語源
焼津市の地名は、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の途中、この地で敵に火を放たれた際、草薙剣で草を薙ぎ払い、逆に火を放って危機を脱したという伝説に由来するとされています。
このときの「焼けた津(港・渡し場)」、あるいは「ヤキツ」と呼ばれたことが、現在の「焼津(やいづ)」につながったと伝えられます。
焼津神社の案内でも、この伝説が地名由来として紹介されており、古事記が編纂された和銅5年(712年)以前から、少なくとも1,300年以上の歴史を持つ地名とされています。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 古代 | ヤキツ | 日本武尊の伝説に結びつく地名とされる |
| 不明 | 焼津 | 現在の市名として定着 |
地名の特徴
焼津は、神話由来の地名として知られています。特に日本武尊と草薙剣の伝説は、焼津神社の祭神や地域の信仰とも深く結びついており、地名そのものが土地の歴史や伝承を今に伝えています。
同じく神話や伝説に由来する地名としては、各地の「津」や「焼」「火」に関わる地名が挙げられますが、焼津はその中でも日本武尊の東征譚と結びついた代表的な例です。