語源
安平町(あびらちょう)の地名は、アイヌ語の アラピラペッ(ar-pira-pet) に由来するとされます。これは「一面に崖のある川」あるいは「片側に崖をもつ川」ほどの意味と解され、地形を表した地名です。
資料によっては アㇻピラ(ar-pira)「片側・崖」からの説明も見られ、いずれも安平川流域の地形に結びつけて理解されています。
なお、現在の町名は2006年の合併時に旧町名の「安平」を採用したもので、読みは「あびら」です。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 明治 | 安平村 | 1895年ごろ入植が進み、村として成立 |
| 昭和 | 早来町 | 安平村が改称して成立 |
| 昭和 | 追分町 | 安平村から分立して成立 |
| 平成 | 安平町 | 2006年に早来町・追分町が合併して成立 |
地名の特徴
安平町の地名は、北海道に多いアイヌ語由来の地名の一つで、川や崖などの地形を表す語が基になっています。
同じ胆振地方には、川・沢・崖などを意味するアイヌ語に由来する地名が多く、安平町もその地名景観をよく示しています。
特産・名物
安平町は「チーズ専門工場発祥の地」として知られ、日本で本格的なナチュラルチーズ製造が始まった地域です。「はやきたチーズ」など個性豊かなチーズ製品が生産されており、ふるさと納税でも人気の返礼品となっています。農産品ではアスパラガス・トマト・メロンのほか、白いとうもろこしの生産も盛んです。また「菜の花はちみつ」や「菜の花オイル」など、菜の花を活かした加工品も町の特徴的な産品です。ふるさと納税の返礼品には各種チーズ・肉類のほか、ジンギスカン「あびじん」やメロン・米(ななつぼし)なども揃っています。