🗾 地名由来辞典

陸別町 りくべつちょう

北海道 / 陸別町 不明時代由来

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アイヌ語の rik-un-pet(高い所にある川)に由来し、陸別川の名から町名が定着したと考えられています。

語源

陸別町(陸別りくべつちょう)の地名は、アイヌ語の rik-un-pet に由来すると考えられています。意味は「高い所にある川」「上の方にある川」で、陸別川の名が地名のもとになったとされます。

北海道地理学会の論考では、永田方正の『北海道蝦夷語地名解』に見える解釈や、更科源蔵・知里真志保らの説を踏まえつつ、陸別の語源を rik-un-pet とみるのが妥当と整理されています。陸別川が利別川に合流する地形から、山側へ「上っていく川」という感覚で名づけられたと考えられます。

また、旧字では「産別」と書かれた時期がありましたが、現在は「陸別」の表記が定着しています。

歴史的変遷

時代呼称備考
明治産別旧表記として用いられた。
明治リクンペッアイヌ語由来の原形とされる。
昭和陸別現在の表記として定着。

地名の特徴

陸別町の「ベツ」は、アイヌ語の pet(川)を表す地名要素として、北海道各地に広く見られます。たとえば、江別、芦別、士別、遠別、幕別なども同系統の地名です。

陸別町は山間部に位置し、利別川水系の上流域にあたることから、「高い所にある川」という語源が地形とよく対応しています。北海道の「ベツ」地名の中でも、川筋や地形との結びつきが比較的わかりやすい例です。

特産・名物

陸別町は「日本一寒い町」として知られ、その厳しい寒さが食材に独特の旨みと品質をもたらしています。なかでも「エゾシカ(鹿肉)」が町を代表する特産品で、ヒレ肉・ジンギスカン・鹿ベーコン・鹿ジャーキー・鹿しぐれなど多彩な加工品として提供されています。豊かな自然環境で育った野生のエゾシカは、低脂肪・高たんぱくな健康食材として近年注目を集めています。また、えびす南瓜を活用した機能性表示食品のかぼちゃペーストや、名物の混ぜご飯を缶詰にした「よーいごはん」、さらにナチュラルミネラルウォーター「陸別百恋水」も町の個性的な産品です。

ふるさと納税の返礼品には、エゾシカ肉の各種加工品をはじめ、陸別百恋水やかぼちゃペーストなど、日本一の寒さが育む陸別ならではの品々が用意されています。

参考資料・出典

最終更新: 2026-06-17