語源
下松市の地名は、推古天皇3年(595年)ごろ、鷲頭庄青柳浦の松の木に大星(北辰星ともいわれる)が降り、7日7夜輝き続けたという伝承に由来するとされます。下松は、この「星が降った松」が「降り松」を経て転じたものと伝えられています。
また、別説として、百済から渡来した琳聖太子にちなみ、百済と交易する港を意味する「百済津(くだらつ)」がなまって「くだまつ」になったともいわれます。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 飛鳥 | 鷲頭庄青柳浦 | 星が降った松の伝承が残る地とされる |
| 不明 | くだまつ | 「降り松」または「百済津」由来の説が伝わる |
| 昭和 | 下松町 | 1939年に市制施行の母体となった町名 |
| 昭和 | 下松市 | 1939年11月3日に市制施行 |
地名の特徴
下松の地名は、星の伝承に結びつく珍しい由来を持ち、「星ふるまち下松」という地域イメージにもつながっています。山口県内でも、伝承由来と渡来系の説が併存する点が特徴的です。