語源
四日市市の地名は、室町時代にこの地で定期市が開かれ、毎月四日・十四日・二十四日に市が立ったことに由来するとされています。文献上は文明5年(1473年)の「四ケ市庭浦」や「四日市庭」が古い表記として見え、のちに江戸時代には「四日市」と記されるようになりました。
また、地域では水が湧き出たことから「泗水」とも呼ばれたと伝えられています。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 室町 | 四ケ市庭浦 / 四日市庭 | 文明5年(1473年)の史料に見える古い表記 |
| 江戸 | 四日市 | 江戸期にはこの表記が定着 |
| 明治 | 四日市市 | 1897年(明治30年)に市制施行 |
地名の特徴
四日市は、伊勢湾に面した交通・物流の要地として発展してきた都市です。地名の由来となった「市」は、周辺の商業活動の中心としての性格をよく示しています。
同様に、定期市や市日に由来する地名は各地に見られますが、四日市市はその代表的な例の一つです。市名そのものが、地域の商業史を今に伝えています。
特産・名物
四日市市は三重県北部の工業都市で、伝統産業と食文化が共存する。最も名高い特産品は「大矢知手延麺」で、約200年前から伝わる手延べ製法の冷麦・そうめん・うどんがふるさと納税返礼品として人気だ。「九鬼ごま油」は創業明治19年の老舗が生産する国産ごま油で、ふるさと納税返礼品ランキング上位の定番商品。工芸品では「四日市萬古焼」が地場産業として知られ、土鍋や急須などが生産される。名物料理「四日市とんてき」は三重県産豚肩ロースに秘伝のたれを絡めた地元グルメとして知られている。