19件の地名を収録
海士町の「海士」は、古代の行政区画である海部郡に由来すると考えられます。隠岐の海運や海人(あま)との結びつきが強い土地柄を反映した地名です。
町名は旧郡名の飯石郡飯南に由来し、合併後の新町名として受け継がれました。周辺の地勢や歴史的な郡域を反映した地名です。
出雲の地名は、古くは『出雲国風土記』や『古事記』『日本書紀』に見える「八雲立つ」の神話に結びつけて説明されてきました。雲が立ちのぼる景観から「出る雲」とする説が江戸時代以来の通説です。
旧出雲国の南に位置する地方を意味する「雲南」が、古くから親しまれてきた呼び名として市名に継承されました。
市名は中心地の大田町大田に由来するとみられ、周辺の旧郡域をまとめて成立した地名です。石見銀山や三瓶山など、火山と鉱山の歴史が地名の背景にあります。
邑南町は、2004年の合併で成立した町名で、「邑智郡の南部」に位置することを表す地名です。郡名の「邑智」と方位の「南」を組み合わせた合成地名と考えられます。
隠岐の島町の地名は、島後が島前の島々より沖合にあることから「沖の島」と呼ばれたことに由来するとされます。のちに「隠岐」の字が当てられ、現在の表記になりました。
町名は、古くからの郡名「仁多」に対して、出雲の奥に位置する山間の町であることを表したものです。地名の背景には、たたら製鉄と棚田の広がる盆地地形が深く関わっています。
川本町の町名は、町内を流れる江の川の支流域に位置し、「川」と「本(もと)」の地勢を表したものと考えられます。町章も「川」と「水」をかたどっており、水とともにある土地柄を示しています。
江津市の地名は、江の津、すなわち川の河口や船着き場を意味する「江津」に由来すると考えられます。古くから港や河川交通と結びついた地名です。
知夫村の地名は、航海の神・道触神(ちぶりのかみ)に由来すると伝えられ、島の名から村名へ受け継がれたとされます。隠岐諸島の南端に位置し、古くから海上交通の要地として知られました。
地名は「つわぶきの生い茂る野」に由来するとされます。町の花をつわぶきに定めていることも、この由来を裏づける要素です。
西ノ島町は、隠岐諸島の西ノ島に位置することから名づけられた町名です。島の西側にある島という地理的特徴をそのまま表した地名です。
「浜田」は、浜に田を開いたことに由来すると伝えられ、平安時代中期の伝承が残ります。文安元年(1444)の『濵田村』が初見とされます。
益田市の地名は、中世にこの地を本拠とした益田氏の名字に由来します。益田氏の名は当地に結びつくとされ、地域の歴史と深く関わっています。
「松江」の地名は慶長16年(1611年)に堀尾氏が城下町を開いた際に命名された。中国の松江府(現・上海地域)に類似した風土・産物を持つことにちなんだとする説が有力。
町名は、合併により誕生した新しい自治体名で、自然豊かな郷土を「美しい郷」と表現したものです。江の川流域の山と川に囲まれた景観や、地域の魅力を象徴する名称として定着しました。
出雲国風土記に見える「安来郷」に由来し、スサノオノミコトが「吾が御心は安平けくなりぬ」と述べたことから名づけられたと伝わります。心安らかな意を表す古語「やすけく」にちなむ地名です。
吉賀町の地名は、旧村名の「吉賀」に由来します。町名は2005年の合併で成立し、地域の歴史的な呼称を引き継いでいます。