語源
世羅町(世羅ちょう)の地名は、町の伝承によれば、昔、大和王朝が吉備国を征服した際に派遣された地方長官・世良彦命(せらひこのみこと)がこの地を治めたことに始まるとされています。
この「世良」が地名の起こりとされ、のちに「世羅」と表記されるようになったと考えられています。
ただし、町名の由来については伝承的な説明が中心で、確定的な史料に基づく断定は難しいため、現在は「世良彦命にちなむ」という説として紹介されることが多いです。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 不明 | 世良・世羅 | 世良彦命に由来するという伝承がある |
| 昭和 | 世羅町(初代) | 1955年に大見村・西大田村・東大田村が合併して成立 |
| 平成 | 世羅町(2代) | 2004年に旧世羅町・甲山町・世羅西町が合併して成立 |
地名の特徴
世羅町は「世羅台地」と呼ばれる高原状の地形に位置し、周辺の水系の分水嶺にもなっています。地名そのものは人名由来の伝承を持ちますが、町域全体としては古くから大田庄を中心に発展し、合併を経て現在の町名が受け継がれました。
同じ「世羅」を含む旧自治体名として、世羅町(初代)や世羅西町、甲山町などがあり、地域の歴史的連続性を示しています。