🗾 地名由来辞典

屋久島町 やくしまちょう

鹿児島県 / 屋久島町 不明時代由来

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屋久島の「屋久」は、古代文献に見える「掖久(やく)」に由来すると考えられています。島名が町名となり、現在は屋久島と口永良部島を行政区域とする町です。

語源

屋久島やくしまの「屋久」は、古代の文献に見える「掖久(やく)」に由来すると考えられています。『日本書紀』には推古天皇24年(616年)に「掖久の人」が日本へ移り住んだ記事があり、7世紀にはすでに「やく」という地名が朝廷側の記録に現れていました。

ただし、最初期の「夷邪久」「掖久」が現在の屋久島そのものを指すのか、南島全体を指すのかについては説が分かれています。町名の「屋久島町」は、この島名をそのまま行政名に採用したものです。

歴史的変遷

時代呼称備考
飛鳥掖久・掖玖・夷邪久古代文献に見える表記。島を指すか南島全体を指すかは諸説ある。
明治以降屋久島現在の一般的な表記として定着。
平成屋久島町2007年に町制施行・合併後の自治体名として成立。

地名の特徴

屋久島町は、屋久島と口永良部島を行政区域とする町です。地名としての「屋久」は、古代から南島との交流を示す記録に現れる点が特徴で、種子島・奄美など周辺の島名と並んで史料上に登場します。

また、屋久島は屋久杉や縄文杉で知られ、島名そのものが自然景観や世界遺産のイメージと強く結びついています。

特産・名物

鹿児島県屋久島町は、世界自然遺産に登録された屋久島の豊かな自然が育んだ特産品に富む地域です。

屋久島産の柑橘類(タンカン) 鹿児島県北限で生産される「たんかん」は、高い糖度と独特の風味が特徴です。山岳気候による寒暖差を活かし、果汁 100%ジュースや生果として地元で愛されています。

三岳焼酎 宮之浦岳・永田岳・黒味岳の三岳から命名された本格芋焼酎です。屋久島の軟水と国産サツマイモを使用し、まろやかで爽やかな飲み口が人気です。

屋久島縄文水 縄文杉を育てた天然の水として知られる軟水で、硬度が約 10mg/L と非常に柔らかいのが特徴です。料理の素材味を引き立てるだけでなく、健康志向の方にも支持されています。

これらの特産品は、ふるさと納税の返礼品としても人気があります。

参考資料・出典

最終更新: 2026-08-06