🗾 地名由来辞典

東浦町 ひがしうらちょう

愛知県 / 東浦町 不明時代由来

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町名の「東浦」は、古くは小川・小河とも書かれ、1499年に緒川城主を訪ねた歌にちなみ「緒川」と改められたと伝わります。町内には飯喰場や唐治屋敷など、歴史や生業を映す地名も残ります。

語源

東浦町の地名由来は、町内の各地区に残る地名考として紹介されています。町名そのものについては、町の案内では「東浦地名考」として、飯喰場、古城、唐治屋敷、釜池、蛇子連、森腰、坂下、西畑、ヤンチャなど、由来の異なる地名が取り上げられています。

たとえば、森岡地区の飯喰場いくいばは、村木砦の戦いで水野・織田軍が戦勝の酒盛りをした場所にちなむとされます。緒川の古城ふじろは緒川城があった場所で、地名がそのまま城跡を示しています。

また、緒川新田地区の唐治屋敷とうじやしき釜池かまいけは、知多半島で盛んだった焼き物生産の名残とされます。唐治は「陶師」に由来し、釜池は本来「窯池」と書くとも伝えられています。

町名の由来としては、Wikipediaの緒川の項に、古くは「小川」「小河」とも書かれ、明応8年(1499年)に光山院中納言鳥井雅康が緒川城主・水野氏を訪ねて詠んだ歌にちなみ「緒川」となったという説が記されています。

歴史的変遷

時代呼称備考
不明小川・小河古くの表記とされる
室町緒川1499年の歌にちなむと伝承
江戸緒川村尾張国知多郡の村として所在
明治緒川村市制町村制による村制施行
昭和東浦町大字緖川1948年に東浦町の大字となる

地名の特徴

東浦町の地名は、城跡、神社、焼き物、塩田、戦国期の出来事など、土地の歴史をそのまま映している点が特徴です。伊久智いくぢ神社周辺の森腰もりこし坂下さかした西畑にしばたのように、社寺の位置関係から生まれた地名も見られます。

また、蛇子連じゃこづれのように、民話や地形語が後世に漢字を当てられて定着したと考えられる例もあり、地名が地域の記憶を伝える役割を果たしていることが分かります。

特産・名物

東浦町は知多半島東側に広がる緩やかな丘陵地で、巨峰ぶどうの産地として知られています。昭和35年ごろから栽培が始まり、温暖な気候のおかげで他の産地より早く収穫が楽しめます。また、黒毛和牛「下村牛」は地元で育てられたブランド牛として高く評価されています。知多半島東浦の地酒「衣が浦 若水」は地元産の米を使った特別純米酒で、ふるさと納税の人気返礼品にもなっています。

ふるさと納税の返礼品には巨峰ぶどうをはじめ、地酒、クラフトビール、菜種油など地元産品を中心とした多彩な品が揃っています。

参考資料・出典

最終更新: 2026-06-18