🗾 地名由来辞典

阿波市 あわし

徳島県 / 阿波市 明治時代由来

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徳島県の古代国名「阿波」や阿波郡に由来し、もとは「粟国」と呼ばれた地名が、好字二字令によって「阿波」と表記されるようになったと考えられています。

語源

阿波市あわしの地名は、徳島県の古代国名「阿波」および国内の「阿波郡」に由来すると考えられています。語源由来辞典によれば、もとは『古事記』神代記に見える「粟国」と関係し、穀物のあわが早くから生産されていたことにちなむ名とされます。

また、713年の元明天皇による諸国郡郷名著好字令(好字二字令)によって、「粟」の表記が「阿波」に改められたと伝えられています。つまり、阿波市の「阿波」は、古い国名・郡名の表記を受け継いだものです。

歴史的変遷

時代呼称備考
古代粟国『古事記』神代記に見えるとされる旧称
奈良阿波国好字二字令により「阿波」の表記が定着
平安以降阿波郡国名・郡名として継承
平成阿波市2005年に市制施行

地名の特徴

阿波という地名は、現在の徳島県全体を指す旧国名「阿波国」と深く結びついています。県内には阿南市など、古代地名の「阿波」を受け継ぐ地名が多く見られ、地域の歴史的アイデンティティを示す名称として広く用いられてきました。

同系統の地名としては、旧国名に由来する徳島県内の各地名や、「粟」を語源とするとされる古代地名が挙げられます。阿波市の名称は、こうした古代からの地名継承を今に伝える例といえます。

参考資料・出典

最終更新: 2026-06-16