語源
七尾市の「七尾(ななお)」は、七尾城が築かれていた城山に七つの尾根があったことに由来するとされています。市の公式案内では、松尾・竹尾・梅尾・鶴尾(菊尾)・亀尾・竜尾・虎尾の七つの尾根があったため、「七尾」と呼ばれるようになったと説明されています。
七尾という名は、地形そのものを表した地名と考えられます。七尾城の城下町として発展した地域名が、そのまま現在の市名へ受け継がれました。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 室町 | 七尾 | 七尾城の築城とともに城下町の名として広まったとされる |
| 江戸 | 所口・七尾 | 旧城下の中心部は所口とも呼ばれた |
| 昭和 | 七尾市 | 1939年に市制施行 |
| 平成 | 新七尾市 | 2004年に1市3町が合併して現在の市域に |
地名の特徴
七尾の地名は、城郭の立地と尾根の数を結びつけた、わかりやすい地形由来の例です。全国的にも「尾」を含む地名は山の尾根や丘陵地形に由来することが多く、七尾もその一つといえます。
また、七尾城と城下町の歴史が地名の定着に大きく関わっており、地形名がそのまま政治・経済の中心地名へ発展した点が特徴です。
特産・名物
七尾市は能登半島中部の港町で、豊かな海と里山に恵まれた特産品が揃う。漬け菜の一種「中島菜」はほろ苦い独特の風味が特徴の能登野菜で、おひたしや漬物に利用される。