語源
「日出」という地名の語義も、これを「ひじ」と読む理由も、現時点で確認できていません。 町公式サイトの歴史ページ、コトバンク所収の事典、Wikipedia のいずれにも、地名の由来を説明した記述は見あたりませんでした。
「日の出」を思わせる字面から意味を推し量りたくなりますが、そう説明した資料を確認できていない以上、ここでは書きません。字は音に当てたもので、字義とは無関係である可能性も十分にあります。
確かなのは、江戸時代にこの地が日出城を中心とする日出藩3万石の城下町として栄えたことです。日出城は慶長7年(1602年)に築かれ、藩主・木下延俊が入国しました。ただしこれは地名が使われていた時期の下限を示すだけで、名の由来ではありません。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 江戸 | 日出 | 1602年に日出城が築かれ、日出藩3万石の城下町として発展 |
| 明治以降 | 日出町 | 町村制施行後、自治体名として定着 |
地名の特徴
日出町は大分県中部、国東半島の南端部にあり、別府湾に面しています。日豊本線や国道10号・213号が通る交通の要地です。
表記からは読みが導けない難読地名で、東京都の「日の出町(ひのでまち)」とは別の自治体です。文献では両者を区別して扱う必要があります。