県

「坂下」は地形の傾斜や崖を表す「ばんげ」に由来するとされ、アイヌ語の「ばっけ」説や地形説が伝わります。町名は古くから「坂下」と記され、由来には諸説あります。

アイヌ語由来
青ヶ島村 あおがしまむら 東京都

青ヶ島の地名は、島名「青ヶ島」に由来します。由来には「アヲ」は「アブ」の転で「崖の島」とする説があり、火山島の険しい地形を反映した名と考えられています。

青葉区 あおばく 宮城県

仙台城が建つ青葉山の名に由来し、仙台の象徴として広まった地名です。もとは寺院の山号「青葉山」にさかのぼるとされます。

寺社由来
青森市 あおもりし 青森県

港付近に生い茂っていた常緑樹の「青い森」に由来するとされる。江戸時代初期に津軽藩が港湾開発を行った際、この地名が定着した。

動植物由来
明石市 あかしし 兵庫県

明石市の地名は、明石川西方の赤石に由来する説や、「明し」に通じる明るい土地を表す説が伝わります。古くから文献に見える古い地名です。

赤平市 あかびらし 北海道

赤平市の地名は、アイヌ語に由来するとされ、「山稜の崖」や「赤い崖」を意味する言葉に漢字を当てたものと考えられている。

アイヌ語由来
秋田市 あきたし 秋田県

『日本書紀』に「齶田(あぎた)の浦」として登場する古い地名。語源は「周辺より高くなっている場所」を意味するという説が有力で、飛鳥時代から続く地名の歴史を持つ。

上尾市 あげおし 埼玉県

芝川と鴨川に挟まれた台地上にあることから、「上(高台)」と「尾(山の尾根)」を合わせた地名といわれます。中山道の宿場町として発展し、近代以降は鉄道開通と工業化で市街地が広がりました。

朝日町 あさひまち 富山県

1954年の合併で成立した新町名で、北アルプス最北端の名峰・朝日岳にちなんで名付けられました。朝日岳は「最初に陽光を受ける山」の意味を持つとされます。

朝日町 あさひまち 山形県

山形県朝日町の地名由来は、朝日が差し込むような明るい土地柄や、山並みの東側に位置することにちなむと考えられます。町名としては比較的新しく、周辺の自然環境を反映した地名です。

方角由来
芦別市 あしべつし 北海道

芦別市の地名はアイヌ語に由来し、「ハシュペッ(低木の中を流れる川)」または「アシペッ(切り立った川)」を語源とする説がある。

アイヌ語由来 水系由来
芦屋市 あしやし 兵庫県

芦屋の地名は、海辺・河辺の低湿地に茂るアシ(芦・葦)に由来する地形名とされます。古代には六甲山南麓の臨海低地一帯を指す広い呼称で、郷名・荘名・村名を経て1940年の市制施行で市名になりました。

動植物由来
芦屋町 あしやまち 福岡県

芦屋町の名は、かつて遠賀川の岸に何キロメートルも続いたアシの原にちなみ、アシで屋根を葺いた家が建つ場所を意味するとされます。港としては『日本書紀』に「岡水門」と見え、平安中期からは芦屋津として栄えました。

動植物由来
明日香村 あすかむら 奈良県

明日香村の地名は、古くは飛鳥地方の呼称に由来し、地形説や外来語説など複数の説があるとされています。行政名としては1956年の合併時に縁起のよい「明日香」が採用されました。

外来語由来 合併由来
網走市 あばしりし 北海道

「網走」はアイヌ語の「アパシリ」に由来するとされ、「入り口の地」「我らが見つけた土地」など複数の説が伝わる地名である。

アイヌ語由来
安平町 あびらちょう 北海道

安平町の地名は、アイヌ語の「アラピラペッ(ar-pira-pet)」などに由来し、「片側に崖のある川」「一面が崖の川」と解されます。町名は2006年の合併時に旧村名の安平を採用して定着しました。

アイヌ語由来
尼崎市 あまがさきし 兵庫県

「尼崎」は、海に関わる仕事に就く人々を表す「尼」と、海に突き出た場所を表す「崎」から成る地名で、漁民・海民の集落を意味したと考えられています。

水系由来
天城町 あまぎちょう 鹿児島県

町名は、徳之島町との境にある天城岳に由来するとされます。旧名の「雨気(あめぎ)」が転じて「天城」になったという伝承も伝わっています。

有田町 ありたちょう 佐賀県

「有田」の地名は「田または畑の有高」、すなわち田畑が豊富にある地域を表す古地名に由来する。町内を流れる有田川の名もこの地名に由来する。

粟島浦村 あわしまうらむら 新潟県

村名は、島名の「粟島」に由来し、浦は島の港や入り江を表す地名要素と考えられます。文献上は古くから「粟生」とも記され、縄文期からの人の営みがうかがえます。

水系由来
安堵町 あんどちょう 奈良県

古代〜中世の荘園名「安堵庄」に由来するとされ、もとは「アト」と呼ばれた低地の地名に、縁起のよい字を当てたと考えられています。

行政区画由来
飯田市 いいだし 長野県

「飯田」は「結いの田」、つまり共同で耕す田に由来するとされます。鎌倉時代の文献に見え、地形と共同労働の歴史が重なった地名です。

飯綱町 いいづなまち 長野県

町名は、町域のシンボルである飯縄山(飯綱山)に由来します。2005年に牟礼村と三水村が合併して成立した新しい自治体名です。

飯豊町 いいでまち 山形県

町名は、町域にまたがる飯豊山(飯豊連峰)に由来します。山名の「飯」が稲作信仰と結びつき、古くから信仰の山として崇敬されたことが背景にあります。

飯山市 いいやまし 長野県

飯山市の地名は、飯山城のあった場所が「飯を盛った山」のような形に見えたことに由来するとされます。中世には「飯山」の表記が見え、城下町として発展しました。

生駒市 いこまし 奈良県

生駒の地名は、古い語形「イコマ」に由来し、鹿がいる山を表す説や地形由来の説が伝わります。市名は生駒山の名を受け継いだものです。

動植物由来
石岡市 いしおかし 茨城県

石岡市の地名は、古代の茨城郡にあった茨城郷に由来するとされます。高台や崩落地を表す古い地名要素が転じた説が有力です。

行政区画由来
石垣市 いしがきし 沖縄県

石垣市の地名は、石が多い地形を表す「石垣」に由来すると考えられます。八重山の中心地として古くから集落が発達し、地名も地域の歴史とともに定着しました。

石巻市 いしのまきし 宮城県

石巻市の地名は、石が水流に巻かれるように見えた「石巻石」や、「伊寺水門」からの転訛など、港と川にまつわる説が伝わります。

水系由来 街道・交通由来
泉区 いずみく 宮城県

仙台市泉区の「泉」は、区名の由来となった泉ヶ岳にちなむとされます。自然に由来する瑞祥的な地名として受け止められています。

水系由来
泉崎村 いずみざきむら 福島県

泉崎村の地名は、村内にある泉の湧く崎状の地形に由来するとされます。古くから水に恵まれた土地柄を反映した地名です。

水系由来
泉佐野市 いずみさのし 大阪府

中世以来の村名「佐野」に旧国名の和泉を冠した地名で、伝承では「狭い原野」が転じたものとされています。

旧国名由来
いすみ市 いすみし 千葉県

地名は古くは伊自牟・伊甚などと記され、夷隅は「いじむ/いじみ」からの変化とされます。のちに難字の灊に代わって夷隅が用いられ、平成の合併でひらがなの市名「いすみ市」となりました。

出雲崎町 いずもざきまち 新潟県

出雲崎は、大国主命ゆかりの出雲の国に景観が似ていることから名づけられたと伝えられます。出雲との神話的な結びつきを背景にした地名です。

伊勢市 いせし 三重県

伊勢市の地名は、伊勢神宮の門前町である宇治・山田周辺を「伊勢」と呼んだ俗称に由来し、さらに古代の国名「伊勢国」にさかのぼると考えられています。語源としては「磯」や「五十瀬」に結びつける説もあります。

旧国名由来
磯子区 いそごく 神奈川県

磯子は、武蔵国久良岐郡の平子郷に由来し、平子氏の名が転じたとする説が有力です。海岸地形を表す「磯」と結びつける説も伝わります。

人名由来 行政区画由来
板野町 いたのちょう 徳島県

板野町の地名は、古代の郡名「板野」に由来し、低湿地や崩壊地形を表す語に結びつける説があります。郡名として古くから用いられ、周辺の古代交通路とも関わる地名です。

行政区画由来
板橋区 いたばしく 東京都

旧中山道と石神井川にかかる「板橋」という橋に由来する説が有力です。一方で、台地の端を表す地形由来の説もあり、由来は一つに定まっていません。

街道・交通由来 水系由来
伊丹市 いたみし 兵庫県

伊丹の語源には斎田並(イタナミ)説・板上(イタカミ)説・絲海(イトウミ)説などがありますが、『川辺郡誌』が「諸説区々にして信を置くに足るもの無く」と記すとおり定説はありません。文献上は治承4年(1180)の『山槐記』に「伊多美」と見えるのが初見で、中世の伊丹庄、近世の伊丹郷町、明治の伊丹町と受け継がれて市名となりました。

行政区画由来
板柳町 いたやなぎまち 青森県

板柳町の地名は、板状の土地や板屋根の家屋と柳の多い風景に由来するとされる。

動植物由来
市原市 いちはらし 千葉県

市原の地名は、古くは「市原郡」「市原郷」として見え、諸説あるものの、養老川の浸食地形や「いちいの繁茂する原野」などに由来するとされます。

水系由来 動植物由来
糸満市 いとまんし 沖縄県

地名の由来には諸説あり、古い史料では「いとまむ村」とも表記されました。漁業や海人に関わる語から転じたとする説が有力視されています。

水系由来
伊那市 いなし 長野県

伊那の地名は、伊那谷一帯を指す古い呼称に由来するとされ、井名・稲・畝などを語源とする諸説があります。市名としては近代以降に定着しました。

水系由来 人名由来
稲敷市 いなしきし 茨城県

稲敷市の地名は、旧郡名の「稲敷郡」に由来します。郡名の「敷」は、台地や低湿地などの地形を表す古い語と考えられています。

行政区画由来
猪苗代町 いなわしろまち 福島県

猪苗代町の地名は、古くは「猪鼻代」「猪名代」などとも書かれ、猪の鼻のように突き出した地形や、猪が多くいた土地に由来するとする説があります。

動植物由来
茨城町 いばらきまち 茨城県

茨城町の町名は、県名と同じく古代の茨城郡・茨城郷に由来すると考えられます。地名の原義は高台や崩落地を表す説があり、後世に当て字として「茨城」が用いられました。

行政区画由来
伊平屋村 いへやそん 沖縄県

伊平屋村の地名は、古くは「ゑひや(恵平屋)」と呼ばれた島々の名に由来します。琉球王国期の文献にも見え、島の呼称が村名として受け継がれました。

入間市 いるまし 埼玉県

市名は旧入間郡からの借用で、古くは「入間野」と呼ばれた地域名に由来します。語義は「入り込んだ谷間・低地」を表すとする説が有力です。

行政区画由来 命名経緯(公募)
岩泉町 いわいずみちょう 岩手県

岩の間から湧き出る泉に由来するとされる地名です。地形と水に結びついた、わかりやすい命名といえます。

水系由来
岩国市 いわくにし 山口県

岩国市の「岩国」は、岩の多い地形を表す「岩」と、国衙・郡などの行政区画を示す「国」を組み合わせた地名とされます。古くから錦川流域の要地として発展し、地名も地域の中心性を反映して定着しました。

行政区画由来
岩倉市 いわくらし 愛知県

岩倉市の地名は、新溝神社の巨石群に見られる「磐座(いわくら)」に由来するという説が有力です。ただし文献上の初出は中世で、語源には諸説があります。

磐田市 いわたし 静岡県

古代の郡名「磐田」に由来し、「岩石の多い場所」を意味すると考えられています。昭和15年の町名採用を経て、市名として受け継がれました。

行政区画由来
岩槻区 いわつきく 埼玉県

岩槻の地名は、岩をもって築いた城に由来するとされます。古くは「岩付」「岩築」とも書かれ、城下町としての歴史とともに定着しました。

寺社由来
岩出市 いわでし 和歌山県

紀の川沿いに珍しい形の岩が多く突き出していたことから「岩出」と呼ばれたとされます。もとは「巌出」とも表記され、のちに現在の字に改められました。

水系由来
岩手町 いわてまち 岩手県

岩手町の地名は、岩手郡に由来し、さらに岩手山の噴火で生まれた岩の多い地形にちなむと考えられています。

行政区画由来
岩内町 いわないちょう 北海道

岩内町の地名は、アイヌ語の「イワウナイ(硫黄の沢)」に由来する説が有力です。ほかに「山・川」や「軽石の多い川」とする説も伝わります。

アイヌ語由来 水系由来
岩沼市 いわぬまし 宮城県

岩沼市の地名は、鵜ヶ崎城(岩沼城)が岩質の地形と沼に囲まれていたことに由来するとされます。古くは「武隈」とも呼ばれ、地形と城下町の歴史が重なって現在の名が定着しました。

水系由来
上田市 うえだし 長野県

上田市の地名は、鎌倉末期に見える「上田荘」にさかのぼり、段丘上の田地、または段丘の上にある土地を意味すると考えられています。城下町として発展した上田城築城以前からの古い地名です。

行政区画由来
上野原市 うえのはらし 山梨県

桂川の河岸段丘上に発達した宿場町・市場町に由来する地名で、古くから甲州街道の要地として栄えました。市名は旧上野原町にちなみ、2005年の市制施行で上野原市となりました。

街道・交通由来 行政区画由来
うきは市 うきはし 福岡県

うきは市の「うきは」は、古代の地名「浮羽」に由来し、『日本書紀』にも見える古い地名です。水辺に浮かぶような地形を連想させる名と考えられています。

宇治市 うじし 京都府

宇治市の地名は、応神天皇の皇子・菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)に由来する説と、「内」を意味する地形語に由来する説が知られています。山に囲まれた地形から「うち」が転じたとする見方が有力です。

人名由来
宇治田原町 うじたわらちょう 京都府

古代の田原郷を受け継ぐ地名で、宇治の南にある田原の地を指したことに由来すると考えられます。中世には田原郷・田原庄の名で史料に現れ、宇治を冠して宇治田原となりました。

行政区画由来
宇陀市 うだし 奈良県

宇陀の地名は、古くは菟田・宇太・宇田などとも書かれ、境界や端を表す語に由来するとされます。水の神を祀る宇太水分神社や河川流域との関わりから、水辺の土地名としても解釈されています。

水系由来 行政区画由来
内灘町 うちなだまち 石川県

日本海と河北潟を隔てる砂丘地「内灘」に由来する町名です。もとは自然地名で、合併時にその名が町名として採用されました。

宇土市 うとし 熊本県

宇土市の地名は、宇土半島がもとは島で「浮土」と表したものが転じたという説や、細く長い谷を意味するという説がある。古くから宇土郡の名で見られる地名で、地形に由来する可能性が高い。

行政区画由来
宇部市 うべし 山口県

宇部市の地名は、ムベの繁茂地、海辺の景観、宇治部の部民集住などを由来とする諸説があります。古くは「むべ」「むへ」とも記され、のちに「宇部」の表記が定着しました。

動植物由来 人名由来
浦和区 うらわく 埼玉県

浦和の地名は、川や海辺の曲がりくねった「浦」から転じたとする説が有力です。縄文期から人が住み、江戸期には宿場町として発展しました。

水系由来
うるま市 うるまし 沖縄県

市名は沖縄の言葉で「サンゴの島」を意味する「うるま」に由来します。沖縄の雅名としても用いられ、海に面した景観の美しさを表す地名です。

動植物由来
嬉野市 うれしのし 佐賀県

「嬉野」の地名は鎌倉時代に「宇礼志野」として初出し、万葉語で端・末端を意味する「末(うれ)」に助詞「し」と「野」を組み合わせた地名が語源とされる。

水系由来
宇和島市 うわじまし 愛媛県

宇和島市の地名は、古くは板島と呼ばれた地域に由来し、宇和郡の立間郷などの地名変遷を経て定着したと考えられています。宇和荘に含まれたとする説や、伊但馬に由来する伝承もあります。

行政区画由来
江差町 えさしちょう 北海道

アイヌ語の「エサㇱウㇱ(e-sas-us)」などに由来するとされ、昆布が獲れる場所や岬が突き出した場所を表す説があります。

アイヌ語由来 動植物由来
枝幸町 えさしちょう 北海道

アイヌ語の「エサウシ」に由来し、岬のように頭を浜へ突き出した地形を表すとされます。コンブを意味する「エサシ」に由来する説もあります。

アイヌ語由来
恵庭市 えにわし 北海道

恵庭市の地名は、アイヌ語の「エエンイワ(e-en-iwa)」に由来し、「鋭くとがった山」を意味するとされる。現在の恵庭岳を指した名称が転訛して「恵庭」となった。

アイヌ語由来
海老名市 えびなし 神奈川県

海老名の地名は由来不明とされつつ、相模川の曲流地形や段丘崖にちなむ説が有力です。入江に大きな海老がいたという伝承もあります。

動植物由来
えびの市 えびのし 宮崎県

えびの市の名称は、霧島山麓に広がるえびの高原に由来するとされる。高原一帯のススキが火山ガスの影響で海老色(えびいろ)に染まる景観が語源と伝えられている。

動植物由来
えりも町 えりもちょう 北海道

アイヌ語の「エンルㇺ(enrum)」に由来し、「岬(突き出た頭)」を意味するとされます。別説として「エルㇺ(erum)=ネズミ」が転訛したとする説もあります。

アイヌ語由来
遠軽町 えんがるちょう 北海道

アイヌ語の「インカㇻウㇱイ(眺める・いつもする・ところ)」に由来し、瞰望岩の見晴らしの良さを表した地名です。

アイヌ語由来
大網白里市 おおあみしらさとし 千葉県

大網は「大きな網」を意味する地形・漁撈に関わる地名とされ、白里は白砂の海岸や里の景観に由来すると考えられています。合併で市名となった大網白里市は、旧来の地名を組み合わせた名称です。

合併由来
大石田町 おおいしだまち 山形県

最上川沿いの大きな自然石に「湯殿山」と刻まれた石碑があり、その大石が地名の由来になったと伝えられます。町の整備とともに広まった説で、最上義光による都市計画の記録にも見えます。

大分市 おおいたし 大分県

「大分」の地名は古代の「碩田(おおきた)」に由来し、景行天皇が「広大な国」と称えたことに始まる。「おおきた」が「おおきだ」→「おおいた」へと音便変化して現在の読みになった。

古典由来
大垣市 おおがきし 岐阜県

古くは「大柿」とも書かれ、洪水に悩まされた地で大きな堤防や垣を築いたことに由来すると考えられています。

水系由来
大阪狭山市 おおさかさやまし 大阪府

市名は旧来の地名「狭山」に由来し、狭山池や狭山丘陵にちなむと考えられます。明治期の狭山村・狭山町を経て、1987年の市制施行時に大阪狭山市へ改称されました。

水系由来
大阪市 おおさかし 大阪府

「大阪」は上町台地北端の坂道地帯を指した「小坂(おさか)」が「大坂」へ改称され、明治時代に縁起を考慮して「阪」の字に変えた地名。

歴史的事件由来
大崎上島町 おおさきかみじまちょう 広島県

大崎上島町は、町域の中心となる大崎上島の名に、旧大崎町・東野町・木江町の合併による新町名として「上島」を加えて成立しました。瀬戸内海の島しょ部に位置する地名で、島名をそのまま町名に継承したものです。

大鹿村 おおしかむら 長野県

大河原村と鹿塩村の合併で成立した合成地名で、両村名の一字ずつを取って「大鹿村」となりました。いったん分村したのち、町村制施行で再び復活しています。

合併由来
大島町 おおしままち 東京都

大島町の地名は、伊豆大島という島の名に由来し、オホは接頭語で「島」に近い意味を持つとされます。島名そのものを町名にした、比較的素朴な由来です。

大台町 おおだいちょう 三重県

町名は、町域にまたがる大台ヶ原山に由来すると考えられます。大台ヶ原の「大台」を採った地名で、山地景観と結びついた名称です。

太田市 おおたし 群馬県

太田市の地名は、古くは「大田」とも書かれ、古墳時代から良質な水田が広がる土地として知られたことに由来するとされます。肥沃な田地を表す地名で、農耕地としての性格が色濃く残る名称です。

大田市 おおだし 島根県

市名は『和名抄』に載る石見国安濃郡の「邑陀(おおた)郷」を継承したもので、1954年の市制施行時に旧大田町の町名がそのまま用いられました。「大田」は古代に開かれた広大な水田を指す地名とみられています。

行政区画由来
大野市 おおのし 福井県

古代の「大野郡」に由来し、広い野原や扇状地を表す「おおの」が地名のもとになったと考えられています。大沼郷との関連を指摘する説もあります。

行政区画由来
大野町 おおのちょう 岐阜県

町名は旧大野郡に由来し、古代の地名「大野」を受け継いだものです。明治30年の合併時に旧郡名にちなみ新たに命名されました。

行政区画由来
大衡村 おおひらむら 宮城県

大衡村の地名は、古代の郡名・地名に由来すると考えられています。宮城県内の古い地名の流れを受けた名称で、由来には地形や湿地に関わる説が知られます。

行政区画由来
大町町 おおまちちょう 佐賀県

「おおまち」の地名は諸説あり、干潟「大沼(おおぬま)」の縁を走る道「大沼路」が転訛したとも、広大な水田「大田」に由来するとも、聖岳の修験者が集った「待会」に由来するとも伝わる。

水系由来
大村市 おおむらし 長崎県

大村市の地名は古くは『大邑(おおむら)』と呼ばれた地域名に由来し、後にこの地を本拠とした大村氏の名として定着したとされる。

大山崎町 おおやまざきちょう 京都府

天王山の南麓に位置し、「山のさき」を意味する山崎が地名のもとになったとされます。古くは山城国と摂津国の境にあたる交通の要地でした。

街道・交通由来
岡垣町 おかがきまち 福岡県

岡垣町の地名は、古い地名の「岡」と「垣」を折衷して生まれたもので、小高い砂丘と松林に由来するとされています。自然の地形と人々の暮らしが結びついた町名です。

合併由来
岡崎市 おかざきし 愛知県

岡崎市の地名は、丘陵地の「崎」に由来し、岡の端にある地形を表したものと考えられています。古くは「オカサキ」「岡崎郷」と見え、地形由来の地名です。

岡谷市 おかやし 長野県

古代の官牧「岡屋牧」に由来するとされ、地名は「岡屋」「岡谷」などと表記されてきました。岡と谷の地形を表す名とみられ、諏訪湖畔の地勢と結びついた地名です。

岡山市 おかやまし 岡山県

「岡山」の地名は、1590年(天正18年)に宇喜多秀家が築城した場所にあった小高い丘「岡山」に由来する。「岡」は小高い丘を意味する言葉である。

隠岐の島町 おきのしまちょう 島根県

隠岐の島町の地名は、島後が島前の島々より沖合にあることから「沖の島」と呼ばれたことに由来するとされます。のちに「隠岐」の字が当てられ、現在の表記になりました。

方角由来
奥尻町 おくしりちょう 北海道

アイヌ語の「イクㇱタモシㇼ」または「イクㇱウンシㇼ」に由来し、「向こう側の島」を意味するとされています。

アイヌ語由来
小国町 おぐにまち 山形県

小国町の「小国」は、山間の独立した小さな地域を意味する「ヲグニ」に由来するとされます。柳田國男の説では、周囲から隔絶した上流の土地を指す地名で、置賜小国の地形的特徴とも重なります。

桶川市 おけがわし 埼玉県

地名は「沖側(おきがわ)」や「起き川(おきがわ)」に由来するという説があり、広々とした田畑や川の水源地を表したと考えられています。由来には諸説ありますが、いずれも地形や水に関わる説が有力です。

水系由来
越生町 おごせまち 埼玉県

平野と山地の接点にあり、尾根や峠を越える地勢に由来する「尾根越し(おねごし)」「尾越し(おごし)」が転じたとされます。難読地名として知られ、越生郷の古い地名も伝わります。

難読・特殊地名
忍野村 おしのむら 山梨県

忍野村は、1872年に忍草村と内野村が合併して成立した合成地名です。忍草の「忍」は、もとは湿地を表す「しぶ」系の語に由来するとされます。

合併由来 水系由来
小谷村 おたりむら 長野県

小谷村の地名は、平安末期の文献に見える「於他里」などの表記にさかのぼるとされ、のちに「小谷」の字が定着しました。谷あいの地形を表す当て字とみられます。

難読・特殊地名
小田原市 おだわらし 神奈川県

小田原の地名は、旧名「こゆるぎ」の誤読説や、「お・た・はら」に分解する説などが伝わります。湿田地帯や高くなった原野に由来するという見方もあります。

尾道市 おのみちし 広島県

『日本大百科全書』は、町並みが海に迫る「山の尾」のすそをはう「道」に由来すると説明しています。ほかにも説はありますが、確認できたのはこの説です。

帯広市 おびひろし 北海道

帯広の地名は、アイヌ語の「オペレペレケプ(川尻がいくつにも裂けているところ)」に由来するとされ、後に「オベリベリ」が転じて現在の「帯広」になった。

アイヌ語由来 水系由来
小平町 おびらちょう 北海道

アイヌ語の「o-pira-us-pet(河口に崖のある川)」に由来するとされ、小平蘂川河口北岸の丘を指した地名です。

アイヌ語由来 水系由来
御前崎市 おまえざきし 静岡県

駒形神社の御前に位置する崎(岬)を意味する説と、かつて御厩崎(うまやざき)と呼ばれたことが転じた説が伝わります。2004年の浜岡町との合併では、合併協議会で「全国的にも知られている」として御前崎市の名が提案され、全会一致で決まりました。

行政区画由来
小矢部市 おやべし 富山県

小矢部川の名に由来し、さらにその川名は上流の小矢部村や「小さな谷部」を意味する地名にさかのぼると考えられています。

水系由来
小山町 おやまちょう 静岡県

町名は、町域の中心集落である小山(おやま)に由来します。周辺の山地や谷地形の中で形成された集落名が、そのまま町名として定着しました。

行政区画由来
尾鷲市 おわせし 三重県

地名は「おわし」「おわしぇ」とも読まれた古い呼称に由来し、山の尾端にあることから生じたとする説などが伝わります。由来は確定していませんが、中世文書には「おハし」と見えます。

海田町 かいたちょう 広島県

平安末期の荘園「開田荘」に由来し、のちに海田市と呼ばれるようになった地名です。瀬野川河口の地形変化と宿駅・市場の発展が、現在の町名の背景にあります。

街道・交通由来 行政区画由来
加賀市 かがし 石川県

市名は旧国名の加賀に由来し、1958年の合併時に公募で採用されました。加賀国の名は古くから見えますが、その語源自体は「崖・傾斜地」など諸説あり、確定していません。

旧国名由来 命名経緯(公募)
各務原市 かかみがはらし 岐阜県

各務原市の地名は、古代の「各務」や「各牟」に由来し、鏡作部や渡来系豪族に結びつける説が知られています。市制施行時に「各務原(かかみがはら)」が正式表記として採用されました。

人名由来 行政区画由来
角田市 かくだし 宮城県

角田市の地名は、地形を表す「角」と、田が開けた土地を示す「田」に由来するとされます。周辺の地形や開墾の歴史を反映した地名と考えられています。

掛川市 かけがわし 静岡県

市名は市内を流れる逆川の古名「懸川」に由来するとされ、川の流れや崖地形を表した地名と考えられています。由来には複数説があり、古くから東海道の宿駅として記録されています。

水系由来 街道・交通由来
鹿児島市 かごしまし 鹿児島県

「鹿児島」の地名は、桜島が薩摩半島・大隅半島に「囲(かご)まれた島」であることに由来するという説が有力とされる。古くは桜島を指した地名が次第に対岸の地域全体に広がった。

動植物由来
笠間市 かさまし 茨城県

笠間市の「笠間」は、笠間盆地とそこに開けた12の里の形が、昔の人が雨のときにかぶった「すげ笠」に似ていることに由来すると市は説明しています。

鹿嶋市 かしまし 茨城県

鹿嶋市の地名は、船をつなぐ杭を意味する「カシ」と、周囲を水に囲まれた「シマ」からなるとする説が有力です。鹿島神宮のある聖地としての性格や、海・河口に近い地理条件とも結びつけて説明されています。

水系由来
鹿島市 かしまし 佐賀県

「鹿島(かしま)」の地名は、樫(カシ)の木が林立する州島「カシシマ」が転化したとする説が有力で、延喜式(927年)に「肥前国 鹿嶋馬牧」として初出する。

動植物由来
嘉島町 かしままち 熊本県

嘉島町の地名は、古くは「加島」とも書かれ、嘉島の「嘉」はめでたい意を持つ当て字と考えられます。町域は熊本平野南縁の沖積地にあり、水辺の地形と結びついた地名です。

水系由来
春日部市 かすかべし 埼玉県

春日部の地名由来は定説がなく、御名代部に由来する説と、川沿いの地形に由来する説が知られています。春日部氏起源説は成り立たないとされています。

水系由来 人名由来
交野市 かたのし 大阪府

交野市の地名は、片側が原野だった「片野」に由来する説が有力です。市内の天野川や星田には、星や七夕にまつわる伝説が色濃く残っています。

勝浦市 かつうらし 千葉県

勝浦市の地名は、勝占の忌部氏に由来する説が有力で、天然の良港を意味する「勝れた浦」などの説も伝わります。古くから漁業と港町として発展した地名です。

人名由来
葛飾区 かつしかく 東京都

「葛飾」は古い広域地名で、台地と低地が入り交じる土地の様子や、かずらの繁茂、狩場に由来するなど諸説あります。区名としては1932年に採用されました。

動植物由来 アイヌ語由来
かつらぎ町 かつらぎちょう 和歌山県

町名は町域北端の葛城山脈(和泉葛城山)にちなみ、合併時に県知事が命名したものです。古くは奈良県側の葛城に由来する地名とされます。

命名経緯(公募)
金沢区 かなざわく 神奈川県

金沢区の「金沢」は、古くは「かねさわ」とも読まれ、鎌倉時代に鍛冶職人が移り住んだことに由来する説が知られます。区内の朝比奈・大道・洲崎などは、鎌倉や金沢八景に結びつく歴史を今に伝えています。

金ケ崎町 かねがさきちょう 岩手県

「矩(カネ)が崎」、つまり直角に曲がった州崎を表す地名とされます。ほかに「川根が崎」の略で、扇状地の出崎を意味する説もあります。

金山町 かねやままち 福島県

金山町の地名は、町内に金山と呼ばれる山があったことに由来するとされます。周辺の山地地形を背景にした地名で、古くから地域の目印として用いられてきました。

釜石市 かまいしし 岩手県

釜をつくる石が多く産したことや、アイヌ語由来など複数の説がある地名です。釜に似た石や甲子川の釜状の石にちなむ説も伝わります。

アイヌ語由来
鎌ケ谷市 かまがやし 千葉県

地名の由来は定説がなく、釜形の谷や蒲・茅の生える谷などの説がある。中世の「蒲萱」表記との関連も指摘されている。

動植物由来
鎌倉市 かまくらし 神奈川県

鎌倉の地名は、山に囲まれた釜底状の地形に由来する説が有力です。ほかに屍蔵や神庫など、さまざまな伝承も伝わっています。

上峰町 かみみねちょう 佐賀県

「上峰」の名は、町北部にそびえる鎮西山などの峰々を仰ぐ平地の地形を表すとされ、古くは肥前国風土記に記された米多郷(めたごう)の地にあたる。

方角由来
神山町 かみやまちょう 徳島県

神領の大宜都比売命伝承や、山地を指す「神山」と呼ばれたことに由来するとされます。古くは上山・下山の村名も見られ、のちに現在の町名へ定着しました。

亀岡市 かめおかし 京都府

亀岡市は、もとは亀山と呼ばれ、明治2年に伊勢の亀山との混同を避けるため亀岡へ改称されたと伝えられます。亀山の名は明智光秀の時代にさかのぼるとする説が有力です。

歴史的事件由来 動植物由来
亀山市 かめやまし 三重県

「神山(かみやま)」が転じたとする説が有力で、忍山の神の山に由来するとされます。亀の形の丘陵にちなむという伝承や、石亀伝説も伝わります。

動植物由来
唐津市 からつし 佐賀県

「唐津」は「唐(大陸・朝鮮半島)への津(みなと)」を意味し、古代から大陸との交流の要衝として栄えた港湾都市に由来する地名。

街道・交通由来
軽井沢町 かるいざわまち 長野県

軽井沢町の地名は、古くは「かるいさわ」と呼ばれ、由来には「軽石沢」「枯井沢」「凍り沢」など複数の説があります。いずれも決め手に欠け、現在も定説はありません。

水系由来
軽米町 かるまいまち 岩手県

軽米町の地名は、焼畑用語の「カル」やアイヌ語由来など複数の説が伝わる地名です。崖地や流域、馬医にちなむ説もあり、由来は一つに定まりません。

アイヌ語由来
川越市 かわごえし 埼玉県

川越市の地名は、入間川を越える土地を表す「河越」や、氾濫で肥沃になった土地を表す「河肥」に由来するという説があります。中世には河越氏の名で知られ、のちに「川越」と表記されました。

水系由来 人名由来
川崎区 かわさきく 神奈川県

川崎区の地名は、多摩川河口のデルタ地帯に由来し、「川の先」や「川のほとり」を表すと考えられています。中世には「河崎荘」とも見え、のちに「川崎」と表記されました。

水系由来
川崎市 かわさきし 神奈川県

川崎市の地名は、多摩川河口近くのデルタ地帯に由来し、「川の先」または「川のほとり」を意味すると考えられています。中世の「河崎荘」にさかのぼる古い地名です。

水系由来
川崎町 かわさきまち 宮城県

川崎町の地名は、宮城県内の古い地名「宮城」に通じる湿地を表す語源説があり、地形に由来する可能性が高いとされています。

川島町 かわじままち 埼玉県

荒川・入間川・越辺川などに囲まれた低地にあることから、川の中の島を意味する地名と考えられます。古くは川島郷の遺称地ともされ、河川に囲まれた地形が名の由来です。

水系由来
川棚町 かわたなちょう 長崎県

「川棚」の地名は、町内を流れる川棚川に由来するとされる。川沿いに広がる棚状の段丘地形を表した地名と考えられている。

水系由来
河内長野市 かわちながのし 大阪府

市名は旧長野町に旧国名の「河内」を冠して成立したもので、長野は川沿いに長くのびる土地を指す地名とされます。

旧国名由来
河内町 かわちまち 茨城県

町名は、昭和30年(1955)に生板・源清田・長竿の3村が合併して成立し、のちに金江津村を加えて旧4か村となった河内村に由来します。利根川と新利根川に挟まれた水郷・低地の地域性を背景にした地名です。

水系由来
川根本町 かわねほんちょう 静岡県

町名は、旧来の「川根」と合併時の「本町」を組み合わせたものです。地名「川根」は、大井川の湾曲地にある階段状の地形や砂礫地に由来すると考えられています。

水系由来 合併由来
函南町 かんなみちょう 静岡県

町名は、箱根山の南に位置することに由来します。1889年の合併時に「箱根の南」を意味する名として採用され、のちに読みが「かんなみ」に統一されました。

方角由来
上牧町 かんまきちょう 奈良県

ゆるやかな丘陵地が放牧に適していたことから、「上の牧・下の牧」があった地として上牧の名が生まれたとされます。古代の宮廷の馬の放牧地に由来する地名と伝えられています。

動植物由来 方角由来
甘楽町 かんらまち 群馬県

甘楽町の地名は、古代の郡名「甘良(かんら)」に由来するとされ、渡来人との関わりを指摘する説や地形に由来する説があります。

行政区画由来
菊川市 きくがわし 静岡県

市名は市内を流れる菊川に由来します。前身に同名の菊川町がありましたが、2005年の小笠町との合併では公募を経て「菊川市」が選ばれ、その選定理由は名の元として旧町名を挙げず、川の名「菊川」から取った名前と説明しています。

水系由来 命名経緯(公募)
岸和田市 きしわだし 大阪府

建武元年に和田氏がこの地へ城を築き、「岸の和田氏」と呼ばれたことが岸和田の地名の起こりとされています。城下町として発展し、現在の市名として定着しました。

人名由来
木曽岬町 きそさきちょう 三重県

木曽岬町の地名は、木曽川河口東岸の岬状の地形に由来すると考えられます。木曽川に面した土地の形を表した呼び名が、そのまま町名として定着しました。

水系由来
北相木村 きたあいきむら 長野県

北相木村の地名は、古くは「阿江木(あえき)」とも記され、アヒ(間)・キ(接尾語)に由来して「谷間の地」を表すと考えられています。「北」は南相木に対する方角を示す名称です。

方角由来
北茨城市 きたいばらきし 茨城県

北茨城市の市名は、県名の「茨城」に県北端という位置を示す「北」を付けたものです。市域は多賀郡で茨城郡ではなく、古代の郡名を継承した市名ではありません。

方角由来
北大東村 きただいとうそん 沖縄県

北大東村の地名は、沖縄県の大東諸島にある北側の島・北大東島に由来します。大東諸島の位置関係を示す地名で、島名がそのまま村名になりました。

方角由来
北山村 きたやまむら 和歌山県

北山村の名は、村域が北山川流域の山間部にあることに由来すると考えられます。明治期に和歌山県へ編入され、現在は日本唯一の飛び地の村として知られます。

水系由来
喜茂別町 きもべつちょう 北海道

喜茂別町の地名は、アイヌ語の「キㇺオペッ(kim-o-pet)」に由来し、「山奥にある川」を意味するとされます。ほかに「キㇺウンペッ(kim-un-pet)」に由来する説もあります。

アイヌ語由来 水系由来
基山町 きやまちょう 佐賀県

「基山」の地名は奈良時代の『肥前国風土記』に「基肄之山(きのやま)」として記された山名に由来し、1889年に村名として正式に採用された古代からの地名。

京丹波町 きょうたんばちょう 京都府

町名は旧国名「丹波」に由来し、京都府内の丹波地域に位置することを示します。丹波は「たには」から転じたとされ、田庭・谷端などの説があります。

旧国名由来
鋸南町 きょなんまち 千葉県

鋸南町は、町の北にそびえる鋸山の南側に位置することから名づけられた地名です。町名は「鋸山の南」を意味する表現に由来します。

方角由来
霧島市 きりしまし 鹿児島県

霧島の名は、霧に包まれた霧島連山が島のように見えることに由来するとされます。天孫降臨の伝承に結びつく説も伝わっています。

古典由来
桐生市 きりゅうし 群馬県

桐生市の地名由来は、「桐が多く生える土地」や「霧の多い土地」などの説がありますが、決定的な定説はありません。中世に開かれた山間の要害地を示す地名とみられています。

動植物由来
久喜市 くきし 埼玉県

久喜の地名は、自然堤防などの小高い地形を表す説が有力です。ほかに「久木」の当て字や窪みを意味する説も伝わりますが、いずれも地形に由来すると考えられています。

久慈市 くじし 岩手県

久慈市の地名は、南北朝期から郡名として見られ、海食でえぐられて崩れた地形や、河口の船着場を表す語に由来するという説があります。

水系由来
串本町 くしもとちょう 和歌山県

串本町の地名は、アイヌ語・縄文語系の「ku-si-mo-to(渡し場の小さな海)」に由来するとする説があり、潮岬と大島に挟まれた地形と結びつけて説明されています。

アイヌ語由来
葛巻町 くずまきまち 岩手県

葛巻町の地名は、「葛の生えた牧場」を意味する「葛牧」や、傾斜地を崩して焼畑にした「葛蒔」に由来するという説があります。

動植物由来
玖珠町 くすまち 大分県

町名は、町内の伐株山(きりかぶさん)にまつわる伝説と結びつけて語られています。山の切り株の民話が「くす」の名の由来として伝えられています。

歴史的事件由来
国頭村 くにがみそん 沖縄県

国頭村の地名は、沖縄本島北端の「国の端」に位置することに由来するとされます。古くは琉球の北の境界を示す地名として理解されてきました。

方角由来
国見町 くにみまち 福島県

町名は「国を見はるかす町」という意味を込めて名付けられたとされます。阿武隈川流域の地形と、周囲を見渡せる地勢が由来に結びついています。

命名経緯(公募)
熊谷市 くまがやし 埼玉県

熊谷市の地名は、熊を退治したという説、神谷(くまけや)説、曲谷(くまがい)説など諸説あります。平安時代後期までにはすでに地名として成立していたと考えられています。

動植物由来
久万高原町 くまこうげんちょう 愛媛県

旧「久万」は山の奥や山あいの土地を表す語とされ、2004年の合併時に観光名でもあった「久万高原」を採って町名となりました。

熊取町 くまとりちょう 大阪府

熊取町の地名は、周囲を山地や丘陵に囲まれた谷・盆地の地形に由来するとされます。古くは「熊取野」「熊取荘」などの名でも知られ、伝承も残ります。

熊野市 くまのし 三重県

熊野市の「熊野」は、紀伊半島南部の熊野地方に由来する地名です。古くは「隈野」などの意味合いで、奥まった土地や山あいの地を表す説が知られています。

熊野町 くまのちょう 広島県

安芸郡の「隈(くま)」にある野原を意味する「くまの」が地名の由来とされます。のちに漢字表記が動物の熊に改められ、熊野となりました。

熊本市 くまもとし 熊本県

「熊本」は元来「隈本」と表記され、「隈(くま)」は川や山が曲がりくねった入り組んだ地形、「本(もと)」は中心地を指すとする地形説が有力。慶長12年(1607年)に加藤清正が新城の完成に合わせて「熊」の字に改めた。

歴史的事件由来
呉市 くれし 広島県

呉市の地名は、造船用材の「榑(くれ)」に由来する説が有力です。九つの峰を指す「九嶺」説などもありますが、地名辞典では榑木に関わる説がよく挙げられます。

動植物由来
黒部市 くろべし 富山県

黒部市の地名は、黒く深い山や川の景観を表す説、常緑樹の別名に由来する説、アイヌ語由来説などが伝わります。複数の説があり、決定的な定説はありません。

動植物由来 アイヌ語由来
桑名市 くわなし 三重県

桑名市の地名は諸説ありますが、豪族「桑名首」に由来する説が有力とされています。古くは『日本書紀』にも見える古い地名です。

人名由来 動植物由来
神崎町 こうざきまち 千葉県

神崎町の「神崎」は、地名辞典系資料では「かみ・さき(岬)」の転訛で、高い山が突き出した場所を表すとされます。町内には神崎本宿・神崎神宿などの関連地名も残ります。

甲府市 こうふし 山梨県

「甲斐国の府中(国の中心地)」を略した「甲府」に由来し、室町・戦国時代に武田氏が城下町として整備したことで定着した行政由来の地名である。

行政区画由来 旧国名由来
高野町 こうやちょう 和歌山県

「高野」の地名は高野山の開創より前から存在しました。空海が弘仁7年(816年)にこの地を請うた上表文に「平原の幽地あり、名づけて高野という」と見え、山中にひらけた高所の平坦地を指す地形語と考えられます。

広陵町 こうりょうちょう 奈良県

「広」は旧広瀬郡に由来し、「陵」は馬見丘陵地帯にちなむとされます。昭和30年の合併時に町名として採用され、自治体名になりました。

行政区画由来
郡山市 こおりやまし 福島県

郡山市の地名は、古代の行政区画である「郡」と、目印となる「山」を組み合わせたものとされ、安積郡の中心を示す地名として定着しました。

行政区画由来
古賀市 こがし 福岡県

市名は花鶴川の流域にあった古賀村の名を受け継いだものです。「コガ」の語義には入江を指す「江河」説、陸地を指す「クガ」説、国衙説などがあり、定説はありません。

水系由来 行政区画由来
古河市 こがし 茨城県

「こが」の語源には、未開地を意味する「空閑(くが)」の転訛、草原を意味する「カガ」の転訛、水辺で船をさおさすことを表す「滸找」など諸説あり、確定していません。

水系由来
九重町 ここのえまち 大分県

九重町の町名は、九重連山にちなむとされます。1955年の合併で成立し、山岳景観を背景にした地名として定着しました。

合併由来
越谷市 こしがやし 埼玉県

古くは「越ヶ谷」「腰ヶ谷」などと表記され、自然堤防上の土地や地形に由来する地名と考えられています。江戸期の越ヶ谷郷・越ヶ谷町を経て、現在の越谷市名に定着しました。

水系由来
小平市 こだいらし 東京都

小平市の地名は、中心となった小川村の「小」と、平坦な地形の「平」を合わせた合成地名と伝えられています。明治22年の小平村成立に由来し、武蔵野台地の平らな地勢をよく表しています。

合併由来
五島市 ごとうし 長崎県

五島市の名称は五島列島に由来し、古くは主要な五つの島々を指した「五島」の名を受け継いでいる。市名は2004年の市町合併時に採用された。

合併由来
駒ヶ根市 こまがねし 長野県

「駒ヶ岳の麓のまち」という意味から名づけられ、昭和29年の市制施行時に命名されました。中央アルプスの山麓に位置する地勢を反映した地名です。

小牧市 こまきし 愛知県

小牧山を目標に舟が帆を巻いた「帆巻」が転じたとする説と、馬市に由来する「駒来」説が伝わりますが、由来は確定していません。

街道・交通由来
菰野町 こものちょう 三重県

マコモやクサヨモギが生い茂る原野を切り開いて村づくりが始まったことから、「こもの」と名づけられたと伝わります。地名表記は薦野・古茂野・菰野などが用いられてきました。

動植物由来
小諸市 こもろし 長野県

小諸市の地名は、古くは「大村」「小村」から「大室」「小室」を経て「諸」へ転じたと考えられています。浅間山南西麓の地形や古代の牧場に由来する説が有力です。

行政区画由来
さいたま市 さいたまし 埼玉県

古代に「前玉(さきたま)」と呼ばれた湿地帯の地形に由来する地名で、「先(突き出た場所)」と「玉(水が溜まる)」が組み合わさり、水辺のそばを意味する。

命名経緯(公募)
蔵王町 ざおうまち 宮城県

町名は、蔵王山に勧請された蔵王権現に由来すると伝えられます。町内の矢附には源義家の矢にまつわる地名伝説も残ります。

堺区 さかいく 大阪府

堺区の地名は、昔この地が和泉国と摂津国の境にあったことに由来します。区内の町名には、港町・織物・寺社・職人など堺の歴史を映す由来が多く残ります。

旧国名由来
堺市 さかいし 大阪府

旧摂津国・旧和泉国・旧河内国の三国の境に発展したことから「堺」と呼ばれるようになったといわれます。市名は境界の地という地理的特徴に由来します。

旧国名由来
坂出市 さかいでし 香川県

坂出市の地名は、『南海通記』を典拠とする説が知られ、坂の出入り口にあたる地形に由来すると考えられています。

坂城町 さかきまち 長野県

坂城町の地名は、千曲川沿いの坂のある城下・宿場の地形や、古くは「坂木」と表記された歴史に由来すると考えられています。町内の「ねずみ」地名には、番所の見張りにちなむ説や民話に由来する説も伝わります。

街道・交通由来
佐賀市 さがし 佐賀県

『肥前国風土記』は「佐賀」の起源として、日本武尊が楠の繁茂を見て「栄の国」と呼んだ説と、佐嘉川の荒ぶる神を鎮めた賢女にちなむ説の2つを伝える。ほかに坂・逆・洲処の転訛説もある。

古典由来 歴史的事件由来 水系由来
酒田市 さかたし 山形県

酒田市の地名は、古くは「砂潟」「坂田」とも書かれ、砂地の干潟や狭い潟、傾斜地の田などを表す地形由来と考えられています。後に好字として「酒田」の字が当てられました。

水系由来
坂町 さかちょう 広島県

坂町の地名は、古くから「坂村」として見えることから、地形に由来する可能性が高いと考えられます。周辺の山がちな地形を背景にした坂地形の呼称が定着したものとみられます。

坂戸市 さかどし 埼玉県

市名は、中心集落の坂戸に由来し、地名は坂戸判官教明が当地に住したことにちなむと伝えられます。古くから日光脇往還の要地として発達した地名です。

人名由来
坂祝町 さかほぎちょう 岐阜県

坂祝町の地名は、町内の坂祝神社に由来するとされます。古くは「坂祝(さかはふり)神社」と記され、地名の起源になったと伝えられています。

寺社由来
相模原市 さがみはらし 神奈川県

相模原市の地名は、旧国名の「相模国」と相模原台地に由来するとされます。市名は合併時に県側の提案で決まったとされ、相模の語源には諸説あります。

旧国名由来
桜井市 さくらいし 奈良県

「桜の井」と呼ばれた井戸に由来する説があり、地形にちなむとする見方もあります。市の紹介では、履中天皇の稚桜の説話とも結び付けて説明されています。

動植物由来 水系由来
篠栗町 ささぐりまち 福岡県

地名は「小さく裂け分かれたような地形」を表すとされ、篠栗は「ささくれ」と同系の語源と考えられています。室町期にはすでに地名が見え、江戸期には勢門河内の一部として記録されています。

佐世保市 させぼし 長崎県

佐世保の地名は諸説あるが、狭い川瀬を意味する「狭瀬」と中世の行政単位「保」が結びついたとする説や、シャシャンボの古名「サセブ」に由来する説が広く知られている。

動植物由来 行政区画由来
佐那河内村 さなごうちそん 徳島県

地名の「佐那」は棚田を意味する古い語とされ、村の地形や稲作の歴史と結びつけて説明されます。古くは「佐那県」「佐長村」などの伝承もあります。

鯖江市 さばえし 福井県

鯖江の地名は、鯖の尾に似た「佐婆矢」から転じたという伝承や、「鯖」と「深江」の「江」を取ったとする説が伝わります。

水系由来
狭山市 さやまし 埼玉県

市名は、周囲の山々に狭く長い地形が連なることから「狭山」と呼ばれたとする説が知られます。江戸名所図会に見える説明が代表的です。

塩尻市 しおじりし 長野県

塩尻市の地名は、塩を運ぶ「塩の道」の終点で「塩の尻(終わり)」になったことに由来すると伝えられます。ほかに、狭まる谷の出口を表す地形由来説もあります。

街道・交通由来
四條畷市 しじょうなわてし 大阪府

四條畷市の名は、南北朝期の古戦場「四条縄手(畷)」に由来する説と、四條畷神社の名が広まって市名になった説が伝わります。

歴史的事件由来 寺社由来
静岡市 しずおかし 静岡県

明治2年(1869年)に「府中」から改称された際、近くの賤機山(しずはたやま)に因んで「賤ヶ丘」とする案が「賤(いやしい)」を理由に修正され、「静岡」と命名された。

歴史的事件由来 命名経緯(公募)
渋谷区 しぶやく 東京都

渋谷の地名には、塩谷が転じた説、渋谷重家に由来する説、渋色の川や谷地形にちなむ説など複数あり、定説はありません。

水系由来 人名由来
士幌町 しほろちょう 北海道

アイヌ語の「シュウウォロー」が転訛したとされ、広大な土地を表す地名と伝えられています。町名は十勝の開拓史の中で定着しました。

アイヌ語由来
志摩市 しまし 三重県

志摩市の「志摩」は、志摩半島周辺に島が多いことから生まれた地名で、古くは志摩国・志摩郡の名として見えます。市名は旧志摩郡に由来します。

行政区画由来 旧国名由来
島原市 しまばらし 長崎県

島原の地名は古くは『嶋原』とも記され、島状の地形や海辺の平地を意味する地形由来の名称と考えられている。中世にはすでに地名として定着していた。

島牧村 しままきむら 北海道

アイヌ語の「スマコマㇰイ(suma-ko-mak-i)」に由来し、「背後に岩がある」を意味するとされています。地形を表す語が転化した地名です。

アイヌ語由来
下田市 しもだし 静岡県

伊豆半島南東端の海辺にあることから「下手の田」、すなわち低い場所の田地を意味する「下田」に由来するとされます。古くから良港として栄え、地名は地形と港町としての歴史の両面を映しています。

方角由来
小豆島町 しょうどしまちょう 香川県

小豆島町の名は、島名「小豆島」に由来し、「しょうど」は「小豆」の音読みが転訛したものとされます。小豆の産地説と、崖の多い地形に由来する説が伝わっています。

動植物由来
白岡市 しらおかし 埼玉県

白岡の地名は、貝塚の貝殻が光る岡に見えたという説や、白い鳩が舞った白い岡に由来するという説などが伝わっています。

動植物由来 歴史的事件由来
白鷹町 しらたかまち 山形県

白鷹町の町名は、町内の白鷹山に由来するとされます。白鷹山の名は、山形県の地名由来資料でも山の名として扱われ、地域の象徴的な山名が町名に受け継がれました。

白石市 しろいしし 宮城県

白石市の地名は、白石城の城下町として知られる「白石」に由来します。白い石が目印となった地名とされ、地域の歴史と深く結びついています。

紫波町 しわちょう 岩手県

北上川流域の地形や、志賀理和気神社・志和稲荷神社に由来する説などが伝わる地名です。古くは「志和」「斯波」「子波」などの表記も見られます。

寺社由来
新上五島町 しんかみごとうちょう 長崎県

「上五島」は五島列島のうち北部(上側)にある島々を指し、2004年に南松浦郡5町が合併して新設された際に「新」を冠して「新上五島町」と命名された。

方角由来 行政区画由来
神石高原町 じんせきこうげんちょう 広島県

町名は、旧来の「神石(じんせき)」の呼称に高原地帯の地勢を組み合わせて成立したものです。神石の由来には「亀石」から転じた説と、「神の石」を祀る信仰に由来する説があります。

合併由来
榛東村 しんとうむら 群馬県

榛名山の東麓に位置することから「榛東」と名づけられたとされます。合併後の新村名を公募して採用した、比較的新しい地名です。

方角由来 命名経緯(公募)
新得町 しんとくちょう 北海道

新得町の地名は、アイヌ語の「シットク(sitok)」に由来し、新得山が山の突出部を肘のように見せる地形を表したとされます。別説として「シントコ(sintoko)」に由来する説もあります。

アイヌ語由来
吹田市 すいたし 大阪府

「次田(すきた)」が音変化して「すいた」となり、のちに「吹田」の字が当てられたと考えられています。湿地や水田に由来する説も伝わります。

水系由来
須坂市 すざかし 長野県

須坂市の地名は、古くは「墨坂」と書かれた地名が転訛したものとされ、墨坂神社との関わりが指摘されています。奈良の墨坂伝承とも結びつく、古い由来をもつ地名です。

寺社由来
裾野市 すそのし 静岡県

富士山の裾野に位置することから名づけられた市名です。山麓の緩やかな傾斜地を意味する「裾野」に由来します。

須磨区 すまく 兵庫県

須磨は「摂津国の西南の隅」が転じた地名とされ、海岸と山地が迫る地形を表したものと考えられています。

駿河区 するがく 静岡県

駿河区の区名は、旧国名「駿河」に由来します。さらにその「駿河」は、富士川の急流や砂州など、地形に関わる説が複数伝わっています。

旧国名由来 水系由来
諏訪市 すわし 長野県

諏訪市の地名は、諏訪湖を「洲端(すは)」とみる説が有力で、湖の洲の端にある地形に由来すると考えられています。古くは「スハ」と読まれ、諏訪・諏方・州羽などの表記がありました。

水系由来
関ケ原町 せきがはらちょう 岐阜県

不破関のあった原野を意味する地名で、古代の関所「不破関」に由来するとされます。関ケ原の戦いの舞台としても知られ、交通の要衝として発展しました。

街道・交通由来
関市 せきし 岐阜県

関所が置かれた地に由来するという説が有力ですが、川をせき止めた場所や狭い地形を表す「セキ」に由来するとも考えられています。

街道・交通由来
世田谷区 せたがやく 東京都

世田谷区の「世田谷」は、古い「瀬田」や「瀬戸」に通じる地名が転じたものとされ、谷の多い土地を表したと考えられています。区内には用賀など由来不詳の地名もあり、複数の説が伝わっています。

瀬戸市 せとし 愛知県

地名は、山間の狭い流れが開ける「瀬戸」や、陶器を焼く場所を意味する「陶処(すえと)」に由来するとされます。市名は古くから陶器の産地として知られた土地柄とも深く結びついています。

水系由来
瀬谷区 せやく 神奈川県

瀬谷区の地名は、周辺の谷地形を表す「谷」に由来するとされます。古くからの地形を反映した、土地の成り立ちを示す区名です。

仙北市 せんぼくし 秋田県

郡名「仙北」に由来する。横手盆地の雄勝・平鹿・山本の三郡を「山北(せんぼく)三郡」と総称したことによる。

方角由来
袖ケ浦市 そでがうらし 千葉県

弟橘媛の袖が海岸に流れ着いたという伝説に由来するとされ、東京湾の入り江や岬の形にちなむ説も伝わります。市名は旧袖ヶ浦町から市制施行後に継承されました。

古典由来
曽爾村 そにむら 奈良県

古くは『古事記』の「蘇邇」などに見える地名で、石礫の多い足場の悪い土地を表すとされます。村名はこの古い地名に由来し、難読ながら歴史の深い名称です。

難読・特殊地名
大山町 だいせんちょう 鳥取県

大山町の地名は、町域にそびえる大山に由来します。古くから信仰の山として知られ、地域の歴史や文化の中心となってきました。

台東区 たいとうく 東京都

台東区の名称は、上野の高台を表す「台」と、上野の東に位置する浅草などを表す「東」を組み合わせた瑞祥的な新命名です。文字の意味と地勢の両方が込められています。

合併由来 方角由来
太白区 たいはくく 宮城県

太白区の名は、区内の象徴である太白山に由来します。区名選定では「南区」案もありましたが、方角名を避けて地域の象徴を採ったとされています。

命名経緯(公募)
高石市 たかいしし 大阪府

高石市の地名は、高師浜(たかしのはま)に由来し、古くは「高脚」とも書かれた海岸の美称とされています。岩石の多い海岸を表す語から転じたとする説が有力です。

水系由来
高砂市 たかさごし 兵庫県

「たかさご」はもともと「高い砂丘」を意味する普通名詞で、加古川河口の西岸に砂が堆積してできた地形を指した名と考えられています。平安初期の『経国集』に播磨の地名として現れ、歌枕・謡曲「高砂」で広く知られました。

高島市 たかしまし 滋賀県

旧高島郡の名を受け継ぐ市名で、古くは『万葉集』『和名抄』にも見える「太加之萬」に由来すると考えられます。三尾国の高島宮にちなむ説もあります。

行政区画由来
高千穂町 たかちほちょう 宮崎県

高千穂の名は天孫降臨神話に結び付けられるほか、高所を意味する古い地名に由来するとする説もある、神話と自然が融合した地名である。

古典由来
多賀町 たがちょう 滋賀県

多賀町の「多賀」は、古くは「多珂」とも書かれ、「タカ」の転で高くなった場所を意味すると考えられています。町名は多賀大社の門前地としての歴史とも深く結びついています。

高槻市 たかつきし 大阪府

「高槻」は、古くは「高月」とも書かれ、高い槻の木(ケヤキ)のそばに本陣が置かれたことから現在の表記になったと伝えられます。地名の元には、神社名に由来する説や地形由来の説もあります。

動植物由来 寺社由来
高取町 たかとりちょう 奈良県

高取町の名は、高取山に築かれた高取城と、その山名に由来します。山名は古くは「鷹鞭山」とも呼ばれ、鷹や神に通じる語とする説も伝わります。

高鍋町 たかなべちょう 宮崎県

高鍋町は古くは「財部(たからべ)」と呼ばれ、戦国末期から近世初頭にかけて「高鍋」の名が用いられるようになった城下町である。

高根沢町 たかねざわまち 栃木県

高根沢町の地名は、地形を表す「高根」と、沢地を示す「沢」が組み合わさったものと考えられます。周辺の起伏や水辺の地勢を反映した地名です。

水系由来
高萩市 たかはぎし 茨城県

高萩市の地名は、市内にある萩の多い高台の地形に由来するとされます。市の花にも萩が選ばれており、土地の特徴をよく表した地名です。

動植物由来
高畠町 たかはたまち 山形県

高畠町の地名は、町内にある高い畠地や高台の開けた土地を連想させる地形的な名と考えられます。町は「まほろばの里」とも呼ばれ、扇状地に拓けた豊かな土地柄が特徴です。

高浜市 たかはまし 愛知県

高浜市の地名は、衣浦湾岸の高くなった浜辺を意味する地形由来と考えられています。文献上の初見は1409年で、古くから「高浜郷」として知られていました。

水系由来
高浜町 たかはまちょう 福井県

町名は「高い浜」を意味する形状地名とされ、台地の端が高く立つ海岸を表したと考えられます。中世以来の地名が受け継がれ、若狭高浜の海辺の景観とも結びついています。

水系由来
高原町 たかはるちょう 宮崎県

高原町の地名は、神々の住む場所とされる「高天原(たかまがはら)」に由来すると伝えられる一方、古くから広がる原野地形に由来する説もみられる。

古典由来
田上町 たがみまち 新潟県

「田上」は水田地帯の上方・丘陵寄りの高台に由来する地形地名。越後平野(水田)と新津丘陵(山地)の境に位置する地形がそのまま名に反映されている。

方角由来
高森町 たかもりまち 熊本県

高森町の「高森」は、周囲より高く森のように見える地形に由来すると考えられます。町内には神話や民話に結びつく地名も多く残っています。

高森町 たかもりまち 長野県

高森町の地名は、町内にある「高い森」や、周囲より高く見える森・台地状の地形に由来すると考えられます。地域の景観を表す素朴な地名として定着しました。

高山市 たかやまし 岐阜県

高山市の地名は「高い山」の意味とする説のほか、「多賀山」が転じたとする説が有力です。城と地名の変遷を経て、江戸時代から見られる名称として定着しました。

高山村 たかやまむら 群馬県

村名は、村域にある高い山地や山並みを表す「高山」に由来すると考えられます。周囲の山地景観を反映した地形由来の地名です。

高山村 たかやまむら 長野県

高山村の地名は、旧村名の高井村に由来する明治期の村名整理の結果として定着したものです。周辺の高井野郷・山田郷など、山地と高原の地形を背景にした地域名として受け継がれました。

合併由来
宝塚市 たからづかし 兵庫県

「宝塚」は、そばで物を拾うと必ず幸せがあると伝えられた塚の名です。1680年の検地帳に川面村の字名として現れ、1887年開業の宝塚温泉によって広域の地名となり、1951年の町名、1954年の市名になりました。塚の所在地は市内に3か所の言い伝えがあります。

多気町 たきちょう 三重県

郡名の「多気」を町名に採用したもので、語源には高くなった所を表す地形語や、竹の生育地、古語の「多木」などの説があります。

行政区画由来 動植物由来
多治見市 たじみし 岐阜県

多治見市の地名由来には複数の説があり、古代の部民名や皇子に由来する説、地形や川の流れに由来する説などが伝わります。いずれも決定説はなく、由来の確定していない地名です。

人名由来 動植物由来
田子町 たっこまち 青森県

田子町の地名は、アイヌ語で「小高い丘」を意味する「タプコプ」に由来する説が最も有力です。町内にはアイヌ語起源とみられる地名も多く残っています。

アイヌ語由来
たつの市 たつのし 兵庫県

『播磨国風土記』に見える「立野」が転じたとされ、龍野の地名は野に立ち並んだ故事に由来すると伝えられます。

古典由来
立科町 たてしなまち 長野県

町名は蓼科山麓の「蓼科」に由来しますが、当用漢字に「蓼」がなかったことや、古くは立科山と呼ばれたことから「立科」の字が採られました。

命名経緯(公募)
館山市 たてやまし 千葉県

館山市の地名は、城山に領主の館があったことから「館の山」と呼ばれたのが由来とされます。里見氏の城下町として発展し、昭和14年の市制施行時に市名として採用されました。

立山町 たてやままち 富山県

日本三霊山の一つである立山にちなむ町名です。町名は、古くから信仰の対象だった立山の名を受け継いだものと考えられます。

田辺市 たなべし 和歌山県

熊野街道の要衝として古くから知られた田辺の地名で、平安時代の記録にも見える古い地名です。語源は明確ではありませんが、周辺の田地や地形に由来する説が有力です。

田野町 たのちょう 高知県

田野町の地名は、奈半利川の治水と開墾によって生まれた「田野郷」に由来すると伝えられます。原意は段丘状の地形を表す「棚」に関わるとする説もあります。

水系由来 歴史的事件由来
田野畑村 たのはたむら 岩手県

田野畑村の地名は、「畑のある土地」または「撓(タ)わの畑」を意味するとされ、盆地状の地形や畑地に由来する可能性があると伝えられています。

丹波山村 たばやまむら 山梨県

丹波山村の「丹波」は、丹波川の名に由来し、山中の平坦地や谷あいを表す古い地名要素「タバ」に結びつくと考えられています。多摩川源流域の地名として、地形を反映した名称です。

水系由来
田原市 たはらし 愛知県

平安時代中期ごろ、熊野修験者が当地に流入し、紀伊国の地名にちなんで集落名をつけたことが由来とされます。なお「原」は、丘陵地の樹木の育たない土地を指す語です。

歴史的事件由来
丹波篠山市 たんばささやまし 兵庫県

篠山の地名は、築城をきっかけに定着したとされ、「笹の山」説と「神聖な場」を意味する説が伝わります。2019年に市名へ「丹波」を冠し、丹波篠山市となりました。

旧国名由来 動植物由来
丹波市 たんばし 兵庫県

丹波市の市名は、旧国名の「丹波」に由来します。語源は「田庭」や赤米にちなむ説など諸説あり、定説はありません。

旧国名由来
茅ヶ崎市 ちがさきし 神奈川県

茅ヶ崎市の地名は、古くは「千ヶ崎」「千賀崎」などとも書かれ、茅が生い茂る岬状の地形を表したと考えられています。相模湾に面した海岸地形に由来する地名です。

動植物由来
千曲市 ちくまし 長野県

千曲市は千曲川の名を採った新しい市名で、川の蛇行や崖・湿地を表す語に由来する説があります。旧更埴市・戸倉町・上山田町の合併で成立しました。

水系由来
千歳市 ちとせし 北海道

千歳市の地名は、もともとのアイヌ語地名「シコツ」を改称したもので、「鶴は千年、亀は万年」の故事にちなみ「千歳」と名付けられた。

アイヌ語由来 古典由来
知名町 ちなちょう 鹿児島県

「知名(チナ)」は島言葉(シマムニ)で「ジンニャ」と呼ばれ、「キナ(焼畑を行う場所)」を語源とする。大山の南に位置し日当たりが良く、沖永良部島内最大規模の焼畑耕作地だったことに由来する。

茅野市 ちのし 長野県

茅野市の地名は、茅(かや)の生える野を意味する「茅野」に由来し、駅名を町名に採ったことから市名として定着しました。

動植物由来 街道・交通由来
千葉市 ちばし 千葉県

語源は未詳とされるが、茅が生い茂る土地「茅生(ちぶ)」が転じた説や、下総台地の崖地を意味する地形語源説が有力候補として挙げられる。

動植物由来
つくば市 つくばし 茨城県

市名は『風土記』に見える筑波岳(筑波山)に由来し、山尾根の端に突出した地形を表すと考えられています。漢字の誤読を避けるため、ひらがな表記が採用されました。

津島市 つしまし 愛知県

津島市の地名は、津島川(現・天王川)東岸の自然堤防上に形成された集落に由来すると考えられます。中世には「津嶋」の表記がみられ、港や川筋に関わる地名として定着しました。

水系由来
対馬市 つしまし 長崎県

対馬市の名称は古代から使われる『対馬』に由来する。語源には『津(港)の島』を意味する『津島』が転じたとする説が有力で、大陸との交流拠点であった地理的特徴を表している。

街道・交通由来
都農町 つのちょう 宮崎県

都農町の地名は古代の日向国児湯郡「都農郷」に由来し、古くは「津野」とも表記された。港や人々の集まる場所を意味する説、高まりのある地形を示す説などが伝えられている。

行政区画由来 街道・交通由来
鶴岡市 つるおかし 山形県

鶴岡市の地名は、鶴岡城の周辺に広がる「鶴のいる岡」のような景観に由来するとされます。市内の旧町名には、赤川の流路や原野、神社名などにちなむものが多く残ります。

動植物由来
敦賀市 つるがし 福井県

敦賀市の地名は、古くは角鹿(つぬが)と呼ばれ、敦賀半島が角のように突き出した地形に由来する説が有力です。のちに好字として「敦賀」の字が当てられました。

人名由来
鶴ヶ島市 つるがしまし 埼玉県

鶴ヶ島市の地名は、湿原の中の島状の地に鶴が巣をつくったという伝承に由来するとされます。近世の小字名にちなむとする見方もあります。

動植物由来 水系由来
つるぎ町 つるぎちょう 徳島県

町名は剣山(つるぎさん)にちなむとされ、町域も剣山の北麓に広がります。2005年に半田町・貞光町・一宇村が合併して成立しました。

都留市 つるし 山梨県

都留市の「都留」は、富士山の裾野に蔓が伸びる様子や、鶴が多くいたこと、流れに由来する語感など、複数の説が伝わる地名です。

動植物由来 水系由来
手稲区 ていねく 北海道

手稲区の地名は、アイヌ語の「テイネィ(teyne-i)」に由来し、「濡れているもの」や湿った土地を意味するとされます。開拓前の低湿地帯の様子を表した地名です。

アイヌ語由来
弟子屈町 てしかがちょう 北海道

弟子屈町の地名は、アイヌ語の「テㇱカカ」に由来するとされ、岩盤が川を横切る場所や、その岸を表すと考えられています。

アイヌ語由来 水系由来
天栄村 てんえいむら 福島県

1955年の合併で成立した村名は、村の中央にそびえる天栄山に由来します。地名は山名を採ったもので、村域の象徴的な地形が名前のもとになっています。

東金市 とうがねし 千葉県

地名は「鴇が根(ときがね)」に由来するとされ、最福寺背後の山嶺がトキの頭に似ることから転訛したという説が有力です。江戸期には徳川家康の御成を機に「東金町」と称したと伝えられます。

動植物由来 歴史的事件由来
東峰村 とうほうむら 福岡県

旧小石原村と旧宝珠山村の合併により誕生した村名で、村内の東にある峰々の景観を踏まえて名づけられました。自然豊かな山あいの地形を表す地名です。

方角由来
遠野市 とおのし 岩手県

遠野市の地名は、「中心地から見て遠い場所」を意味する説と、アイヌ語の「ト(湖)・ヌプ(丘)」に由来する説が伝わっています。

アイヌ語由来
ときがわ町 ときがわまち 埼玉県

平成18年の合併で誕生した町名で、旧都幾川村と玉川村を流れる都幾川にちなみます。都幾は「都幾山」から、さらに「ツキ(高くなった所)」に由来すると考えられています。

水系由来
土岐市 ときし 岐阜県

土岐市の「土岐」は古代の郡名に由来し、地形語の「とち」と同系で切り立った崖や急斜面を表すとする説が有力です。ただし由来には諸説あり、確定的な説明は残っていません。

行政区画由来
徳島市 とくしまし 徳島県

「徳島」は天正13年(1585年)に蜂須賀家政が吉野川河口の三角州に城を築いた際に命名した地名。旧称「渭津」から改名し、「島」は川に囲まれた三角州の地形を、「徳」は縁起の良い美称を表す。

水系由来 歴史的事件由来
常滑市 とこなめし 愛知県

地名は、粘土層が露出して地盤が滑らかだったことから「床滑(とこなめ)」と呼ばれたとする説が有力です。万葉集にも見える古い地名で、常滑焼の産地としても知られます。

土佐市 とさし 高知県

市名は旧国名の「土佐」に由来し、古くから地域を代表する呼称がそのまま自治体名として用いられました。語源については「門狭(とさ)」やアイヌ語説など複数の説があります。

旧国名由来 アイヌ語由来
豊島区 としまく 東京都

区名は古代の武蔵国豊島郡に由来し、郡名を受け継いで昭和7年に誕生しました。由来には「高所の島」や「豊かな島」などの説があります。

行政区画由来
十島村 としまむら 鹿児島県

「十島」は、かつてトカラ列島の島々を総称して呼んだ「川辺十島」に由来します。明治期に村制が施行され、のちに現在の読みである「としまむら」として定着しました。

戸田市 とだし 埼玉県

戸田市の「戸田」は、近世の通称に由来し、「ト(高所)」+「タ(接尾語)」や湿地を表す地名とする説があります。古くは「土田」と書かれた例も見られます。

栃木市 とちぎし 栃木県

栃木市の地名は、神明宮の千木にちなむ「十千木」説やトチノキに由来する説などがあり、確定していません。県名の由来にもなった歴史ある地名です。

動植物由来
飛島村 とびしまむら 愛知県

近世の新田名に由来し、「飛び離れた島」を意味する地名とされます。干拓前の地形を表した呼び名が、現在の村名として定着しました。

砥部町 とべちょう 愛媛県

砥部町の地名は、町内で産出した砥石や陶土に由来すると考えられ、砥部焼の産地としての歴史とも深く結びついています。

苫前町 とままえちょう 北海道

アイヌ語の「トマ・オマ・イ(toma-oma-i)」に由来し、「エゾエンゴサク・ある・ところ」を意味するとされます。別説として「岬・にある・入江」を意味する説もあります。

アイヌ語由来 動植物由来
登米市 とめし 宮城県

登米市の「登米」は、古い「遠山(とおやま)」に由来する説が有力で、のちに「米が登る」とも解されました。明治期以降に「とめ」と読むようになった経緯も伝わります。

街道・交通由来
富山市 とやまし 富山県

越中守護所から見て呉羽丘陵の外側にある地域を「外山(とやま)」と呼んだことに由来し、安土桃山時代に佐々成政の入城を機に縁起の良い「富山」の字が定着した。

方角由来 歴史的事件由来
豊丘村 とよおかむら 長野県

村名は「豊かな丘」を意味すると考えられ、周囲の丘陵地形を表した地名とみられます。長野県下伊那郡の山あいに位置することから、土地の様子を素直に表した地形由来の名です。

豊根村 とよねむら 愛知県

豊根村の地名は、村内の豊かな根元・山の尾根にちなむとされ、山地の地形を反映した名です。明治22年の村制施行で現在の村名として定着しました。

豊平区 とよひらく 北海道

豊平区の地名は、アイヌ語の「トイェ・ピラ(崩れた崖)」に由来し、豊平川沿いの崖地を表した呼び名がもとになっています。明治以後に「豊平」と表記され、昭和47年に区名として定着しました。

アイヌ語由来
十和田市 とわだし 青森県

市名は十和田湖にちなむ。湖名はアイヌ語のトーワタラ(湖・岩=岩の多い湖)に由来するとされる。

アイヌ語由来 水系由来
長岡京市 ながおかきょうし 京都府

市名は、延暦3年に桓武天皇が造営した都「長岡京」に由来します。もとの「長岡」は向日丘陵を指し、地形にちなむ名です。

歴史的事件由来
長岡市 ながおかし 新潟県

長岡市の地名は、信濃川沿いに長く連なる丘陵地形を表す「長い岡」に由来するとの説が有力。慶長10年(1605年)の長岡城築城とともに文献に現れた地名です。

長久手市 ながくてし 愛知県

長久手の地名は、古くは「長湫」とも書かれ、湿地や低湿な土地を表す地形に由来すると考えられています。市名はこの旧地名を受け継いだものです。

長崎市 ながさきし 長崎県

長崎市の地名は、長崎港に突き出した『長い岬』の地形に由来するとされる。古くは永崎浦・長崎浦と記録され、中世以来の歴史を持つ。

長島町 ながしまちょう 鹿児島県

町名は、町域の中心となる長島に由来します。長くのびた島の形状を表した地名と考えられ、周辺の島々を含む地域名として定着しました。

中島村 なかじまむら 福島県

阿武隈川沿いの低地にある「中島」の地形を表す地名とされます。村域の中心部にある中島の呼称が、そのまま村名として定着しました。

水系由来
中種子町 なかたねちょう 鹿児島県

中種子町は、種子島の中央部に位置することから「中」を冠した地名です。島名の「種子」は古くからの島の呼称に由来し、町名は地理的位置をそのまま表しています。

方角由来
中野区 なかのく 東京都

中野区の地名は、古くからこの一帯が「中野」と呼ばれてきたことに由来します。武蔵野台地の中央部に位置する内陸の地形を表す地名として定着しました。

中野市 なかのし 長野県

平安末期に古代日野郷の中心が移ったことで「野の中心」と呼ばれたのが由来とされます。千曲川流域の扇状地に位置する地形とも結びつけて説明されます。

方角由来
長野市 ながのし 長野県

善光寺平(長野盆地)が南北に細長く伸びる地形、または裾花川扇状地の長い緩傾斜地を指して「長い野」と呼んだことに由来する地形語源説が有力とされる。

長柄町 ながらまち 千葉県

長柄町の地名は、古代の郡名「長柄郡」に由来する説が有力で、丘陵地の地形を表す「長原(ながらはら)」が転じたとする説もあります。町史では古くから「ナガラ」の地名が各地に見られることも示されています。

行政区画由来
流山市 ながれやまし 千葉県

流山市の地名は、上州赤城山の一部や赤城神社のお札が洪水で流れ着いたという伝承に由来するとされます。市名は水害と深く結びついた「流れ山」のイメージから生まれたと伝えられています。

水系由来
奈義町 なぎちょう 岡山県

奈義町の「奈義」は、那岐山の名に由来するとされ、古くは「那岐」と表記された地名との関係も指摘されています。町内にはさんぶたろう伝説が残り、地名と伝承が深く結びついています。

名古屋市 なごやし 愛知県

平安時代末期の荘園名「那古野荘(なごやのしょう)」に由来し、崩壊地形「ナギ」の野原を意味する地形語源説が有力とされるが、複数の説が並立し定説はない。

行政区画由来
那須塩原市 なすしおばらし 栃木県

那須塩原市の「塩原」は、山間の狭い平地や塩類泉に由来する地名とされます。市名は那須と塩原を合わせた合成名で、2005年の市制施行で定着しました。

合併由来
那智勝浦町 なちかつうらちょう 和歌山県

町名は、古くからの港町「勝浦」と、熊野信仰の中心地・那智を合わせた合成地名です。勝浦は「良い入り江・良港」、那智は語源に諸説あり定説を見ません。

合併由来
七尾市 ななおし 石川県

七尾市の地名は、七尾城の城山に七つの尾根があったことに由来するとされます。城下町として発展した歴史を背景に、地形に根ざした名が市名として定着しました。

名張市 なばりし 三重県

名張市の地名は、山間に隠れて目立たないことを表す古語「なばる」や「隠(なばり)」に由来するとされます。万葉の昔から宿駅として開け、伊勢参りの宿場町として発展しました。

街道・交通由来
行方市 なめがたし 茨城県

常陸国風土記では、ヤマトタケルが地形の入り組んだ様子を「行細(なめくわし)」と表したことに由来するとされます。別説では、古代アイヌ語・縄文語系の「泉のほとり」を意味する語に結びつける見方もあります。

古典由来 アイヌ語由来
奈良市 ならし 奈良県

「奈良」の地名は、土地を「平(なら)す」という動詞と同源で、緩やかな傾斜の平らな土地を意味するという説が最も有力とされている。

成田市 なりたし 千葉県

成田の地名は、雷の多い土地を表す「鳴田」、稲のよく実る「熟田」、開墾に由来する「業田」などの説が伝わります。

新島村 にいじまむら 東京都

新島村の「新島」は、島の色が白いことから「あたら島(新島)」と名付けられたという伝説に由来します。火山活動で生まれた新しい島という意味合いも伝えられています。

西尾市 にしおし 愛知県

西尾市の地名は、吉良山の西にある尾根状の地形に由来するとされます。ほかに「煮塩」が転訛したとする説も伝わります。

西ノ島町 にしのしまちょう 島根県

西ノ島町は、隠岐諸島の西ノ島に位置することから名づけられた町名です。島の西側にある島という地理的特徴をそのまま表した地名です。

方角由来
西原村 にしはらむら 熊本県

阿蘇外輪山の西麓にあることから「西原」と呼ばれたと考えられる地名です。村域の地形をそのまま表した、わかりやすい地名といえます。

方角由来
西脇市 にしわきし 兵庫県

「西脇」は市の中心市街となった西脇区の名で、加古川の支流が西の谷に入る山脇の地であること、あるいは古くからの地名「都麻(津万)」の西側にあたることによるとされます。大正6年に津万村が町制を施行した際、村名ではなくこの区名が採られました。1952年の合併で市名を定める際には、「織都西脇」として全国に親しまれていることが選定理由に挙げられています。

方角由来 行政区画由来
ニセコ町 にせこちょう 北海道

ニセコ町の地名は、アイヌ語の「ニセイコアンヌプリ」に由来し、「切り立った崖の下を流れる川の山」を意味するとされます。もとは狩太町でしたが、観光地名としての「ニセコ」が定着し、1964年に町名が改称されました。

アイヌ語由来
日光市 にっこうし 栃木県

弘法大師空海が二荒山の「二荒」を「にこう」と読んだことに由来し、「日光」の字が当てられたと伝えられます。

歴史的事件由来
韮崎市 にらさきし 山梨県

七里岩の先端がニラの葉のように尖っていることから「韮崎」と呼ばれたとされます。地形に由来する市名で、韮の葉に見立てた伝承が広く知られています。

動植物由来
練馬区 ねりまく 東京都

「ねりま」の由来には、赤土をねった「ねり場」や「根沼」など複数の説があり、定説はありません。練馬区公式ホームページでも諸説併記で紹介されています。

水系由来
能代市 のしろし 秋田県

『日本書紀』に「渟代」と見える古い地名。のち「野代」と書かれたが、大地震を機に宝永元年「能代」へ改められた。

アイヌ語由来
野田市 のだし 千葉県

地名の由来は諸説ありますが、原野が開かれて水田になったことに由来する説が有力です。ほかに「湿地」を表す語や、野田右馬助の館に由来する説も伝わります。

水系由来
能登町 のとちょう 石川県

能登町の「能登」は能登半島の名を受け継いだ地名です。語源にはアイヌ語の「ノッ(岬・あご)」に由来するとの説がありますが、主要な事典は語源に触れておらず、定説は定まっていません。

アイヌ語由来
延岡市 のべおかし 宮崎県

延岡の地名は、五ヶ瀬川流域に形成された長く延びる岡状の地形に由来するとされる。古くは「県(あがた)」と呼ばれ、近世に延岡城の築城とともに現在の地名が定着した。

野辺地町 のへじまち 青森県

建武2年(1335)の文献に現れる古い地名で、和語による解釈とアイヌ語「ヌプンペッ」(野中を流れる川)説がある。

アイヌ語由来 水系由来
白山市 はくさんし 石川県

市名は霊峰白山に由来し、山名は雪をいただいて白く見えることから付いたとされます。合併で誕生した市名も、この白山の名を受け継いでいます。

白馬村 はくばむら 長野県

白馬村の名は、白馬岳の雪形が代掻き馬に見えたことに由来します。山名は本来「しろうま」と読まれましたが、村名としては「はくば」が定着しました。

動植物由来
箱根町 はこねまち 神奈川県

「はこね」は古くから見られる地名で、「はこ」は箱型の山、「ね」は嶺(山)を表すとされます。駒ケ岳の形や、梵篋(経典を入れる箱)にちなむ説も伝わります。

街道・交通由来
波佐見町 はさみちょう 長崎県

「波佐見」は、山々に挟まれた盆地地形を表す「狭間(はざま)」が転じた地名とされる。江戸時代から続く陶磁器の産地として「波佐見焼」の名を全国に知らしめている。

階上町 はしかみまち 青森県

階上町の地名は、町の象徴である階上岳に由来し、山名を基にした命名と、地形的な「端の上」を意味する説がある。

八峰町 はっぽうちょう 秋田県

町名は、合併前の八森町と峰浜村の各一字を合わせた合成地名です。さらに「八峰」は「多くの峰」を意味し、白神山地に連なる山並みを連想させます。

合併由来
花見川区 はなみがわく 千葉県

花見川区の名は、区内を流れる花見川に由来し、さらに「ハナ」は先端や高地を表す古い地名要素とみられます。後世に「花見」の字が当てられ、美しい川名として定着しました。

水系由来 命名経緯(公募)
塙町 はなわまち 福島県

「塙」は、台地の端を表す方言「はなわ」に、地形を連想させる字を当てたものとされます。石地・高所の意味も背景にあるとされ、地形由来の地名です。

羽生市 はにゅうし 埼玉県

羽生の地名は、埴輪や埴生(はにふ)に由来する説があり、土地の性質を表す古い地名と考えられています。市名としては中世以降に広まりました。

浜田市 はまだし 島根県

「浜田」は、浜に田を開いたことに由来すると伝えられ、平安時代中期の伝承が残ります。文安元年(1444)の『濵田村』が初見とされます。

水系由来
羽村市 はむらし 東京都

河岸段丘の「ハケ」から「ハケ村」となり、転じて羽村になったとする説と、武蔵野台地西端の「ハシ」から「ハシ村」となったとする説があります。

早島町 はやしまちょう 岡山県

かつて周辺が海で、早島はその海に浮かぶ島だったことに由来するとされます。干拓によって陸続きになった地形の変化が、地名の背景にあります。

水系由来
葉山町 はやままち 神奈川県

町名は、山のふもとに広がる地形を表す「葉山」に由来すると考えられています。古くから葉山村として知られ、のちに町制施行で現在の町名が定着しました。

行政区画由来
原村 はらむら 長野県

原村の地名は、江戸時代初期に諏訪大社神域のお狩場であった「神野」を新田開発して集落が形成されたことに由来するとされます。のちに明治の村政施行以降も合併せず、原村として歴史を重ねてきました。

磐梯町 ばんだいまち 福島県

磐梯町の地名は、町域の中心にそびえる磐梯山に由来すると考えられます。山麓の地形と山岳信仰の歴史が、町名の背景にあります。

半田市 はんだし 愛知県

順正寺の阿弥陀如来絵像の裏書に見える「坂田郷」が起源とされ、「坂田」が「はんだ」と読まれるようになったという説が有力です。埴土の採取地を表す「ハニタ(埴田)」に由来する説もあります。

行政区画由来
東根市 ひがしねし 山形県

村山盆地の東側、奥羽山脈の麓で最も早く開けた場所を「東根」と呼んだことに由来するとされます。古い湖の東にある根元の土地という地形的な見方が背景にあります。

方角由来
東山区 ひがしやまく 京都府

東山区は、区名のとおり東山の地形に由来します。平安京以来の歴史の中で東山一帯の景観が育まれ、区名としては昭和4年の分区で定着しました。

日高町 ひだかちょう 北海道

日高山脈の麓にあることから「日高」と名づけられました。旧日高町と門別町の合併で現在の町名になっています。

日田市 ひたし 大分県

日田市の地名由来には複数の説があり、古代の「久津媛(ひさつひめ)」にちなむ説や、湖が干上がって「日鷹(ひたか)」となったとする伝承が知られます。

人名由来 動植物由来 古典由来
飛騨市 ひだし 岐阜県

「飛騨」は古くから「ひだ」と読まれ、山の襞のような地形や、辺境を意味する「ひな」に由来する説があります。市名は旧国名の飛騨にちなみ、飛鳥時代以降に「飛騨」の字が定着しました。

旧国名由来
七宗町 ひちそうちょう 岐阜県

町名は、町内北部にある七つの高峰「七宗山」に由来し、「宗」は祖霊舎や神の宿る場所を意味するとされます。古くから七宗山・七宗権現と呼ばれ、山岳信仰に結びついた地名です。

比布町 ぴっぷちょう 北海道

アイヌ語の「ピピペッ」や「ピオㇷ゚」に由来するとされ、石の多い川や場所を表す地名と考えられています。湿地や石の多い川床の地形が背景にあると伝えられます。

アイヌ語由来 水系由来
檜枝岐村 ひのえまたむら 福島県

檜枝岐村の地名は、周辺に良質な黒檜が多く産したことに由来するとされます。古くは「小屋ノ原」や「檜木亦」などとも記され、山深い土地柄を反映した名です。

動植物由来
日野町 ひのちょう 滋賀県

日野町の地名は、古代の「日野牧」に由来すると伝えられ、肥えた耕地を意味する地名とみられます。平安期には牧や荘園として知られ、中世以降は城下町・商人町として発展しました。

行政区画由来
日の出町 ひのでまち 東京都

旧大久野村と旧平井村の合併時、日の出山にちなみ「日の出村」と命名されたのが由来です。「日の出の勢い」の意味も込められ、後に町制施行で日の出町となりました。

美深町 びふかちょう 北海道

アイヌ語の「ピウカ(piwka)」に由来し、「石の多い場所」「小石原」などと解されます。天塩川の河原の地形を指した地名と考えられています。

アイヌ語由来
氷見市 ひみし 富山県

氷見の地名は、火見・氷見・干海など複数の説が伝わり、立山連峰の万年雪や漁り火に由来するとする説が知られています。

水系由来
姫路市 ひめじし 兵庫県

姫路市の名は、播磨国風土記に見える「日女道(ひめじ)」に由来し、姫山へ登る小道を表す地名とされます。のちに「姫路」と表記が定着し、城下町名から市名へ受け継がれました。

古典由来 街道・交通由来
平泉町 ひらいずみちょう 岩手県

北上川の氾濫原にある平地の泉地、または山麓の清泉を表す地名とされます。平らな土地に湧く井戸や泉に由来するという説が伝わっています。

水系由来
枚方市 ひらかたし 大阪府

枚方の地名は、古代文献に見える「比駄」などの表記にさかのぼる古い地名で、淀川沿いの平らな潟や入江に由来するという説が有力です。ほかに「白肩之津」から転じた説も伝わります。

水系由来
平田村 ひらたむら 福島県

平田村の地名は、村内の平坦な土地に由来するとみられます。地名由来辞典でも「平田」として収録されており、地形を表す名と考えられます。

平塚市 ひらつかし 神奈川県

平塚市の地名は、塚が平らになったという伝承で知られますが、確定的な由来は不明です。地形的には砂丘上の集落を示す語源説が有力とされています。

平戸市 ひらどし 長崎県

平戸の地名は古代の松浦郡庇羅郷に由来するとされ、平戸瀬戸を押さえる要地として発展する中で島名・地名として定着した。

行政区画由来 水系由来
平取町 びらとりちょう 北海道

アイヌ語の「ピラウトゥル(pira-utur)」に由来し、「崖の間」を意味するとされます。沙流川流域のアイヌ文化とともに伝わった地名です。

アイヌ語由来
平内町 ひらないまち 青森県

アイヌ語の「ピラナイ」(山と山の間に川がある土地の意)に由来するといわれる地名。

アイヌ語由来 水系由来
弘前市 ひろさきし 青森県

寛永5年(1628)に鷹ヶ岡から改称された地名で、天海大僧正の命名と伝える。旧称「広崎」の転訛説もあるが定説はない。

歴史的事件由来
広島市 ひろしまし 広島県

「広島」の地名は、天正17年(1589年)に毛利輝元が太田川の広大な三角州(デルタ)に城を築いた際に命名された。広々とした川の三角州を「島」にたとえた地形由来の地名とされる。

水系由来 歴史的事件由来
広野町 ひろのまち 福島県

広い野原が広がる土地柄を表した地名と考えられます。町名の由来を示す確かな一次資料は乏しく、地形に基づく命名とみられます。

福岡市 ふくおかし 福岡県

「福岡」の地名は慶長6年(1601年)に黒田長政が築城した際、黒田家の発祥地である備前国(現・岡山県)の「福岡」にちなんで城名と城下町名を命名したことに由来する。

歴史的事件由来
福島区 ふくしまく 大阪府

福島区の地名は、菅原道真がこの地で「福島」と名づけたという伝承に由来します。もとは湿地や砂洲の島で、古くは「餓鬼島」とも呼ばれたと伝えられます。

水系由来 歴史的事件由来
福智町 ふくちまち 福岡県

福智町の「福智」は、町のシンボルである福智山に由来する地名です。町内の旧村名を合わせて成立した新しい町名で、地域の象徴をそのまま町名に採っています。

合併由来
福山市 ふくやまし 広島県

福山城のある一帯が、もとは蝙蝠山と呼ばれていたことに由来します。「蝠」が「福」に通じることから、縁起を担いで福山と名づけられました。

動植物由来 歴史的事件由来
袋井市 ふくろいし 静岡県

四方を丘に囲まれた袋状の土地に大きな井戸があったことから、袋井と呼ばれるようになったと伝えられます。旧東海道の袋井宿としても知られます。

水系由来
富士河口湖町 ふじかわぐちこまち 山梨県

町名は、旧河口湖町に富士山の「富士」を冠して成立したもので、河口湖の地名は湖に注ぐ川の河口を意味する「河口」に由来します。

水系由来
伏見区 ふしみく 京都府

伏見区の地名は、古くは「俯見」「臥見」などと書かれ、のちに「伏水」とも表記されました。豊かな伏流水に恵まれた土地柄を背景に、地名が定着したと考えられています。

水系由来
富士見市 ふじみし 埼玉県

昭和31年の合併で成立した富士見村に由来し、富士山がよく見える土地であることから名づけられました。瑞祥的な意味合いを持つ地名です。

合併由来
富士見町 ふじみまち 長野県

町名は、町内から富士山がよく見えることに由来します。明治7年に新たに成立した村名として採用され、のちに町名として定着しました。

富士吉田市 ふじよしだし 山梨県

富士吉田市の「吉田」は、中世に富士山北麓の門前町として発達した吉田の地名に由来します。富士山信仰の拠点として栄え、のちに富士を冠して市名となりました。

富津市 ふっつし 千葉県

富津市の地名は、日本武尊と弟橘媛の伝説に由来する「布流津(ふるつ)」が転じたとする説が有力です。ほかに、古い港を意味する「古津」や、岬の突端を表す古語「ほと」など複数の説があります。

歴史的事件由来 古典由来
船橋市 ふなばしし 千葉県

海老川に舟を並べて板を渡した「船橋」に由来するとされます。ほかに、台地の端を表す地形語が転じたとする説もあります。

水系由来 街道・交通由来
古平町 ふるびらちょう 北海道

古平町の地名は、アイヌ語の「フレピラ(赤い崖)」などに由来するという説があり、古平川周辺の崖地形と結びつけて説明されています。

アイヌ語由来
平群町 へぐりちょう 奈良県

奈良盆地の北西の対角にあることから「辺の国(へのくに)」が転じて「平群」になったとされます。ほかに、侵食された地形を表す語に由来する説もあります。

方角由来
伯耆町 ほうきちょう 鳥取県

旧国名「伯耆国」にちなむ町名で、町内から望む伯耆富士・伯耆大山の景観を背景に命名されました。伯耆の「ほうき」の語源には諸説あります。

旧国名由来
宝達志水町 ほうだつしみずちょう 石川県

町名は、能登半島最高峰の宝達山と、旧志雄町の「志」と旧押水町の「水」を組み合わせて命名されました。合併協議で両町の意向を反映した合成地名です。

合併由来
保土ケ谷区 ほどがやく 神奈川県

保土ケ谷の地名は、榛谷御厨(はんがやのみくりや)からの転訛説や、「ホト」のような谷を表す地形由来説などが知られています。いずれも決定打はなく、複数の説が併存しています。

幌延町 ほろのべちょう 北海道

アイヌ語の「ポロヌプ(大きい野原)」または「ポロヌタプ(大きい野の出っ張り)」に由来するとされ、広大な原野の景観を表した地名です。

アイヌ語由来
米原市 まいばらし 滋賀県

市名は合併時に公募で選ばれ、知名度の高い「米原」を採用して「まいばらし」と読みます。地名の由来には「迷原」から転じたとする説など諸説あります。

命名経緯(公募)
牧之原市 まきのはらし 静岡県

市名は市の北部に広がる牧之原台地と同じ名で、台地名「牧之原」は古く一帯に官牧や私牧が置かれたことに由来するとされます。2005年の相良町・榛原町の合併にあたり、公募と合併協議会の投票を経て「牧之原市」に決まりました。

命名経緯(公募)
枕崎市 まくらざきし 鹿児島県

「枕崎」の由来には、箱枕に入った御神体が近瀬という暗礁に漂着したという伝説と、南九州の島々で暗礁を指す「マクラ」に「崎」が付いたとする説があります。江戸時代の郷名は鹿篭でした。

水系由来 歴史的事件由来
益田市 ますだし 島根県

益田の名は、高津川・益田川の沖積作用でできた砂質の田「真砂田(ますなだ)」に由来するといわれます。平安期の『和名抄』に益田郷として見え、後に本拠を移した益田氏がこの地名を名字としました。

水系由来
町田市 まちだし 東京都

町田市の地名は諸説あり、区画した田地を表す「町田」や、市(いち)の立つ場所に由来する説などが伝わります。商業や交通の要地として発展した歴史とも結びつけて説明されます。

街道・交通由来
松川村 まつかわむら 長野県

松川村の地名は、村内を流れる松川という河川名に由来するとされます。『マ(間)・ツ・カハ(川)』で「谷間の川」を表すという説が紹介されています。

水系由来
松崎町 まつざきちょう 静岡県

那賀川の河口に防風林として松並木を植えたことから「松ヶ崎」の名が生まれたのではないか、という説話が伝わります。文書上は建暦元年(1211年)の「仁科荘松崎」が現存する最も古い例とされます。

動植物由来 水系由来 行政区画由来
松島町 まつしままち 宮城県

松島町の地名は、島々に松が多く生えていたことに由来する説が有力です。ほかに「待つ島」や「千松島」から転じたとする伝承もあります。

動植物由来
松原市 まつばらし 大阪府

平安時代の史料に見える「松原荘」に由来し、松の生い茂る原野や丹比柴籬宮の伝承と結びついて市名が受け継がれました。

動植物由来 行政区画由来
真鶴町 まなづるまち 神奈川県

真鶴町の地名は、半島の形が鶴に見えることに由来する説と、アイヌ語の「マナ(岩場)」「ツル(連なる長いもの)」に由来する説が伝わります。古くは真名鶴・真奈鶴とも書かれました。

アイヌ語由来 動植物由来
丸亀市 まるがめし 香川県

市公式によれば、慶長7年(1602年)に生駒氏が亀山に築城して「丸亀城」と名付けたのが「丸亀」という名の起こりとされます。地名は山名「亀山」を受け継いだものです。

三笠市 みかさし 北海道

三笠市の地名は、空知集治監の裏山が奈良の三笠山に似ていたことから「三笠山」と呼ばれたことに由来する。

御蔵島村 みくらじまむら 東京都

御蔵島村の地名は、三島大明神が蔵を置いた島とする説が有力です。ほかに「海暗(うみくら)」や「御暗」などの説も伝わります。

岬町 みさきちょう 大阪府

海岸にいくつもの岬が突き出し、町域全体も大阪湾へ半島状に伸びることから「岬町」と名付けられました。昭和30年の合併で誕生した町名です。

三島市 みしまし 静岡県

三島市の地名は三嶋大社に由来します。当地はもと伊豆国府が置かれ「国府」と称されましたが、伊豆諸島から名を携えて遷座した大社にちなみ、13世紀末ごろから「三島」と呼ばれるようになりました。

寺社由来
三島町 みしままち 福島県

三島町の地名は、町内の三坂山(みさかやま)に由来するとされ、古くは「三島」の表記が見られます。町の歴史文化資料では、地域の寺院や伝承とともに地名の背景が語られています。

三島村 みしまむら 鹿児島県

三島村は、竹島・硫黄島・黒島の三つの島から成ることに由来する地名です。村名は構成する島々をそのまま表したもので、離島群としての性格を示しています。

御嵩町 みたけちょう 岐阜県

「御嵩」は、清らかな山を敬って呼んだ「みたけ」に由来するとされます。地名表記は時代とともに変遷し、尊称を伴う形で定着しました。

御杖村 みつえむら 奈良県

御杖村の名は、倭姫命が残した「杖」に由来するという伝承と、御杖神社にちなむ説が伝わります。地名の成立には、古い地名要素「ツエ」を含むとする見方もあります。

寺社由来
緑区 みどりく 愛知県

名古屋市緑区は、緑豊かな丘陵地帯であることや「一みどり」の句にちなむとされる瑞祥的な区名です。区制施行時に新たに命名されました。

皆野町 みなのまち 埼玉県

皆野町の地名は、広大な原野を意味する地形に由来すると伝えられます。古くは皆野之郷、江戸期には皆野村として見え、交通の要衝として発展しました。

みなべ町 みなべちょう 和歌山県

「三鍋」と書かれた古い表記があり、三つの石が鍋の底に似ていたことから名づけられたという伝承が伝わります。ほかに「御名部」や「みのべ(海辺)」に由来する説もあります。

水系由来
南足柄市 みなみあしがらし 神奈川県

足柄地方の南部に位置することから「南足柄」と名づけられました。地名の基層である「足柄」は、足のすねのようななだらかな傾斜地を表すともいわれます。

方角由来
南阿蘇村 みなみあそむら 熊本県

南阿蘇村の「阿蘇」は阿蘇カルデラ一帯の地名で、村名は阿蘇地域の南側に位置することを示すと考えられます。地形に根ざした命名で、阿蘇の広大な自然環境を反映しています。

方角由来
南アルプス市 みなみあるぷすし 山梨県

市名は公募で選ばれ、南アルプス山麓に位置する地理的特徴と、豊かな自然をわかりやすく示す名称として定着しました。日本の市名としては珍しいカタカナを含む外来語由来の地名です。

命名経緯(公募) 外来語由来
南島原市 みなみしまばらし 長崎県

島原半島の南部に位置することから「南」に「島原」を冠した地名で、2006年に南高来郡8町が合併して誕生した市。

方角由来
南種子町 みなみたねちょう 鹿児島県

種子島の南側に位置することから「南種子」と呼ばれるようになった町名です。もとの「種子」は島名の種子島に由来し、方位を表す「南」が付いて現在の地名になりました。

方角由来
南箕輪村 みなみみのわむら 長野県

箕輪郷の南に位置することから「南箕輪村」と名付けられました。地名の「箕輪」は、箕のような半円形の地形に由来すると考えられています。

方角由来 行政区画由来
見沼区 みぬまく 埼玉県

区名は、かつてこの一帯にあった見沼に由来します。語源には「三沼」「御沼」など複数の説があり、沼地の地形を反映した名と考えられています。

水系由来
美祢市 みねし 山口県

「美祢」は「嶺(みね)」、すなわち山や山並みを表す語に由来するとされます。市域の大嶺などの地名も、山が連なる地形との関わりが指摘されています。

箕面市 みのおし 大阪府

箕面市の地名は、箕面大滝の形が農具の「箕」に似ることに由来するという説があり、古くは「箕尾山」「箕面山」とも記されました。滝の景観と結びついた地名として伝えられています。

水系由来
美濃市 みのし 岐阜県

「美濃」は古くから諸説ある地名で、「御野」「三野」「水辺」などの説が知られます。美濃市はその名を受け継ぐ市名で、岐阜県南部の歴史ある地域名に由来します。

旧国名由来
身延町 みのぶちょう 山梨県

「みのぶ」は「峰の延びた土地」や「水の辺」に由来するという説があり、日蓮入山後に「身を延ぶ」に通じる字へ改めたとする伝承もあります。

水系由来
箕輪町 みのわまち 長野県

箕輪は中世の豪族屋敷を中心に周囲へ集落が広がった「箕輪(根小屋)」に由来するとされます。町名は1955年の合併で成立しました。

美浜区 みはまく 千葉県

東京湾に面した臨海部の区名で、「美しい浜」の景観を表した地名です。区内の町名も海や埋立地に由来するものが多く、海浜開発の歴史を反映しています。

美浜町 みはまちょう 愛知県

愛知県美浜町の町名は、美しい海岸があることにちなむ瑞祥地名とされます。知多半島南部の海辺の景観を反映した名称です。

命名経緯(公募)
美原区 みはらく 大阪府

平尾・黒山・丹南の三村が合併した際、「三つ」の村と美しい平坦地を表す「原」から「美原」と名付けられました。区名は旧美原町の名称を受け継いでいます。

合併由来
三原市 みはらし 広島県

三原市の地名は、旧市街地の後背にある谷間の平地に由来し、三つの「ハラ」から「三原」と呼ばれるようになったとされます。城下町として発展した歴史も地名の定着に影響しました。

水系由来
美作市 みまさかし 岡山県

旧美作国に由来する市名で、語源には諸説ありますが、三坂峠の「みさか」が転じたとする説が有力とされています。

旧国名由来
三宅村 みやけむら 東京都

三宅村の名は、島の形を家三つに見立てた説、式内社の多さから「宮家島」とする説、火山活動の多さから「御焼島」とする説などが伝わります。古い島名のため由来は一つに定まりません。

寺社由来
都島区 みやこじまく 大阪府

都島の地名は、宮の向かいにある島を意味する「宮向島」が転化したものとされます。難波宮や長柄豊崎宮との位置関係に由来する説が有力です。

宮崎市 みやざきし 宮崎県

「宮崎」の地名は「宮(みや)の前(さき)」が語源とされ、神武天皇が住まわれた宮の前方の地を意味するという説が有力である。奈良時代には「宮埼郡」として文献に登場する。

寺社由来
妙高市 みょうこうし 新潟県

妙高市の地名は、霊峰・妙高山に由来します。仏教世界の中心にそびえる須弥山(シュメール)を意味する「妙高」を当てたとされ、山岳信仰と深く結びついています。

三芳町 みよしまち 埼玉県

『伊勢物語』に見える「三芳野の里」にちなみ、洪積台地の原野を美称した「三芳野」から生まれた地名です。合併時に同名地が多かったため「野」を省いて三芳村となり、後に三芳町へ改称しました。

古典由来
向日市 むこうし 京都府

市名は市西部の向日丘陵先端にある向日神社に由来し、古くから地域名として「向日」が用いられてきました。豊臣秀吉期に門前町として「向日町」が成立し、その地名が市名へ受け継がれています。

寺社由来 行政区画由来
武蔵村山市 むさしむらやまし 東京都

「村山」は狭山丘陵の峰々を指す「群山(むれやま)」が訛ったものとされ、1970年の市制施行時に同名回避のため「武蔵」を冠しました。

旧国名由来
宗像市 むなかたし 福岡県

宗像の地名は、沼沢地に接する集落を表す説や、ムネ・カタの転訛とする説があります。古くは胸肩・宗形・牟那加多などとも書かれ、中世以降に宗像の表記が定着しました。

古典由来
村山市 むらやまし 山形県

村山市の地名は、古代の郡名である「村山」に由来すると考えられます。山の奥寄りの地域を示す地名がもとになったとされ、周辺の山形地方の歴史と深く結びついています。

行政区画由来
室蘭市 むろらんし 北海道

室蘭市の地名は、アイヌ語の「モ・ルエラニ」に由来し、「小さな・下り路」を意味するとされます。坂の多い地形を表した名が、明治以降に「室蘭」と表記されて定着しました。

アイヌ語由来
目黒区 めぐろく 東京都

目黒区の地名由来は定説がなく、馬畔説や地形説、目黒不動尊にちなむ説など複数が伝わります。いずれも決め手に欠け、由来は未詳とされています。

動植物由来
真岡市 もおかし 栃木県

真岡市の地名は、アイヌ語由来説や「舞丘(まいおか)」の転訛説など諸説あります。市の公式案内でも複数の説が紹介されており、由来は一つに定まっていません。

アイヌ語由来
本山町 もとやまちょう 高知県

本山町の地名は、山あいの中心的な集落を意味する「本山」に由来すると考えられます。周辺の山地地形や、木材水運の拠点としての性格とも結びつけて説明されています。

茂原市 もばらし 千葉県

市名は、もとは湿地の多い「藻原」と呼ばれた地名が、江戸時代に「茂原」の字へ改められたことに由来するとされます。古くは藻原荘の名も見られ、地域の歴史と結びついた地名です。

水系由来
守口市 もりぐちし 大阪府

室町期の「森口」が古い表記とされ、川沿いの森林の入口を意味した地名がもとになったと考えられています。のちに軍事的な意味合いから「守口」へ転じたと伝えられます。

動植物由来
森町 もりまち 静岡県

町名は近世の森町村に由来し、「森のあった所」または「盛り」に通じる高くなった所を意味した可能性があるとされます。町の自然をそのまま表した名前とも伝えられます。

動植物由来 行政区画由来
守谷市 もりやし 茨城県

守谷の地名は、日本武尊の「森なる哉」に由来する説や、平将門が「守るに易い谷」と評したことに由来する説などが伝わります。

古典由来
守山区 もりやまく 愛知県

守山区の地名は「森深い山」や地形に由来する説が有力ですが、確かな定説はありません。古くは「守山」「森山」と表記が揺れ、近代に現在の表記が定着しました。

諸塚村 もろつかそん 宮崎県

諸塚村の名は村北部にそびえる諸塚山に由来するとされ、山頂にある多数の塚(古墳・墳墓)にちなむ地名と伝えられている。

毛呂山町 もろやままち 埼玉県

毛呂山町は、旧毛呂村と山根村の合併で成立した合成地名です。「毛呂」は集落や小高い地形を表す語に由来するとされ、毛呂氏の本貫地としても知られます。

合併由来
八重瀬町 やえせちょう 沖縄県

町名は、町南部にある八重瀬岳に由来します。八重瀬岳一帯の地勢を背景に、2006年の町制施行で現在の町名が定着しました。

八尾市 やおし 大阪府

八尾市の地名は、八枚の尾羽を持つ鶯の伝説や、「矢負い」「八百の杭」から転じたとする説などが伝えられています。古くは寺内町として発展した地域で、地名伝承も複数残ります。

動植物由来 水系由来
安田町 やすだちょう 高知県

安田町は、平安時代の『和名類聚抄』に安芸郡安田郷として見える地名で、良田のある土地を表すとされます。『痩せ田』の逆とする説も伝わります。

矢巾町 やはばちょう 岩手県

前九年の役にちなむ矢羽根の説と、段差のある湿地を表す地形由来の説があります。

歴史的事件由来
養父市 やぶし 兵庫県

「やぶ」は奈良時代から見える古い地名で、市教育委員会は円山川付近に「やぶ」の地名が集中することから、川辺の景観(草木の繁る薮)を表した地名と推定しています。

水系由来
山江村 やまえむら 熊本県

山江村の地名は、村域の地勢をそのまま表したものと考えられます。山に囲まれた地域であることから「山」と、周辺の地形や集落の位置を示す「江」を組み合わせた名称です。

水系由来
山県市 やまがたし 岐阜県

市名は旧郡名の山県郡に由来し、さらに古くは『御野国山方郡』として正倉院の最古の戸籍に見える地名です。『山の方』を意味する地名とされ、山地に囲まれた地勢をよく表しています。

行政区画由来
山形村 やまがたむら 長野県

村名は、東筑摩郡村誌に見える「古時土地ノ地形ヲ象ドリ山形郷ト称ス」との記述に由来するとされ、地形を表す名として定着したと考えられます。

行政区画由来
山北町 やまきたまち 神奈川県

山北町の地名は、箱根連山の北側に位置することに由来するとされます。町名は旧川村の山北駅が広く知られていたことから採られました。

方角由来
山口市 やまぐちし 山口県

「山口」の地名は、山口盆地の北に位置する山地へ分け入る「山の入り口」を意味するという説が最も有力で、鎌倉中期以降の文献に登場する。

山科区 やましなく 京都府

「山科」は古くは「山階」とも書かれ、山がなだらかに傾斜して盆地をなす地形に由来すると考えられています。古代から記録に見える歴史ある地名です。

山田町 やまだまち 岩手県

山に囲まれた窪地を表す説や、山のふもとを意味する「山端」の略とする説があり、地形に由来する地名と考えられています。

矢祭町 やまつりまち 福島県

矢祭町の地名は、町内の矢祭山に由来すると考えられています。久慈川沿いの山あいに位置する地形と結びついた地名です。

大和郡山市 やまとこおりやまし 奈良県

郡山の地名は、古代の郡役所「郡家(こおりのみやけ)」が置かれた山に由来するとされます。平安末期には文献に見え、城下町として発展した地名です。

行政区画由来
山中湖村 やまなかこむら 山梨県

山中湖村は、富士山麓の山中湖を中心に広がる村で、地名は湖の南西岸にある「山中」地区に由来します。村名変更後は湖名を冠して、観光地としての性格を明確にしました。

水系由来
山梨市 やまなしし 山梨県

山梨市の地名は、古代の郡名・郷名である「山梨」に由来します。語源は「山を成す」や「山梨の木」にちなむ説があり、古くから地域名として定着していました。

行政区画由来 動植物由来
山ノ内町 やまのうちまち 長野県

町名は、山あいの地域を表す「山の内」に由来すると考えられます。長野県北東部の山岳・温泉地帯に位置することを反映した地名です。

山元町 やまもとちょう 宮城県

山元町の町名は、合併前の山下村と坂元村の頭文字を合わせた合成地名です。旧村名はそれぞれ「山の下」「坂の元」という地形的な意味合いを持ちます。

合併由来
由布市 ゆふし 大分県

由布市の地名は、市内の由布岳や由布院に由来し、古くから地域を象徴する山名・地名が市名として受け継がれたものです。

由良町 ゆらちょう 和歌山県

由良町の地名は、古くから「由良」と呼ばれた港湾・海岸地形に由来するとされます。さらに、町名は地元の由良守応にちなむ説も伝わります。

人名由来
横瀬町 よこぜまち 埼玉県

横瀬町の地名は、町の中央を横に貫く川の瀬(浅瀬)に由来するとされる。丹党の武士「横脛(よこすね)」が転じた地名との説もあり、中世には鎌倉武士団・丹党の本貫地であった。

水系由来 人名由来
横手市 よこてし 秋田県

横手市の地名は、横手盆地の中央に位置することから「横に広がる手前の地」などの地形的な見方がある一方、古くからの集落名として定着したと考えられています。市内にはアイヌ語起源や開拓伝承に由来する地名も多く残ります。

与謝野町 よさのちょう 京都府

与謝野町の「与謝」は、古代の郡名にさかのぼる地名で、狭い谷間を意味するとも、余社宮に由来するともいわれます。2006年に加悦・岩滝・野田川の3町が合併して成立しました。

行政区画由来
吉野町 よしのちょう 奈良県

吉野町の地名は、古代からの「吉野」の呼称に由来し、良い・美しい野や山を表すとする説や、古い地名形に接頭語が付いたとする説が伝わります。

嵐山町 らんざんまち 埼玉県

町名は昭和初期、本多静六博士が槻川周辺の景観を京都の嵐山になぞらえて「武蔵嵐山」と名付けたことに由来します。のちにこの呼称が町名として採用されました。

命名経緯(公募)
陸前高田市 りくぜんたかたし 岩手県

市名は旧国名の「陸前」と、中心地の高田に由来します。高田は地形や集落名として定着した地名で、気仙地域の歴史を引き継いでいます。

旧国名由来 行政区画由来
陸別町 りくべつちょう 北海道

アイヌ語の rik-un-pet(高い所にある川)に由来し、陸別川の名から町名が定着したと考えられています。

アイヌ語由来 水系由来
利尻町 りしりちょう 北海道

利尻町の地名は、アイヌ語の「ri-sir(高い・島)」に由来し、利尻山がそびえる島の地形を表したものです。

アイヌ語由来
利尻富士町 りしりふじちょう 北海道

地名はアイヌ語の「リシリ(高い島)」に由来する利尻山の通称「利尻富士」から付けられました。島の象徴である利尻山の景観を反映した町名です。

アイヌ語由来
竜王町 りゅうおうちょう 滋賀県

町の東西にそびえる雪野山と鏡山が、ともに山頂に雨乞いの神「八大竜王」を祀ることから「竜王山」と呼ばれ、その山名が町名となりました。

龍ケ崎市 りゅうがさきし 茨城県

龍ケ崎市の地名は、竜巻が多い土地柄や龍の伝説、台地の形、在地領主の名など複数の説が伝わる。定説はなく、古くから「龍」にまつわる想像力が重ねられてきた地名である。

人名由来
礼文町 れぶんちょう 北海道

礼文町の地名は、アイヌ語の「レプン・シリ(repun-sir)」に由来し、「沖の・島」を意味するとされています。

アイヌ語由来
和歌山市 わかやまし 和歌山県

「和歌山」は天正13年(1585年)に豊臣秀吉が築城の際に命名した地名で、南方の名勝「和歌浦」の「和歌」と城が置かれた「岡山」の「山」を合わせた合成語とされる。

歴史的事件由来
涌谷町 わくやちょう 宮城県

涌谷町の地名は、砂金採取のために人々が集まり、谷が「涌きかえる」ように活気づいたことに由来するとされます。日本初の金産地として知られる土地の歴史が、地名にも刻まれています。

歴史的事件由来
輪島市 わじまし 石川県

輪島の地名は「倭の島」や「輪のような入海」などに由来するとされ、古くから複数の説が伝わります。文献上の初出は戦国期の1524年で、現在の市名として定着しました。

水系由来