語源
小美玉市の市名は、平成18年(2006年)3月27日の合併で誕生した新しい行政地名です。合併した小川町・美野里町・玉里村の頭文字「小」「美」「玉」を1字ずつ組み合わせています。
市名は公募で集められました。合併協議会は、881点の公募名称から第3回協議会で「いばらき市」「小美玉市」「百里市」の3候補に絞り込みました。第4回協議会では意見が分かれ、全会一致での決定は難しいと判断されたため、出席者の3分の2以上の賛成による採決で決めることになりました。県委員を除く出席委員32名(1名欠席)が無記名で投票した結果は、「小美玉市」30票、「百里市」2票、「いばらき市」0票でした。これにより「小美玉市」が新市の名称に正式決定しました。
公募では、この名称を推す理由として次のような声が寄せられています。
- 歴史ある3町村の頭文字が残り、新市誕生の歴史として残せる
- 3町村の名称を1文字ずつ使用し、公平と融和と団結が表現されている
- 小川の流れや美しい自然とともに、玉のように輝き飛躍する市のイメージが感じられる
- 小さな美しい宝物、あるいは小さな美しい心を持つふるさとになるように
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 平成 | 小川町・美野里町・玉里村 | 平成13年(2001年)に3町村の議会議員による広域合併問題協議会を設置 |
| 平成 | 小美玉市 | 平成18年(2006年)3月27日、3町村の合併により誕生 |
地名の特徴
公募理由の中には「すでに広域消防の名称としてなじみがあり、違和感なく親しみが持てる」という声もありました。
公募理由にはほかにも「シンプルな名称で言葉の響きも良く、温か味が感じられる」「小さな玉が美しく磨かれていく、そんな夢の持てる市になるように」などが挙げられています。
特産・名物
小美玉市を代表する特産品として、太陽の恵みをたっぷり浴びて作られた「干し芋」が挙げられます。添加物を一切使わず、手作業で丁寧に仕上げるため、甘くやわらかな食感が特徴です。特に紅はるかなどの品種を使ったものは人気が高く、食べ比べができるよう工夫されています。
また、小美玉の豊かな自然を活かした農産物も豊富です。「アイの玉」など、早朝から丹精込めて手摘みされた新鮮なブルーベリーは、季節限定の味覚として知られています。さらに、地域ブランドの「おみたま ヨーグルト」は、小美玉産の生乳をたっぷり使用した大容量タイプもあり、日常使いしやすい人気商品です。
その他にも、地元農業協同組合による旬のいちごなどの新鮮な農作物が、地域資源を支える特産品となっています。