🗾 地名由来辞典

甲賀市 こうかし

滋賀県 / 甲賀市 飛鳥時代由来

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甲賀市の市名は旧甲賀郡に由来し、古代の「鹿深(かふか)」が転じたものと考えられています。市名は合併時に「こうか」と読む形で定められました。

語源

甲賀こうか市の市名は、平成16年(2004年)に甲賀郡の水口町・土山町・甲賀町・甲南町・信楽町が合併して発足したことに由来します。市名は旧郡名を引き継いだもので、地名としては古く、飛鳥時代には「鹿深かふか」の表記が見え、奈良時代には「甲賀」の表記が確認されます。

由来については、当地を本拠とした鹿深臣かふかのおみにちなむと考えられており、「鹿深」が転じて「甲賀」になったとされています。なお、読みは「こうが」ではなく「こうか」が正式です。

歴史的変遷

時代呼称備考
飛鳥鹿深(かふか)古い表記として見える
奈良甲賀漢字表記が確認される
江戸甲賀郡地域名として継続
平成甲賀市2004年の合併で成立

地名の特徴

甲賀は、忍者の地として知られる「こうが」のイメージが強い一方で、自治体名としては清音の「こうか」を採用しています。これは旧甲賀郡の読みや、合併時の市名決定の経緯が反映されたものです。

また、周辺には「甲賀町」「甲賀駅」など、同じく「こうか」と読む地名・施設名があり、地域全体で清音の読みが定着しています。

特産・名物

甲賀市を代表する特産品が「信楽焼しがらきやき」です。日本六古窯(瀬戸・常滑・越前・丹波・備前・信楽)のひとつに数えられ、1,000年以上の歴史を持つ焼き物の産地です。信楽焼は2017年に「日本六古窯」として日本遺産にも認定されています。たぬきの置物が全国的に有名ですが、近年は土の温もりを活かした食器類・花器・インテリア雑貨など現代的なデザインの作品も多く、ふるさと納税の返礼品としても飯茶碗・カレー皿・水ボトルなど多彩な信楽焼製品が人気を集めています。

甲賀流忍者こうかりゅうにんじゃ」も甲賀市の大きな文化的資源です。「忍びの里 伊賀・甲賀」として2017年に日本遺産にダブル認定されており、「甲賀流忍術屋敷」や「甲賀の里忍術村」など忍者にちなんだ施設が点在します。ふるさと納税では忍者をテーマにした商品(忍者衣装・手裏剣型パッケージの紅茶など)も返礼品として提供されています。

お茶の産地としても甲賀市は知られています。「土山茶」と「朝宮茶」はともに600年以上から1,000年以上の歴史をもつ滋賀を代表する銘茶で、温暖な気候と適度な雨量に恵まれた甲賀の山間地で育まれています。ふるさと納税の返礼品には信楽焼の食器・地元茶・近江牛・忍者グッズが揃い、甲賀市ならではの個性的な品揃えが楽しめます。

参考資料・出典

最終更新: 2026-06-18