語源
鞍手町鞍手の地名は、6世紀中頃に百済救援へ参加した筑紫国造が、馬の鞍を射抜くほどの強弓の使い手だったことから、百済王より「鞍橋君(くらじのきみ)」の尊称を与えられたという伝承に由来するとされます。
この「くらじぎみ」が転じて「くらて」になった、という説明が地元の案内や商工会資料で紹介されています。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 飛鳥 | 鞍橋君(くらじのきみ) | 百済救援に関わる伝承に見える尊称 |
| 不明 | 鞍手 | 「くらじぎみ」が転じたとされる地名 |
地名の特徴
鞍手町は福岡県北西部の筑豊地域に位置し、古くから人の往来があった地域です。町内では古墳・横穴墓や貝塚なども確認されており、古い歴史をもつ土地柄がうかがえます。
また、同じく伝承由来の地名としては、人物の称号や古い呼び名が地名化した例が各地に見られますが、鞍手町では「鞍橋君」の伝承が町名の説明として特に知られています。