🗾 地名由来辞典

本庄市 ほんじょうし

埼玉県 / 本庄市 鎌倉時代由来

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本庄市の地名は、中世にこの地を拠点とした本庄氏の名に由来します。城下町から中山道の宿場町へと発展した歴史が、地名の定着を支えました。

語源

本庄市の地名は、中世にこの地を拠点とした武士団・本庄氏の名に由来します。市の公式資料では、古代末ころから児玉党が本庄周辺の拠点となり、分家が進むなかで本家が「本荘(本庄)」を名のったことが、本庄の名の由来になったと説明されています。

また、市内北堀周辺には「東本庄」という字名が残っており、この付近が本庄氏の拠点だったとみられています。つまり、地名は土地の性格そのものというより、そこを支配・拠点化した一族名が地名として定着したものです。

歴史的変遷

時代呼称備考
鎌倉・室町本庄(本荘)本庄氏が名乗り、地名の由来となった
戦国本庄城下本庄宮内少輔実忠が本庄城を築造
江戸本庄宿中山道の宿場町として発展
明治本庄町町村制施行により成立
昭和本庄市1954年に市制施行
平成本庄市2006年に旧本庄市と旧児玉町が合併

地名の特徴

本庄は、武士の拠点から城下町、さらに中山道の宿場町へと役割を変えながら発展した地名です。とくに本庄宿は江戸日本橋から数えて10宿目にあたり、天保14年には中山道最大級の宿場町に成長しました。

同じ市域には、児玉党や児玉庄に由来する「児玉」の地名もあり、周辺の中世武士団の歴史が現在の地名に色濃く残っています。

特産・名物

本庄市を代表する特産品として近年注目を集めているのがあまりん(いちご)です。埼玉県が開発したオリジナル品種で、強い甘みとほのかな酸味、鮮やかな赤色が特長とされています。本庄市はあまりんの作付け面積が特に多く、ふるさと納税の返礼品としても人気を博しています。

郷土料理としてはつみっこが知られています。かつおだしベースのしょうゆ風味の汁に、地元産小麦粉を丸めたお団子と野菜をたっぷり入れた料理で、「すいとん」に近い家庭的な一品です。埼玉県は古くから小麦の産地であり、本庄市でも小麦を活かした食文化が根付いています。

工芸品では、明治期に養蚕・絹産業で栄えた本庄市の歴史を受け継ぐ**本庄絣(ほんじょうがすり)**が埼玉県の伝統的手工芸品に指定されています。農家の副業として始まった太織りの絹織物で、ネクタイや名刺入れなどに仕立てられた製品がふるさと納税の返礼品としても提供されています。

参考資料・出典

最終更新: 2026-06-18