🗾 地名由来辞典

寺社由来

寺院・神社・霊場の名から付いた地名。

76件収録

宮城 みやぎけん 都道府県名由来

宮城郡名に由来し、湿地を意味する「みやき(やき)」が転じた説と、塩竈神社や多賀城など宮や城の存在にちなむ説がある。1871年(明治4年)に仙台県から宮城県へ改称。

水系由来 行政区画由来
宮崎 みやざき 都道府県名由来

「宮(神社)の前の地(崎)」を意味し、神社の前方にあたる場所「宮前(みやさき)」が転じたとする説が有力。奈良時代にはすでに「宮崎郡」の名が文献に登場する。

行政区画由来
青葉区 あおばく 宮城県

仙台城が建つ青葉山の名に由来し、仙台の象徴として広まった地名です。もとは寺院の山号「青葉山」にさかのぼるとされます。

地形由来
秋葉区 あきはく 新潟県

秋葉区の「秋葉」は、火防の神をまつる秋葉神社に由来します。区名は旧新津市と旧小須戸町の合併に伴い、地域の象徴として採用されました。

飯舘村 いいたてむら 福島県

戦国時代の「草野郷」に由来し、草野舘や綿津見神社の旧社名「苕野神社」との関わりが指摘されています。村名はこの地域の歴史的な地名に根ざしたものと考えられます。

行政区画由来
池田市 いけだし 大阪府

池田市の地名は、古い伊居太神社に由来する説と、南北朝時代に勢力を持った池田氏に由来する説があります。成立時期や地域の歴史から、両説がともに検討されています。

人名由来
伊勢崎市 いせさきし 群馬県

伊勢神宮を守護神として奉ったことから「伊勢の前(いせのさき)」と呼ばれ、転じて伊勢崎となったとされます。戦国期の城名・地名の変化が現在の市名につながりました。

伊勢原市 いせはらし 神奈川県

江戸時代初期、伊勢山田の曽右衛門らが千手ケ原を開き、伊勢神宮を勧請して鎮守としたことに由来すると伝えられます。伊勢の国の人々が住みついたことから「伊勢原」と呼ばれるようになったとされています。

歴史的事件由来
一宮市 いちのみやし 愛知県

尾張国の一の宮である真清田神社の門前町に由来し、「一宮」の名が市名として定着しました。大正期に市制施行し、後に周辺町村との合併で現在の市域になりました。

一宮町 いちのみやまち 千葉県

上総国一之宮・玉前神社の門前町として発展したことに由来し、町名は「一宮」の神社名を受け継いだものです。

岩槻区 いわつきく 埼玉県

岩槻の地名は、岩をもって築いた城に由来するとされます。古くは「岩付」「岩築」とも書かれ、城下町としての歴史とともに定着しました。

地形由来
宇都宮市 うつのみやし 栃木県

下野国の一宮・二荒山神社の別号「宇都宮大明神」に由来する地名。「一宮(いちのみや)」が転訛して「宇都宮(うつのみや)」になったとする説が有力で、鎌倉時代に現在の表記が定着した。

雲仙市 うんぜんし 長崎県

「雲仙」の地名は大宝元年(701年)に行基が開山した「温泉山満明寺」の山号に由来し、「温泉」という漢字が「うんぜん」と読まれていたことに始まる。

永平寺町 えいへいじちょう 福井県

曹洞宗総本山・永平寺の門前町として発展したことに由来する町名です。寺名をそのまま町名に採り、信仰と交通の要地としての性格を表しています。

王寺町 おうじちょう 奈良県

聖徳太子が建立した放光寺(片岡王寺)に由来するとされる地名です。寺名が略されて「王寺」となり、町名として定着しました。

近江八幡市 おうみはちまんし 滋賀県

市名は旧八幡町を継承し、八幡町名は鶴翼山麓の日牟礼八幡宮に由来します。近世の八幡町を中心に発展し、2010年に安土町と合併して現在の市名となりました。

旧国名由来
大宮区 おおみやく 埼玉県

大宮区の地名は、武蔵一宮氷川神社の門前町として発達した「大宮」に由来します。大いなる宮居を意味する神社名が地名化したとされます。

大鰐町 おおわにまち 青森県

大鰐町の地名は、大阿弥陀から大阿弥・大阿尓、大阿子、大安国寺などを経て、鰐の伝説と結びついて定着したと伝えられます。仏教信仰と温泉の歴史が重なった地名です。

香芝市 かしばし 奈良県

市名は昭和31年の合併時に採用された新しい地名で、香芝中学校名や「カマシバ」転訛説に由来するとされます。下田の鹿島神社周辺の地名変化が有力です。

命名経緯(公募)
春日市 かすがし 福岡県

市名は市内の春日神社に由来します。『筑前国続風土記』には、春日村は神社があることにちなみ名づけられたと記されています。

神栖市 かみすし 茨城県

神之池と息栖神社に由来し、地域の水辺の歴史を映して名づけられた市名です。旧神栖村の成立を経て、現在の神栖市へと受け継がれました。

水系由来
加茂市 かもし 新潟県

青海神社に京都の賀茂神社の祭神が分霊されたことから「賀茂」が「加茂」となり、市名の由来になったと伝えられます。京都に似た地形や景観から「北越の小京都」とも呼ばれます。

観音寺市 かんおんじし 香川県

市名は市内にある観音寺に由来し、寺名は平安初期までさかのぼるとされます。中世には「観音寺」の地名が見え、寺を中心に町名として定着しました。

倉吉市 くらよしし 鳥取県

倉吉市の地名は、岩倉城落城に伴う移住伝承に由来し、「倉」と「吉」を取ったとする説が知られています。ほかに、住吉神社のある神坂と一体の町になったことにちなむ説も伝わります。

歴史的事件由来
甲佐町 こうさまち 熊本県

町名は、阿蘇四社の一つとして知られる甲佐神社にちなみます。同社はもと鏑崎宮と称し、神功皇后が甲冑を納めたことから甲佐宮と改めたと伝えられます。

神戸町 ごうどちょう 岐阜県

神戸町の地名は、神社に属する土地を意味する「神戸」に由来すると考えられます。町内の広神戸などの地名にも、その歴史的背景が残っています。

神戸市 こうべし 兵庫県

「神戸(こうべ)」は奈良時代の律令制で生田神社に租税・労役を提供した民戸「神封戸(かんべ)」に由来し、「かんべ」が転訛して「こうべ」となった地名。

行政区画由来
国分寺市 こくぶんじし 東京都

武蔵国分寺に由来する地名で、奈良時代の国分寺建立の詔に基づく寺院名が市名のもとになりました。

五條市 ごじょうし 奈良県

条里制に由来する「五条」の地名がもととされる一方、「御霊(ごりょう)」が転じたとする説も伝わります。

行政区画由来
五所川原市 ごしょがわらし 青森県

岩木川が屈曲して五か所に川原ができたことによる名とされるが、御神体の漂着伝承から「御所川原」が転じたとする説も伝わる。

水系由来
琴平町 ことひらちょう 香川県

琴平町の地名は、金刀比羅宮の門前町として発展したことに由来します。古くは「金毘羅」「琴平」とも表記され、信仰の中心地として町名が定着しました。

御坊市 ごぼうし 和歌山県

本願寺日高別院が「御坊さん」と呼ばれたことに由来し、その呼称が町名・市名として定着しました。寺内町として発展した歴史が地名に色濃く残っています。

小松市 こまつし 石川県

小松市の地名は、花山法皇の別荘跡にちなむ「園の小松原」説や、平重盛の小松寺に由来する説などが伝わります。中世には「もとおり」とも呼ばれ、のちに小松の名が定着しました。

人名由来 動植物由来
坂祝町 さかほぎちょう 岐阜県

坂祝町の地名は、町内の坂祝神社に由来するとされます。古くは「坂祝(さかはふり)神社」と記され、地名の起源になったと伝えられています。

地形由来
寒川町 さむかわまち 神奈川県

寒川神社に由来する地名とされ、古くは『和名抄』に高座郡寒川郷の名が見えます。水の冷たい川を表す説や古代朝鮮語に由来する説もあります。

水系由来
四條畷市 しじょうなわてし 大阪府

四條畷市の名は、南北朝期の古戦場「四条縄手(畷)」に由来する説と、四條畷神社の名が広まって市名になった説が伝わります。

歴史的事件由来 地形由来
芝山町 しばやままち 千葉県

芝山町の名称は、合併時に知名度の高い芝山仁王尊観音教寺と、明治2年に設置された柴山藩を考慮して名付けられました。

白子町 しらこまち 千葉県

白子町の地名は、地域の鎮守・白子神社に由来するとされます。白い亀の上に白蛇が現れたという伝承が、地名成立の背景として伝えられています。

動植物由来
紫波町 しわちょう 岩手県

北上川流域の地形や、志賀理和気神社・志和稲荷神社に由来する説などが伝わる地名です。古くは「志和」「斯波」「子波」などの表記も見られます。

地形由来
新宮市 しんぐうし 和歌山県

熊野速玉大社の「新しい宮」に由来するとされ、神々を遷した社にちなむ地名です。熊野信仰の中心地として発展した歴史が背景にあります。

新宮町 しんぐうまち 福岡県

新宮町の地名は、熊野の新宮に由来するという説が有力です。上府・下府両村の氏神である新宮神社と結びついて名づけられたと伝えられます。

須坂市 すざかし 長野県

須坂市の地名は、古くは「墨坂」と書かれた地名が転訛したものとされ、墨坂神社との関わりが指摘されています。奈良の墨坂伝承とも結びつく、古い由来をもつ地名です。

地形由来
善通寺市 ぜんつうじし 香川県

市名は、市内にある真言宗善通寺派総本山・善通寺に由来します。寺号は、開基とされる佐伯善通の名から取られたと伝えられています。

総社市 そうじゃし 岡山県

市名は、明治8年に合併して成立した総社村が、八田部村にあった備中国総社宮(総社)に由来して名付けられたことに始まります。

高槻市 たかつきし 大阪府

「高槻」は、古くは「高月」とも書かれ、高い槻の木(ケヤキ)のそばに本陣が置かれたことから現在の表記になったと伝えられます。地名の元には、神社名に由来する説や地形由来の説もあります。

動植物由来 地形由来
武雄市 たけおし 佐賀県

「武雄」の地名は、杵島山東麓に鎮座する武雄神社に由来し、天暦5年(951年)の文書に「肥前国杵嶋西郷武雄宮」として記録されたのが初出とされる。

武豊町 たけとよちょう 愛知県

武豊町の地名は、長尾村の武雄神社と大足村の豊石神社から一字ずつ取って「武豊」としたことに由来します。明治11年の合併で武豊村が成立し、のちに町制を施行しました。

合併由来
天川村 てんかわむら 奈良県

「天の安河の宮」や「天の川」に由来する伝承があり、聖域視された谷川の名から村名が定着したと考えられています。修験道と天河大辨財天社の歴史とも深く結びついた地名です。

古典由来
天王寺区 てんのうじく 大阪府

四天王寺の存在にちなみ、古くから「天王寺」と呼ばれた地域に由来します。区名は1925年の区創設時に採用され、上町台地の歴史と結びついています。

天理市 てんりし 奈良県

天理市は昭和29年に成立した新しい市名で、天理教の本部所在地であることに由来します。市内の大字名は古くからの集落名が多く、地域の歴史を今に伝えています。

富谷市 とみやし 宮城県

富谷市の地名は、熊谷の地にあった十の神社「十宮(とみや)」に由来するという伝承が知られています。大蛇伝説と信仰が結びついた、土地の記憶を伝える地名です。

長田区 ながたく 兵庫県

長田区の地名は、古くから長田神社の門前町として栄えた「長田」に由来するとされます。神戸市内でも歴史の深い地域名として受け継がれています。

西宮市 にしのみやし 兵庫県

西宮市の地名は「西の宮」に由来し、門前町として発展した西宮神社にちなむとされます。平安後期には「にしの宮」と見え、のちに「西宮」と表記されました。

方角由来
二宮町 にのみやまち 神奈川県

町名は、町内の川勾神社が相模国の二宮であることに由来します。二宮は「二之宮」とも書かれ、古くから神社名にちなむ地名として定着しました。

蓮田市 はすだし 埼玉県

蓮田市の地名は、蓮華院弥陀堂に由来するという伝承が知られています。沼地に咲く蓮の花にちなむ説や、「はしど(橋処)」が転じたとする説も伝わります。

動植物由来 水系由来
八王子市 はちおうじし 東京都

八王子市の地名は、牛頭天王と八人の王子を祀る八王子信仰に由来し、八王子神社を中心に地域名として定着したと伝えられます。

日野市 ひのし 東京都

日野市の地名は、烽火台の「火野」から転じた説など複数あり、由来は一つに定まっていません。日野中納言や日奉宗頼にちなむ説も伝わります。

人名由来
藤井寺市 ふじいでらし 大阪府

市名は名刹・葛井寺(ふじいでら)に由来し、寺の門前町として発展した歴史を持ちます。寺名は藤井安基の名や葛井氏の伝承と結びつき、地域の古代史を映しています。

藤岡市 ふじおかし 群馬県

富士浅間神社の創建後に「富士岡」と呼ばれ、のちに隣の富岡と紛らわしいため「藤岡」に改められたとされます。地名の由来は神社名に由来する説が有力です。

富士宮市 ふじのみやし 静岡県

市名は富士山本宮浅間大社の旧称「富士の宮」に由来します。1942年の市制施行の際、浅間神社が「富士の宮」とも称されて広く知られていたことと、埼玉県にすでに大宮市があったことから、この名に決まりました。

命名経緯(公募)
三島市 みしまし 静岡県

三島市の地名は三嶋大社に由来します。当地はもと伊豆国府が置かれ「国府」と称されましたが、伊豆諸島から名を携えて遷座した大社にちなみ、13世紀末ごろから「三島」と呼ばれるようになりました。

地形由来
御杖村 みつえむら 奈良県

御杖村の名は、倭姫命が残した「杖」に由来するという伝承と、御杖神社にちなむ説が伝わります。地名の成立には、古い地名要素「ツエ」を含むとする見方もあります。

地形由来
三宅村 みやけむら 東京都

三宅村の名は、島の形を家三つに見立てた説、式内社の多さから「宮家島」とする説、火山活動の多さから「御焼島」とする説などが伝わります。古い島名のため由来は一つに定まりません。

地形由来
宮崎市 みやざきし 宮崎県

「宮崎」の地名は「宮(みや)の前(さき)」が語源とされ、神武天皇が住まわれた宮の前方の地を意味するという説が有力である。奈良時代には「宮埼郡」として文献に登場する。

地形由来
宮代町 みやしろまち 埼玉県

百間村の「宮」と須賀村の「代」を合わせて名付けられた町名です。昭和30年の合併に際し、公募で選ばれました。

合併由来 命名経緯(公募)
宮津市 みやづし 京都府

宮津市の地名は「宮(神社)に近い津(港)」に由来すると考えられ、古代から港町として知られていました。平城京出土木簡にも宮津郷の名が見え、奈良時代まで遡る地名です。

街道・交通由来
宮前区 みやまえく 神奈川県

明治22年に馬絹村字宮ノ前付近へ村役場が置かれたことに由来し、旧村名「宮前(みやさき)」を継承して現在の区名となりました。読みは「みやさき」から「みやまえ」へ改められています。

行政区画由来 命名経緯(公募)
向日市 むこうし 京都府

市名は市西部の向日丘陵先端にある向日神社に由来し、古くから地域名として「向日」が用いられてきました。豊臣秀吉期に門前町として「向日町」が成立し、その地名が市名へ受け継がれています。

地形由来 行政区画由来
本宮市 もとみやし 福島県

本宮市の地名は、古くから地域の中心にあった「本の宮」すなわち本宮に由来すると考えられます。市名は旧本宮町の名称を引き継いだもので、由来の詳細は諸説あります。

行政区画由来
守山市 もりやまし 滋賀県

地名の由来は定説がなく、比叡山を守る「守山寺」にちなむという伝承が知られています。古くは『もる山』と表記・詠唱された例もあり、由来は複数説あります。

八代市 やつしろし 熊本県

八代市の地名は、『日本書紀』に見える八代県(やつしろのあがた)に由来するとされます。古くは八代神社の門前町に起こった地名で、社(やしろ)に通じるという説も伝わります。

行政区画由来
八幡西区 やはたにしく 福岡県

八幡西区の「八幡」は、明治22年の町村制施行時に、周辺の村が合併して八幡村となったことに由来します。各村が八幡神社を祀っていたため、この名が選ばれました。

合併由来 方角由来
八幡東区 やはたひがしく 福岡県

八幡東区の「八幡」は、尾倉・大蔵・枝光の三村が合併して八幡村となった際、各村が産土神の八幡神社を祀っていたことに由来します。

合併由来 方角由来
弥彦村 やひこむら 新潟県

弥彦村の地名は、村の中心に鎮座する弥彦神社に由来します。神社名は祭神・伊夜日子神(いやひこのかみ)にさかのぼるとされ、古くからの信仰と結びついて定着しました。

八幡市 やわたし 京都府

市名は市内の石清水八幡宮に由来し、八幡宮の門前町として発展したことにちなみます。平安期に宇佐神宮から勧請された社に結びつく地名です。

度会町 わたらいちょう 三重県

「伊勢神宮の五十鈴川を渡って神様に会いに行く」が語源とされる地名です。伊勢との結びつきが強く、古くから神域への往来を示す名として伝わります。

水系由来