語源
鳴門市の地名は、鳴門海峡に由来します。鳴門海峡は、四国の孫崎と淡路島の門崎の間を勢いよく流れる潮流で知られ、その激しい流れや渦潮が立てる音を「鳴」と捉えたものです。
また、「門」は海峡や入り口を表す字として用いられ、海峡そのものを指す地名表現になっています。
市名の成立過程では、1947年に新設合併で市制を施行した際、いったん鳴南市となりましたが、市民の評判が芳しくなく、約2か月後に現在の鳴門市へ改称されました。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 昭和 | 鳴南市 | 市制施行時の仮称。のちに改称。 |
| 昭和 | 鳴門市 | 1947年に現在の市名へ改称。 |
地名の特徴
鳴門市の「鳴門」は、地形と海流の特徴がそのまま地名化した例です。とくに鳴門海峡の渦潮は全国的にも著名で、同市の観光名所や地域イメージを強く形づくっています。
同様に、海峡や潮流の音・勢いを由来とする地名は各地に見られますが、鳴門市の場合は「鳴」と「門」を組み合わせた表記が、音と海峡の両方を端的に表している点が特徴です。