語源
本山町の「本山」は、山地の中で中心となる集落・山を指す地名として理解されます。
また、周辺には木材の集積や川を利用した運搬が行われた地域があり、山と川の結びつきが強い土地柄を反映した名称と考えられます。
関連する資料では、本山町内の地名として木能津が「筏の組み立て地」「木の津(港)」に由来するとされ、木材水運の拠点であったことが示されています。
このことから、本山町の地名全体も、山間部の交通・流通の要地としての性格と深く結びついているとみられます。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 不明 | 本山 | 由来の詳細な成立時期は資料からは特定しにくい |
| 昭和 | 本山町 | 町制施行後の行政地名として定着 |
地名の特徴
本山町は四国山地の山あいに位置し、地名にも山地景観や河川交通の影響が色濃く表れています。
同じ町内の汗見川は、断崖地形やアセビの自生に由来するという説があり、自然環境に根ざした地名が多いのが特徴です。
また、木材の搬出や筏流しに関わる地名が残ることから、山村でありながら川を通じて外部と結ばれた地域であったことがうかがえます。