語源
斜里町の地名は、アイヌ語の「サル」または「シャル」に由来するとされ、いずれも「アシの生えているところ」という意味です。町の公式資料でも同様の説明が示されており、地名は自然環境を表すアイヌ語地名が転訛したものと考えられています。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 江戸 | シャリ場所 | 1790年に宗谷場所から分設され、斜里場所が開設されたとされます。 |
| 明治 | 斜里村 | 1875年に村名が漢字表記となり、斜里村などの村名が定められました。 |
| 昭和 | 斜里町 | 町制施行後、現在の町名として定着しました。 |
地名の特徴
斜里町は知床半島の西側に位置し、周辺にもアイヌ語由来の地名が多く見られます。北海道東部では、湿地や草地を表す語に由来する地名が各地に残っており、斜里町の地名もその一例です。
特産・名物
斜里町は18年連続で鮭の水揚げ量が日本一を誇る漁業の町で、知床の清流を遡るサケは町を代表する特産品です。鮭とばやいくら醤油漬け、鮭フレークなど鮭を使った加工品が多数あり、漁業文化に根ざした食の豊かさを感じさせます。また、世界遺産知床の自然環境が育む農産物も充実しており、ニンジンやてん菜、馬鈴薯なども栽培されています。知床斜里産にんじんとレモンだけを使ったニンジンジュースや自家焙煎の「流氷珈琲」など、地域の素材を生かした個性的な加工品も注目されています。ふるさと納税返礼品でも鮭関連製品やニンジンジュース、ホッケなどが登録されており、知床の豊かな恵みを幅広く楽しめます。