🗾 地名由来辞典

上富良野町 かみふらのちょう

北海道 / 上富良野町 明治時代由来

AI生成

上富良野町の地名は、アイヌ語の「フラヌイ」に由来する富良野に、富良野川の上流にあることを示す「上」を付けたものです。十勝岳周辺の硫黄臭や噴気にちなむとされます。

語源

上富良野町の「富良野」は、アイヌ語の フラヌイhura-nu-i に由来するとされます。意味は「硫黄臭い悪水の溜まっている土地」や、「においをもつ所」と説明され、十勝岳周辺の噴気や硫黄臭にちなむ地名です。

そのうえで、富良野川の上流に位置することから、頭に「上」を付けて「上富良野」と呼ぶようになりました。つまり、もとの地名である富良野の位置関係を示す補助語が加わった形です。

歴史的変遷

時代呼称備考
明治富良野アイヌ語由来の地名として用いられる
明治上富良野富良野川の上流にあることから「上」を付加
昭和以降上富良野町町制施行後の現行名称

地名の特徴

上富良野町の地名は、同じ「富良野」を名乗る周辺自治体と共通の語源を持ちます。富良野市、中富良野町、南富良野町も、いずれもアイヌ語の フラヌイhura-nu-i に関係するとされ、十勝岳周辺の地形・火山活動と深く結びついています。

また、上富良野町は「上・中・南」の区分の中でも、川の上流側にあることをそのまま示す地名であり、地形と位置関係が分かりやすく反映された例といえます。

特産・名物

上富良野町は十勝岳の麓に広がる農業の町で、赤肉メロンや「かみふらのポーク」が代表的な特産品です。昼と夜の大きな気温差が糖分を蓄えさせるため、メロンは平均糖度15度前後の甘さと豊かな香りが特徴です。かみふらのポークは、地養素を飼料に使い育成後半に麦を10%以上配合するなど飼育にこだわった銘柄豚で、肉質のやわらかさと旨みが評価されています。また、男爵いもやグリーンアスパラガスも栽培されており、北海道産ホップ「ソラチエース」を使ったクラフトビール「SORACHI1984」は国際的にも知名度を持つ特産加工品です。これらはふるさと納税の返礼品としても積極的に提供されています。

参考資料・出典

最終更新: 2026-06-17