語源
日高村の地名は、古くは「日下」と呼ばれた地名に由来するとされます。資料では、日下は「くさか」の表記で、さらに「日の昇るところ」を意味する語感を持つと説明されています。
また、同じ資料では「日下」は皇族の御名代地に由来するともされ、古い地名としての性格がうかがえます。現在の「日高」は、こうした古称が転じて定着したものと考えられます。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 不明 | 日下(くさか) | 古称。久佐賀・草香とも表記されたとされる |
| 不明 | 日高 | 現在の村名として定着 |
地名の特徴
日高村の由来は、音の変化による転訛と、古代的な地名観の両方を感じさせます。高知県内には、自然地形や古い集落名が転じて現在の自治体名になった例が多く、日高村もその一つです。
仁淀川流域の地名らしく、水辺や土地の歴史と結びついた古層の地名として見ることができます。
特産・名物
日高村は「とまと村」として知られ、県内生産量一位となる「シュガートマト」が最大の特徴です。糖度が高く甘みのあるフルーツトマトを生産しており、そのまま食べることも加工品として楽しむことができます。
また、霧山地区で栽培される「土佐霧山茶」も有名で、中四国最大級の広さを有しています。煎茶やほうじ茶など多様な種類があり、高品質なお茶を堪能できます。
さらに、地元で古くから親しまれる「芋けんぴ」は、地元の老舗メーカーが生産する伝統的な菓子です。この他にも木炭や和紙などの特色ある品目があります。ふるさと納税の返礼品としても人気があります。