語源
みやこ町の「みやこ」は、『日本書紀』の景行天皇紀に見える記述に由来するとされています。
観光協会の説明では、景行天皇が筑紫を巡幸した際、豊前国長峡県に仮の御殿を建てて滞在し、その地を「京」と呼んだことが、京都郡やみやこ町の名の由来になったとされています。
このため、地名としての「みやこ」は、都・京を意味する古い語感を受け継いだものと考えられます。町名そのものは平成18年(2006年)の合併で成立しましたが、名称には古代の伝承が反映されています。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 古墳 | 豊前国長峡県 | 『日本書紀』の景行天皇紀に関連する伝承地 |
| 江戸 | 犀川 | 今川の旧称に由来するとされる地名 |
| 江戸 | 勝山 | 旧町名の一つ |
| 江戸 | 豊津 | 旧町名の一つ |
| 明治 | 京都郡 | 行政区画として継承 |
| 平成 | みやこ町 | 2006年3月20日に勝山町・犀川町・豊津町が合併して成立 |
地名の特徴
みやこ町は、旧勝山町・犀川町・豊津町の3町が合併してできた町で、町名には古代の「京」の伝承が込められています。
一方で、町内の旧地名には、犀川のように河川名や信仰に結びつくものもあり、地域ごとに異なる由来が見られます。
また、町内には豊前国分寺跡や豊前国府跡など古代史に関わる遺跡が多く、地名の背景にも古代の政治・文化の中心地であったことがうかがえます。