語源
嵐山町の町名は、昭和3年(1928年)に本多静六博士が菅谷村から槻川沿いの景観を見て、「これは武蔵嵐山だ」と評したことに由来します。京都の嵐山を思わせる渓谷美から「武蔵嵐山」と呼ばれるようになり、その後この呼称が町名として採用されました。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 昭和 | 武蔵嵐山 | 本多静六博士が槻川周辺の景観を京都の嵐山になぞらえて命名 |
| 昭和 | 嵐山町 | 「武蔵嵐山」の呼称が町名に採用されたもの |
地名の特徴
嵐山町の由来は、自然景観を他地域の名勝になぞらえた点にあります。町の中心的景勝地である嵐山渓谷は、槻川の流れと岩畳、周囲の樹林がつくる景観で知られ、町名の背景となった「武蔵嵐山」のイメージを今に伝えています。
特産・名物
嵐山町では、化学肥料や農薬を低減して育てた埼玉県認証の特別栽培米「らんざん恵米(めぐみまい)」が代表的な特産品です。嵐山渓谷を流れる槻川流域の豊かな水と土壌に育まれたお米は、ふるさと納税の感謝品としても人気を集めています。
また、嵐山町の食文化として「めんこ」と呼ばれるうどんが地域に根づいています。埼玉県北部地方の方言で農林61号小麦から打つうどんを指す呼称で、かつてはどの家庭でも常食とされてきた郷土の味です。近年は地元農家で生産した芋を使った加工品や地元産野菜も注目されており、ふるさと納税の返礼品を通じて町の農産物を広く届けています。