語源
立川市の地名由来には複数の説があります。立川市の公式案内では、『立川の地名』(立川市教育委員会)として、次のような説が紹介されています。
- 多摩川を日の経(たて)の川と呼んだことに由来する「たてかわ」説
- 普済寺に館(たち)があったことに由来する「館川」説
- 多摩川の早い瀬に由来する「湍川(たぎちかわ)」説
- 東にある川を意味する「東の川」説
- 立川氏が居住していたことに由来する「立川氏」説
また、語源由来辞典では、多摩川の水音が高く響く場所であることから、その響きを「たち」と見た説や、多摩川の流れを「たての川」と捉える説、台地の下を流れる川を意味する説などが挙げられています。いずれの説も決め手に欠け、確証はないとされています。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 明治 | 立川村 | 1889年の町村制施行後の村名 |
| 大正 | 立川村 | 1922年に立川飛行場が開設 |
| 昭和 | 立川市 | 1940年12月1日に市制施行 |
| 昭和 | 砂川町編入後の立川市 | 1963年に砂川町と合併 |
| 昭和 | 立川市 | 1977年に立川基地が全面返還 |
地名の特徴
立川市は多摩地域の中心部に位置し、多摩川や玉川上水など水辺の地形と結びついた地名解釈が目立ちます。周辺には同じく多摩地域の地名として、川や台地、開発の歴史を反映した名称が多く見られます。