語源
久米島町の地名は、古く『続日本紀』に現れる「球美(くみ)」に由来すると考えられています。記事では、714年に来朝した「球美」人が久米島のこととされ、球美=クミは琉球方言で「米」を意味し、米所の島を指したものと説明されています。
また、町章の解説でも「く」を3つ並べた「くみ」は『続日本紀』に記された「球美(くみ)」に由来するとされており、町名の読みと歴史的表記のつながりがうかがえます。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 奈良 | 球美(くみ) | 『続日本紀』に見える表記とされる |
| 明治以降 | 久米島 | 島名として定着 |
| 平成 | 久米島町 | 2002年、具志川村と仲里村の合併で成立 |
地名の特徴
久米島町は、島全体がひとつの自治体となっている離島の町です。地名の由来に関わる「球美(くみ)」は、町章や地域の説明にも取り入れられており、歴史的な呼称が現在の町名意識にも受け継がれています。
同じく「久米」の名を持つ地名としては、沖縄県内外に見られるものがありますが、久米島町の場合は島そのものの歴史と結びついた名称である点が特徴です。