語源
天城町(あまぎちょう)の町名は、徳之島町との境にある天城岳に由来するとされています。町の公式案内では、天城岳の旧名を「アメキウデー(雨気岳)」とし、そこに「アメンキュという夫婦の神が天から降りてきた」という神話が伝わり、そこから「雨気(あめぎ)」が「天城」に転じたと説明されています。
また、鹿児島県の「地名の由来」でも、奄美地域の地名には神話や伝承に基づくものが多く、天城町もその一つとして位置づけられます。地形としては、町域の北側に連なる山岳地帯の中心的な山である天城岳が、町名の基点になったと考えられます。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 不明 | アメキウデー(雨気岳) | 天城岳の旧名とされる |
| 明治 | 阿布木名方・山方 | 島嶼町村制で合併し、新村名として採択 |
| 昭和 | 天城町 | 昭和36年に町制施行 |
地名の特徴
天城町の地名は、山岳名を基礎にした地名である点が特徴です。徳之島では、山や集落の位置関係が地名に反映される例が多く、天城町もその一つといえます。
同じく鹿児島県の離島地域では、神話・伝承・自然地形が結びついた地名が少なくありません。天城町の場合も、天城岳という具体的な地形と、雨気から天城へ転じたという伝承の両面から、町名の成立をたどることができます。
特産・名物
- 島マンゴー:天城町で栽培される完熟マンゴーは、完全無加温栽培により自然の恵みをうけながらゆっくり育て上げられました。とろけるような口当たりと芳醇な香りが特徴で、地元の農業祭などでも振舞われる人気特産品です。
- 黒糖焼酎:天城町では、奄美でしか生産できないさとうきびを原料にした本格黒糖焼酎が名物として知られています。まろやかな旨味と独特の香りが多くの方々に親しまれ、地元の酒造メーカーから製造されています。
- トロピカルフルーツ:太陽の恵みいっぱいに育ったドラゴンフルーツやパッションフルーツも豊富です。徳之島で商標登録されたブランド品などもあり、黒糖焼酎との相性も良く評価されています。
- あまぎのやましし:世界自然遺産に登録された徳之島の大自然で育ったイノシシは、臭みが少なく柔らかい肉質が特徴です。鹿児島大学の研究により高性能なアミノ酸が多く含まれていることが分かり、健康志向の方にも支持されています。
ふるさと納税の返礼品としても人気があります。