語源
せたな町の町名は、平成17年9月1日に大成町・北檜山町・瀬棚町の3町が合併した際、新町名を公募して決められました。
町名のもとになった「せたな」は、アイヌ語の「セタルシュペナイ(犬の川)」、または「セタルペシュペナイ(犬が泳ぎ渡る川)」が略されて「セタナイ(犬の沢)」となり、それが「セタナ」に転化したものとされています。現在の町名は、この旧地名をひらがな表記にしたものです。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 昭和 | 瀬棚町 | 2005年9月1日に北檜山町・大成町と合併して廃止 |
| 平成 | せたな町 | 合併時に公募で決定した新町名 |
地名の特徴
せたな町は北海道南西部の日本海側に位置し、旧瀬棚町・旧北檜山町・旧大成町の3地域が一体となって成立した町です。町名の由来となった「セタナイ」は、北海道各地に見られるアイヌ語由来地名の一例で、川や沢などの水系地形を表す語を含んでいます。
旧自治体名の「瀬棚」は漢字表記として長く用いられてきましたが、合併後は読みやすさを重視したひらがなの「せたな」が採用されました。
特産・名物
せたな町は日本海に面した自然豊かな町で、多彩な特産品が揃っています。日本海ではイカ漁が盛んで、松前漬けやいか三升漬け・いか塩辛などのイカを使った加工品が名物として知られています。また、豊富な魚種のうちホッケも有名で、根ホッケの開きは道南の食文化を代表する一品です。酪農・畜産も活発で、フランス北部に似た気候の牧場で育てられた牛乳を使ったチーズやヨーグルト、アイスクリームが生産されています。さらに、日本一清流に輝いた実績を持つ後志利別川には秋になると鮭が遡上し、いくら醤油漬けも人気の地場産品となっています。ふるさと納税の返礼品には根ホッケ開き、いくら醤油漬け、松前漬け、毛がに、天然ホタテ貝柱、ひらかわ牧場のアイスクリームなどが登録されています。