語源
善通寺市の市名は、市内にある真言宗善通寺派総本山の善通寺に由来します。
寺号の「善通」は、開基とされる佐伯田公の諱(いみな)である「善通(よしみち)」から取られたと伝えられています。
また、善通寺は空海(弘法大師)の生誕地とされる地域に位置し、寺院名が地域名として定着した代表的な例です。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 平安 | 善通寺 | 文献上の初見は1018年の「讃岐国善通寺司解」とされる |
| 明治 | 善通寺村 | 近代以降、行政区画としての名称が用いられた |
| 昭和 | 善通寺市 | 市制施行により現在の市名となった |
地名の特徴
善通寺市の地名は、寺院名がそのまま自治体名になったタイプで、香川県内でも宗教施設に由来する地名として知られます。
周辺には空海ゆかりの史跡や古墳群が多く、歴史的景観と結びついた地名としても特徴的です。
市名の由来をたどると、寺院の創建伝承、開基とされる人物名、そして空海信仰の広がりが重なっていることがわかります。
特産・名物
- 讃岐うどん:香川県を代表する麺食で、善通寺市には本場の生うどんや釜揚げうどんの名店が多数あります。市内の飲食店で提供されるこだわりの美味しさは、全国にファンを持つ人気グルメです。
- さぬきのめざめ:香川県オリジナルブランドのアスパラガスで、善通寺市の農家が丹精込めて生育させた高品質な品です。甘くて瑞々しい食感が特徴で、料理番組や旅番組で紹介されたこともありました。
- さぬきダイシモチ:うどんの原料として名高い大麦(もち麦)を加工した商品などがあります。機能性表示食品として登録されており、おなかの調子を整える効果があるなど健康志向の方にも選ばれています。
ふるさと納税の返礼品としても人気があります