語源
「竹田」という地名の語義を説明した確かな資料は、現時点で確認できていません。 市の歴史的風致形成計画や事典類を当たっても、この名が何に由来するのかを述べた記述は見あたらず、定説と呼べるものはありません。
分かっているのは、「竹田」が中世以来この地で使われてきた地名であり、現在の市名がそれを継承したものだということです。文禄2年(1593年)に中川秀成が岡城に入り、竹田村に城下町が造成されて、地名が広く知られるようになりました。
なお読みは、地名・苗字で一般的な「たけだ」ではなく、末尾も清音の**「たけた」**です。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 中世 | 竹田 | 町村制施行以前からある古い地名 |
| 安土桃山 | 竹田 | 1593年、中川秀成が岡城に入り竹田村に城下町を造成 |
| 江戸 | 竹田町 | 岡藩の城下町として発展 |
| 昭和 | 竹田市 | 1954年、竹田町・玉来町の2町と8村が合併して市制施行 |
| 平成 | 竹田市 | 2005年、荻町・久住町・直入町と合併して現在の市域に |
地名の特徴
竹田市は阿蘇・くじゅうの山々に囲まれた竹田盆地に位置し、岡城跡を中心とする城下町の景観が残ります。市名は城の名(岡城)でも藩の名(岡藩)でもなく、城下が置かれた村の名を採っている点が特徴です。
「竹田」の表記は全国に多く、それぞれ別個の由来をもつため、当地の語源を他所の例から推し量ることはできません。