語源
錦町は、昭和30年(1955年)7月1日に西村・一武村・木上村の3村が合併して錦村として発足し、昭和40年(1965年)に町制施行して錦町となりました。「錦」はこのとき定められた新しい名で、それ以前にこの一帯を指す地名として使われていたものではありません。
ただし、なぜ「錦」としたのかを説明した資料は、町の公式サイトや事典類を当たった範囲では確認できていません。 旧村名の「西」「一武」「木上」に「錦」の字は含まれておらず、一字ずつ取る合成地名ではありません。字義から「美しい織物」「立派なもの」といった含みを読み取りたくなりますが、そう述べた記録は見あたらないため、ここでは合併に際して新たに定められた名である、という事実にとどめます。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 明治〜昭和 | 西村/一武村/木上村 | 球磨郡の村として並立 |
| 昭和 | 錦村 | 1955年7月1日、3村が合併して発足 |
| 昭和 | 錦町 | 1965年4月1日、町制施行 |
地名の特徴
錦町は熊本県南部、球磨盆地の球磨郡にあり、人吉市・相良村・あさぎり町などに接します。「錦」は昭和の合併で生まれた新しい名で、土地の古い呼称を受け継いだものではありません。命名の意図が分かる資料が見つかれば、改めて記述します。
特産・名物
- 錦の梨:町名の由来にもなっている高品質な梨で、夏には冷たいデザートとして人気を集める。甘みと酸味のバランスが良く、贈答品としても愛されています。
- 球磨栗:球磨盆地特有の寒暖差を活かした栽培が行われ、50年の歴史を持つ「きふと」などがあります。除草剤不使用の草生栽培により、栄養価が高く美味しい栗が実ります。
- 馬刺し・あか牛:熊本県は馬肉生産量日本一の地域であり、地元の畜産物として霜降り馬刺や赤牛などが人気です。部位ごとに厳選され、柔らかい食感が特徴です。