🗾 地名由来辞典

十津川村 とつかわむら

奈良県 / 十津川村 平安時代由来

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十津川村の地名は、都や津(港)から遠い場所を意味する「遠津川(とおつかわ)」に由来するとされます。中世の文書にも「遠津川」と見え、のちに十津川と表記されるようになりました。

語源

十津川とつかわの地名は、都や津(港)から遠い場所を意味する「遠津川(とおつかわ)」に由来するとされています。村の公式史料では、永治2年(1142年)の『高野山文書』に「遠津川」として登場し、地名の意味は「都や津から遠い川・地域」と説明されています。

また、Web上の解説では、上代から中世にかけては「遠津川」と書かれ、のちに「十津川」と表記されるようになったとされます。現在の村名は、熊野川上流域の山深い地勢と、都から隔たった土地であることを反映した名称と考えられます。

歴史的変遷

時代呼称備考
平安遠津川『高野山文書』に見える表記
中世十津川「遠津川」から転じた表記とされる
明治十津川村1889年の大水害後、6カ村を統合して成立

地名の特徴

十津川村の地名は、川の名と地域名が強く結びついた例です。奈良県南部の山岳地帯では、河川名がそのまま流域の地域名・村名になることが多く、十津川もその代表的な例といえます。

同じく「遠い」「奥まった」ことを示す地名は、紀伊山地や熊野周辺に多く見られ、十津川村の地名もそうした山間部の地理的性格をよく表しています。

参考資料・出典

最終更新: 2026-06-16