🗾 地名由来辞典

都道府県名の由来

宮崎県 みやざき

明治時代由来
AI生成

「宮(神社)の前の地(崎)」を意味し、神社の前方にあたる場所「宮前(みやさき)」が転じたとする説が有力。奈良時代にはすでに「宮崎郡」の名が文献に登場する。

語源

「宮崎」の語源は**「宮(神社・神宮)の前方(崎=前)の地」**という説が有力である。

「崎」は通常「突き出た地形」を指すが、宮崎の場合は「前(さき→まえ)」の意味で、神社の前の地「宮前(みやさき)」が転じたとされる。関連する社として江田神社・宮崎神社・名児神社などが挙げられる。

また、神武天皇が東征以前に宮居を構えた場所であることに由来するという説もある。奈良時代にはすでに「宮崎郡」の名称が文献に登場しており、平安時代の『和名類聚抄わみょうるいじゅうしょう』にも記録が残る。

県名確定の経緯

1873年(明治6年)1月15日、美々津県と都城県が合併し、旧日向国の領域に「宮崎県」が設置された。しかし1876年(明治9年)8月21日に鹿児島県に合併されて一時消滅した。その後、旧飫肥藩士らによる粘り強い分県運動の結果、1883年(明治16年)5月9日に宮崎県として再置され、現在に至る。

歴史的変遷

時代区分・名称備考
7世紀末日向国成立684〜696年ごろ
713年大隅国が分立日向国の南部が独立
江戸複数の藩が分立飫肥藩・延岡藩・高鍋藩など
明治6年(1873)宮崎県設置美々津県・都城県合併で成立
明治9年(1876)鹿児島県に吸収一時消滅
明治16年(1883)宮崎県再置分県運動の成果

地名の特徴

宮崎県は一度廃止されて再設置されるという、全国でも珍しい歴史をもつ。神武天皇ゆかりの地として「神話の国」とも呼ばれ、宮崎神宮や高千穂など神話・古代に関連する地名・史跡が多く残る。県庁所在地・宮崎市は日照時間の長さで全国上位を誇ることでも知られる。

地名の変遷

  1. 奈良 日向国 — 684〜696年ごろ成立。その後薩摩・大隅が分立し、日向国の主要部として残る

参考資料・出典

最終更新: 2026-05-01