語源
明和町の町名は、1955年(昭和30年)に千江田村・梅島村・佐貫村の三ヶ村が合併して明和村となった際、公募によって付けられたものです。
「明朗で平和な村に」という願いを込めて「明和」と名付けられたとされています。
『明和村誌』によると、三ヶ村は1954年(昭和29年)11月に「千江田村・梅島村・佐貫村合併促進協議会」を設け、梅島村役場に事務所を置きました。新しい村名は同年12月1日の協議会で決まりました。公募には総数215通、93種類の案が寄せられています(町公式サイトは89種類としています)。新村名審査要領の第1項には「新村名は簡潔明朗にして新鮮味のあることを要す」とあり、そのなかから「明朗にして平和な象徴」として「明和村」が選ばれました。名付けの親は田島の人で、当時館林女子高校3年生だったと記されています。
その後、同年12月9日に三ヶ村の協議会がそろって合併を事実上決定し、申請は邑楽郡内で館林市に次ぐ2番目となりました。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 昭和 | (新村名の決定) | 1954年12月1日、合併促進協議会が公募案(215通・93種類)から「明和村」を選定 |
| 昭和 | 明和村 | 1955年、千江田村・梅島村・佐貫村の合併により成立 |
| 平成 | 明和町 | 1998年に町制施行 |
地名の特徴
「明和」は、「明朗」と「平和」から一字ずつ取った名です。
同表記の自治体として三重県の明和町(めいわちょう)がありますが、群馬県の明和町は「めいわまち」と読みます。両町は友好交流提携と災害相互応援協定を結んでいます。
特産・名物
群馬県明和町は、「実り豊かな里」として知られ、四季折々の恵みと花に彩られた暮らしが魅力です。特に以下の特産品や名物が地域を代表しています。
- 梨(豊水・幸水) 「梨の里」として名高い明和町では、「豊水」「幸水」といったブランド名の梨が栽培されています。採れたての梨は非常にみずみずしく、芳醇な香りが特徴です。季節限定で新鮮な果物や、梨を使用した炭酸ジュースなどが楽しめます。
- シクラメンをはじめとする花々 町の東部地区には温室が立ち並び、高品質な花を育む園芸文化が根付いています。特に「シクラメン」は全国的な評価が高く、かつては農林水産大臣賞を受賞するなど、その品質の高さで知られています。季節の花々や定期便としてお届けされることも多くあります。
- 地域ブランドを活用した食品(明和珈哩など) 地元の特産品を組み合わせた商品開発も盛んです。例えば、群馬県産の梨と最高級牛である松阪牛を組み合わせた限定カレー「明和珈哩」は、地域の食資源を結集させた代表的な名物です。その他、国産いちじくのコンポートなども人気を集めています。