🗾 地名由来辞典

小鹿野町 おがのまち

埼玉県 / 小鹿野町 平安時代由来

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小鹿野町の地名は、平安時代の『和名抄』に見える「巨香郷(おかのごう)」にさかのぼるとされます。のちに小鹿野へ転じ、江戸時代には市場町として発展しました。

語源

小鹿野町(おがのまち)の地名は、平安時代中期に編さんされた『和名抄』に記された「巨香郷おかのごう」に始まるとされています。埼玉県の案内でも、小鹿野の地名の起こりは平安時代にさかのぼるとされ、観光協会の紹介でも「巨香郷(おかのごう)」が小鹿野の始まりと説明されています。

その後、表記や読みが変化して現在の「小鹿野」になったとみられます。江戸時代には秩父地域の街道・市場の要所として栄え、地名も地域の中心地として定着していきました。

歴史的変遷

時代呼称備考
平安巨香郷(おかのごう)『和名抄』に見えるとされる古い地名
江戸小鹿野市場町・宿場町として発展し、地名が定着
明治小鹿野町町制施行
昭和小鹿野町周辺村との合併で町域拡大
平成小鹿野町2005年に両神村と合併

地名の特徴

小鹿野町は秩父盆地の西側に位置し、山地と谷口集落がつくる地形の中で発展してきました。地名そのものは古くからの呼称を受け継いでいますが、地域の性格としては、街道交通・市場町・山里文化が重なって形成された点が特徴です。

また、同町は小鹿野歌舞伎や鉄砲祭など、地名とともに地域文化が強く残る土地としても知られています。

特産・名物

小鹿野町といえば、秩父名物として広く知られる「わらじかつ丼」の発祥地として有名です。大正5年(1916年)創業の安田屋が、米問屋の客人が「わらじのようだ」と評した大振りのカツを丼に乗せたことが名前の由来とされています。草鞋(わらじ)の形に見立てた2枚の大きなカツに各店自慢のタレをからめた丼は、小鹿野を訪れる観光客の定番グルメとなっています。

また、小鹿野町は秩父山地に囲まれた山里で、龍ヶ谷鍾乳洞や丸神の滝(日本の滝百選)などの自然景勝地も有名です。特産の農産物としては山地の気候を生かした野菜が作られており、町のふるさと納税では地元食材や名物料理にちなんだ返礼品が提供されています。

参考資料・出典

最終更新: 2026-06-18