語源
ときがわ町は、平成18年(2006年)に比企郡の都幾川村と玉川村が合併して誕生した町で、合併時の新命名です。町名の「ときがわ」は、旧両村を流れる都幾川に由来します。
都幾の「都幾」は、都幾山の名から来たと考えられており、さらに都幾山は「ツキ」、すなわち「高くなった所」を意味する語に由来する可能性があるとされています。
また、表記をひらがなの「ときがわ」としたのは、対等合併であることから玉川村が都幾川村に編入した印象を避けるためであり、あわせて読みやすさにも配慮したものです。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 平成 | ときがわ町 | 2006年、都幾川村と玉川村の合併により成立 |
| 平成 | 都幾川村・玉川村 | 合併前の旧自治体名 |
地名の特徴
ときがわ町の地名は、町域を流れる都幾川を軸にした地名構成が特徴です。周辺には、同じく河川名や山地名に由来する地名が多く、地域の自然地形と結びついた命名であることがうかがえます。
ひらがな表記を採用した点も、合併自治体の新しい町名としての性格をよく示しています。
特産・名物
ときがわ町は1300年以上の歴史を持つ木工の産地として知られています。天台宗の古刹・都幾山慈光寺の建立に参加した工匠が技術を伝えたのが産地の起源とされ、現在も木箱・まな板・コースター・ブックエンドなど多様な木工品が作られています。ふるさと納税の返礼品では「ときがわ杉」を使ったオリジナルの木工品が人気を集めており、都幾川流域の豊かな森林資源が暮らしの道具に生かされています。
また、ヒノキの間伐材を利用して原木栽培したなめこやしいたけも町の特産品です。山林の間伐材を有効活用した菌床きのこは、ふるさと納税の返礼品にも並んでいます。のどかな里山の景観と豊富な湧き水に育まれた野菜・米なども産地直送で届けられており、自然豊かなときがわ町の農林産物は多くの人々に愛されています。