語源
豊浦町の地名は、農産物や水産物が豊かで、内浦湾に面していることから名付けられたとされています。さらに、末永く豊かであってほしいという願いも込められていたと伝えられます。
この地はもとは弁辺と呼ばれていましたが、昭和7年に豊浦村へ改称されました。弁辺はアイヌ語に由来するとされ、「ベツベツ(川・川)」「小さい川が集まったところ」や、「水・ある・ところ」などの解釈が紹介されています。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 不明 | 弁辺 | アイヌ語由来とされる旧称 |
| 昭和 | 豊浦村 | 昭和7年に改称 |
| 昭和 | 豊浦町 | 1947年の町制施行で成立 |
地名の特徴
「豊浦」は、自然の恵みが豊かな沿岸地域らしさを表す地名です。北海道では、旧アイヌ語地名を和風の吉字に改めた例が多く、豊浦町もその一つといえます。
同じ胆振地方には、アイヌ語由来の地名を持つ市町村が多く、地形や水辺の特徴が地名に反映されている点が共通しています。
特産・名物
豊浦町はホタテ養殖の発祥地として知られ、内浦湾で育てた活ホタテは肉厚で甘みが強いことから道内外に広く出荷されています。また、ブランドいちご「けんたろう」は町が80年以上かけて育ててきた品種で、大粒で色艶がよく、芳醇な甘みと程よい酸味のバランスが高く評価されています。さらに「とようらポーク」と呼ばれるブランド豚の生産も盛んで、ロースや挽き肉などが広く流通しています。ふるさと納税の返礼品としては、活ホタテ・いちご・豚肉のほか、複数の特産品を詰め合わせたセットも人気を集めています。