語源
砂川市の地名は、アイヌ語の「オタウシナイ(ota-us-nay)」に由来するとされる。
- 「ota」=砂浜・砂
- 「us」=多い
- 「nay」=川・沢 つまり「砂の多い川」「砂浜のある川」という意味で、市内を流れていた川の名称に由来する。これを和訳したものが「砂川」である。 隣接する歌志内市の名称も、同じ「オタウシナイ」を音写した地名であり、砂川が“意訳”、歌志内が“音訳”に近い形で成立した点が特徴的である。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 明治初期 | 奈井江村周辺地域 | 石狩川流域の開拓地 |
| 明治36年 | 砂川村 | 奈井江村から改称 |
| 大正12年 | 砂川町 | 町制施行 |
| 昭和33年 | 砂川市 | 市制施行 |
地名の特徴
砂川市は空知地方中央部に位置し、石狩川と空知川の合流域に発展した都市である。北海道の地名に多く見られるアイヌ語由来地名の一つであり、自然地形を表現した名称がそのまま日本語へ訳されている。 また、歌志内・上砂川など周辺地名との関連性も深く、炭鉱開発以前から地域一帯で共有されていたアイヌ語地名の痕跡を残している。
特産・名物
砂川市は「スイーツのまち」として知られ、国道12号沿いを中心に18店舗以上の菓子店が集まるエリアを「すながわスイートロード」と呼んでいる。創業100年を超える老舗から全国的な知名度を持つ菓子店まで、ケーキ・和菓子・パン・冷菓などの多彩なスイーツが軒を連ね、「すながわスイーツ」として地域ブランドを確立している。新鮮な牛乳を使ったアイスクリームやチーズタルト、バウムクーヘンなどが特産品として人気を集める。ふるさと納税の返礼品でも砂川産のスイーツが中心を占めており、市内菓子店自慢の焼き菓子詰め合わせや乳製品スイーツが全国の菓子好きに届けられている。