🗾 地名由来辞典

緑区 みどりく

埼玉県 / 緑区 平成時代由来

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さいたま市の政令指定都市化に伴って設置された区名で、区の色や緑豊かな都市景観を意識した名称とされます。旧浦和市東部の郊外地域を中心に、自然と住宅地が共存する地域性を表しています。

語源

緑区みどりくは、2003年のさいたま市の政令指定都市移行に伴って設置された行政区名です。さいたま市の区名は公募や地域性を踏まえて定められており、緑区は区の色も「みどり」とされるなど、緑豊かな都市景観を意識した名称と考えられます。

市の公式資料では、緑区は台地と低地からなる地域で、古くから植木・苗木・花き産業が盛んな土地柄としても知られています。こうした地域の自然環境や緑の多さが、区名の印象を支えているといえます。

歴史的変遷

時代呼称備考
明治谷田村・尾間木村・三室村・野田村・大門村町村制施行により、現在の区域の基礎となる村々が成立
昭和浦和市東部地域区画整理や宅地化が進み、都市化が進展
平成緑区2003年、さいたま市の政令指定都市移行に伴い設置

地名の特徴

緑区は、旧浦和市の東部郊外を中心とする区で、見沼田んぼや台地・低地の地形が入り組んだ地域です。地名そのものは比較的新しいものですが、区域内には大門宿、見沼通船堀、氷川女體神社など、古い歴史を伝える地名・史跡が多く残っています。

また、区内には「大門」「三室」「道祖土」「美園」など、古くからの集落名や新しい開発地名が混在しており、歴史的な土地利用の変化を読み取ることができます。

特産・名物

緑区は旧浦和市の東部郊外を中心とする区で、見沼田圃の緑豊かな環境の中で植木・苗木・花きの産地として長く知られてきた。市の公式資料でも「古くから植木・苗木・花き産業が盛んな土地柄」と紹介されており、大宮台地から見沼田圃にかけての地形を活かした園芸農業が地域産業の柱の一つとなっている。

また、見沼田圃では稲作も行われており、無農薬・無化学肥料で栽培された**「見沼田圃ほたる米」(コシヒカリ)が特産米として知られている。蛍が育つ清潔な水環境の中で育てられたこの米は、環境保全型農業の象徴的な産品であり、さいたま市のふるさと納税(「ふるさと応援」寄附)の返礼品としても提供されている。さらにくわい**(慈姑)の産地としても知られ、区内の高畑くわい出荷組合を中心に生産が続けられている。くわいは正月料理の縁起物として需要があり、緑区は県内有数の産地となっている。

さいたま市のふるさと納税は市全体で実施されており、見沼田圃ほたる米のほか、浦和のうなぎ・大宮盆栽・岩槻人形など市内各地の産品が返礼品として全国に発信されている。

参考資料・出典

最終更新: 2026-06-18