語源
文京という区名は、昭和22年(1947年)に旧小石川区と旧本郷区が合併して新しい区が誕生した際、公募や協議を経て決まった名称です。文京区の公式説明によれば、「学問の府」という区の特徴や性格を表し、また「文教の府」のイメージにふさわしいことから採用されました。
「文京」は、地形や旧地名をそのまま引き継いだ名称ではなく、区の性格を表現するために新たに作られた区名です。そのため、地名由来としては「その他」に分類されます。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 昭和 | 文京区 | 旧小石川区・旧本郷区の合併により成立 |
地名の特徴
文京区は、23区の中でも珍しい「理念型」の区名を持つ自治体です。周辺の旧区名を組み合わせたものではなく、教育・文化の集積を示す言葉として命名された点に特徴があります。
なお、文京区内の町名については、小石川・本郷・湯島・根津・弥生など、江戸期以来の由緒ある地名が多く残っており、区名の「文京」とあわせて、歴史と学術のイメージを強く持つ地域として知られています。