🗾 地名由来辞典

津市 つし

三重県 / 津市 江戸時代由来

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古語で「港」を意味する「津」に由来し、「安濃津(あのつ)」の上略形として江戸初期に定着した地名。

語源

「津」は古語で「港・渡船場」を意味する。津市はかつて安濃郡の港であったことから「安濃津あのつ」と呼ばれていた。江戸初期に「安濃津」の上略形として「津」という一字の地名が定着した。

日本語において「津」単独で港を表す例は各地に見られるが、市の名称が一文字となるのは全国でも珍しい。

歴史的変遷

時代呼称備考
室町時代安濃津坊津・博多津とともに「日本三津」の一つ
江戸初期「安濃津」から上略され現在の地名が定着
明治22年津市日本最初の市制施行31市の一つとして市制施行

地名の特徴

津市は三重県の県庁所在地であり、伊勢参宮街道の宿場町として発展した。「伊勢は津でもつ 津は伊勢でもつ 尾張名古屋は城でもつ」という俚謡にも名を残すほど、かつては伊勢信仰の玄関口として栄えた。

特産・名物

津市は三重県の県都で、うなぎの消費量が日本有数と言われるうなぎの街として知られる。ふわっとした食感の蒲焼きは市民に愛され、ふるさと納税返礼品でも提供されている。松阪牛のすき焼き用なども返礼品として充実している。みすぎ地区で生産される「一志みすぎ茶」も特産品で、おぼろ織りを用いた「おぼろタオル」は吸水性の高い伝統的な繊維製品として知られる。銘菓では「いむらや」のようかん・あずきバーが全国的な知名度を持ち、ふるさと納税の返礼品として根強い人気がある。

地名の変遷

  1. 室町 安濃津 — 安濃郡の港(津)を意味し、室町時代には「日本三津」の一つに数えられた

参考資料・出典

最終更新: 2026-06-18