34件の地名を収録
安芸の由来には、豊穣を意味する「アキ」や、物産が飽き足りるほどあることにちなむ説などがあります。古くは土佐国安芸郡の名として見え、地名の成立には複数の説が伝わります。
いの町の「いの」は、町内の大字「伊野」に由来する地名と考えられます。周辺には「神田」など中世以来の地名も残り、地域の歴史を伝えています。
馬路村の地名は、馬で物資を運ぶ山間の交通路に由来する説が有力です。ほかに、保元の乱で逃れた平隆長の開拓地とする伝承もあります。
大川村の地名は、村内を流れる大川に由来すると考えられます。高知県内の地名辞典でも「大川村」として掲載され、河川名を基にした地名とみられます。
大月町は、旧大内町と月灘村の合併で成立した町名で、月灘村の「月」を受け継いだ地名です。町内には月に関わる地名が多く残り、地域の歴史を今に伝えています。
町名は「大きく豊かな土地」を意味する吉祥的な命名と考えられます。旧立川村・豊永村などの地域性を受け継ぎ、豊かな山地の印象を込めた地名です。
越知町の地名は、旧名の「霧深川(きりみがわ)」から改称されたとされ、川沿いの地形や霧の立ちやすい環境が背景にあると考えられます。
香美市の「香美」は、古くは「鏡」とも書かれた地名に由来し、物部川の清流や美しい景観を鏡にたとえた説が伝わります。奈良・平安期の表記変化を経て、現在の市名として定着しました。
木材を集めて積む場所を意味する方言「コツム」に由来し、川へ流した材木の集積地を表した地名とされます。
町名は、太平洋を流れる黒潮にちなむとされ、海に面した町の性格を端的に表しています。平成の合併で誕生した新しい行政地名です。
「高知」の地名は「河中山城(こうちやまじょう)」に由来し、水害への恐れから「河中」の字を避けて「高智」と改め、さらに「高知」と表記された。川に囲まれた地形と水害の歴史が名前に刻まれている。
香南市の「香南」は、旧香美郡南部の地域名をもとにした合成地名で、香美地域の南に位置することを示す名称です。
芸西村の地名は、村内の旧地名「和食」や「琴ヶ浜」などとともに、山と海にまたがる地域の歴史の中で定着しました。特に「和食」は古名として知られ、地名の由来には諸説があります。
佐川町の地名は、古くは「佐川」と書いてサカワと読まれ、地形や水流に関わる地名とみられます。町内には「コヤ」系地名が多く、山間の生活や開拓の歴史も地名に反映されています。
四万十市の地名は、中心を流れる四万十川の名に由来します。四万十川の語源自体は諸説あり、定説はまだありません。
四万十町の町名は、町内を流れる四万十川に由来します。四万十川の名は、流域の地名や川名の変遷を経て定着したと考えられています。
宿毛市の地名は、古くは「スクモ」とも表記され、語源には諸説ありますが、地形や土地の状態に由来する説が有力です。
須崎市の地名は、古くからこの地にあった「須崎」という地名を引き継いだものです。1954年の合併で市制施行し、現在の須崎市となりました。
田野町の地名は、奈半利川の治水と開墾によって生まれた「田野郷」に由来すると伝えられます。原意は段丘状の地形を表す「棚」に関わるとする説もあります。
津野町の地名は、町内の津野氏に由来するとされる地名です。中世の在地領主の名を受け継いだものと考えられます。
旧野根町と旧甲浦町の合併で成立し、両町が太平洋を東に望むことから「東洋町」と名付けられました。町名は新町名候補の協議を経て決定したものです。
市名は旧国名の「土佐」に由来し、古くから地域を代表する呼称がそのまま自治体名として用いられました。語源については「門狭(とさ)」やアイヌ語説など複数の説があります。
古くは「清水」と呼ばれ、渡場にある名水にちなむ地名と伝えられます。のちに土佐国の清水であることを示すため「土佐清水」となりました。
土佐町の町名は、旧国名の土佐に由来します。土佐の語源は諸説ありますが、古い地名土佐郷や、入江状の地形に関わる説が有力です。
中土佐町の町名は、古くからの郡名・国名である「土佐」に由来し、その中央部に位置することを示す地名と考えられます。
奈半利の地名は、古くは「ナハ」ともされ、魚のいる場所や田の実りに関わる語から転訛したと伝えられます。町内の須川は菅の自生地に由来するとされ、周辺の自然環境が地名に反映されています。
市名は「南国」の字を用いるが、読みは「なんこくし」。合併時に「国」を「コク」と読ませたのは、「ごく」が「獄」を連想させるのを避けたためとされる。
町名は町内を流れる仁淀川に由来し、川名は「にえどの(贄殿)」がなまったとする説が伝えられています。清流と鮎の産地としての歴史が背景にあります。
日高村の地名は、古くは「日下(くさか)」と呼ばれた地が転じたもので、日が昇る方角にちなむ意味合いを持つとされます。
古くは三原郷と呼ばれ、明治22年の町村制施行で三原村となりました。地名の由来は検索結果からは明確に確認できず、村名の成立経緯が主な手がかりです。
室戸市の地名は、古くは「室津」などと呼ばれた港湾地名に由来し、弘法大師の修行伝承と結びついて広く知られています。
本山町の地名は、山あいの中心的な集落を意味する「本山」に由来すると考えられます。周辺の山地地形や、木材水運の拠点としての性格とも結びつけて説明されています。
安田町は、平安時代の『和名類聚抄』に安芸郡安田郷として見える地名で、良田のある土地を表すとされます。『痩せ田』の逆とする説も伝わります。
檮原町の地名は、檮の木が多く自生していたことに由来するとされます。山深い森林地帯の自然環境を映した地名です。