🗾 地名由来辞典

中頓別町 なかとんべつちょう

北海道 / 中頓別町 大正時代由来

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中頓別町の地名は、アイヌ語由来の「頓別」に、頓別川の中流域にあることを示す「中」が付いたものです。

語源

中頓別町の「頓別」は、アイヌ語の ト・ウン・ペッto-un-pet に由来し、「湖・の(に入る)・川」、すなわち「湖に入る川」を意味するとされています。頓別川は、北側の大きな湖であるクッチャロ湖の水が流れ込む川として説明されます。

その後、1916年(大正5年)に枝幸村から頓別川流域が分村して頓別村が成立し、さらに1921年(大正10年)に頓別川上・中流域を分村する際、新しい村の中心が中頓別市街であったことから「中頓別村」と命名されました。現在の町名は、この「頓別」に中流域を示す「中」を付けたものです。

歴史的変遷

時代呼称備考
大正頓別村1916年、枝幸村から頓別川流域を分村して成立
大正中頓別村1921年、頓別川上・中流域の分村により成立
昭和中頓別町町制施行後の現行名

地名の特徴

「頓別」を名乗る地名は、宗谷地方に浜頓別町と中頓別町があり、いずれも頓別川流域の地名として理解されています。中頓別町は、そのうち川の中流域に位置することを示す地名で、地形・河川位置に基づく命名の典型例といえます。

また、同じ「頓別」を共有する浜頓別町との対比からも、川の上流・中流・下流や沿岸部との位置関係を反映した地名であることが分かります。

特産・名物

中頓別町は酪農と農業が基盤の内陸の町で、冷涼な気候が育む牧草地で飼育された乳牛から絞る質の高い生乳が特産の一つです。「なかとん牛乳」はノンホモジナイズ製法で製造されており、生乳本来の濃厚な風味が楽しめると評価されています。また、焙煎にこだわったコーヒー「ヤマフクコーヒー」のシングルオリジンコーヒーも町の特産品として知られ、希少なモカ ゲイシャ種が「貴婦人のコーヒー」として人気を博しています。ふるさと納税返礼品では牛乳製品やコーヒー豆、黄金のフィナンシェなどが登録されており、農産物の豊かさを生かした品が揃っています。

参考資料・出典

最終更新: 2026-06-17