語源
下妻の地名は、承平5年(935年)の『和名抄』に「しもつま」として記されているのが史料上の初見とされます。現在の「下妻」という表記は、おおむね鎌倉時代以降に用いられるようになったとされます。
一方、「しもつま」という音が何を意味したのかを説明した資料は確認できていません。 「下」は上下の対を示す語として各地の地名に見られますが、「つま」の解釈を述べた記述は見あたらず、語源は未詳です。
10世紀の文献に読みが残り、漢字表記は後世に整えられた——という順序だけがはっきりしている地名です。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 平安 | しもつま | 935年『和名抄』に見える史料上の初見 |
| 鎌倉以降 | 下妻 | 現在の表記が定着 |
| 昭和 | 下妻市 | 市制施行後の現行名 |
地名の特徴
下妻市は茨城県西部、鬼怒川と小貝川にはさまれた低地に位置します。周辺には「上妻」など対になる地名も見られ、「上・下」で一組をなす地名構成をたどることができます。ただしそれが「つま」の意味を教えてくれるわけではありません。
特産・名物
下妻市は、豊かな農作物と畜産業に恵まれ、地域の名物商品が豊富です。
【豚肉製品】 「下妻名物 豚肉のみそ漬け」は、オリジナルブレンドの味付けが特徴で、リピーター続出の実績を持つ看板商品です。また、養豚のまちとして、国産豚肉のこま切れやスペアリブなど、高品質な生肉も幅広く提供されており、キャンプやBBQなどのシーンにも適しています。
【米・農作物】 豊かな水と気候に恵まれ、関東有数の米どころとして知られています。また、果物では日本農業賞大賞を受賞した「幸水梨」など、品質の高い農産物が栽培されています。