語源
西桂町の「桂」は、明治8年1月19日に東西八ヶ村が合併して「桂村」となった際、桂川から取ったものと考えられています。
町の説明では、桂川の語源については複数の説があり、都留郡の「つる」と関連するという説、または桂の木にあやかったという説が紹介されています。『甲斐国志』では、都留郡の「つる」を蔓葛(つる)の意とみて、そこから「桂」の字を借用したとする見方が示されています。さらに『甲斐叢記』でも、都留の意を蔓葛とし、「つる(蔓葛)」を「かつら」ともいうことから「桂」の字を用いたとしています。
一方で、比較的新しい説として、桂川流域に桂の大木が茂っていたことから、その木にちなみ「桂川」と名付けたという説明もあります。いずれにせよ、西桂町の地名は、周辺を流れる桂川と深く結びついた名称です。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 明治 | 桂村 | 明治8年、東西八ヶ村の合併で成立。 |
| 昭和 | 西桂町 | 町制施行後の現行名。 |
地名の特徴
西桂町の地名は、富士山麓の地形と水系を反映したものといえます。周辺には三ツ峠や桂川があり、同じく「暮地(くれち)」のように、日暮れの早さや山麓の地形に由来する地名も見られます。
また、「桂」は植物名としても知られ、地名としては川名・村名・字名に広く用いられています。西桂町の例は、川の名が村名へ、さらに町名へと受け継がれた典型的なケースです。
本文の補足
このページは、桂川の名の由来に関する複数説をもとに整理したものです。