語源
可児の地名由来は定かではありませんが、もっとも有力とされるのは、宮中の掃除や殿中の清掃を担った役所「掃部寮(かにもりのつかさ)」に由来するという説です。『可児』は、もとは「かにもり」から転じて「かもん」などを経て現在の表記になったと考えられています。
そのほか、願興寺に祀られる「蟹薬師」にちなむという説、古代の可兒氏に由来するという説、「カネ(曲)」「カミ(神)」など別の語から転じたとする説もあります。ただし、いずれも決定打には至っていません。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 不明 | 可児 | 由来は諸説あり、定説はない |
| 昭和 | 可児町 | 1955年に可児町が発足 |
| 昭和 | 可児市 | 1982年に市制施行 |
| 平成 | 可児市 | 2005年に兼山町を編入 |
地名の特徴
可児市の「可児」は、岐阜県内でも特に難読地名として知られます。市名は市域の中心部だけでなく、周辺の旧村名や旧町名にも広く関わっており、地域史をたどるうえで重要な地名です。
また、同じ「かに」と読む地名・名字は全国的には珍しく、地名研究でもしばしば取り上げられます。可児市の由来をめぐる複数の説は、古代から中世にかけての地域の歴史や信仰、官職名の転訛などが重なって形成された可能性を示しています。
特産・名物
可児市は、明智光秀ゆかりの地として歴史的な背景を持つとともに、豊かな自然を活かした多様な特産品に恵まれています。特に「可児そだち」と認定された大豆や米をはじめとする野菜や加工品が豊富で、地域の食文化を支えています。
代表的な特産品としては、ブランド牛である飛騨牛の切り落としなど、質の高い肉類が挙げられます。また、地元の農産物からは、生姜やごぼうなどの新鮮な野菜から、手作り味噌や地豆とうふといった加工品まで、「可児そだち」として34種類もの恵みが届けられています。
生活必需品の分野では、エリエール製品が非常に人気が高く、トイレットペーパーやキッチンペーパーなど日用品の返礼品としても知られています。その他にも、地元ラーメン店による醤油ラーメンや、ヤイリギターなどの工芸品も、可児市の魅力を伝える名物として注目されています。
これらの地域資源は、ふるさと納税の返礼品としても幅広く提供されており、お肉やお米といった食料品から、日用品まで、様々な角度から可児市の魅力をご支援いただけます。