🗾 地名由来辞典

越生町 おごせまち

埼玉県 / 越生町 不明時代由来

AI生成

平野と山地の接点にあり、尾根や峠を越える地勢に由来する「尾根越し(おねごし)」「尾越し(おごし)」が転じたとされます。難読地名として知られ、越生郷の古い地名も伝わります。

語源

越生おごせの地名由来には諸説ありますが、越生町の公式案内では、平野と山地の接点に位置し、秩父方面へも上州方面へも尾根や峠を越える必要があることから、これに由来する「尾根越し(おねごし)」が「尾越し(おごし)」へ変化したという説が有力とされています。

また、古くは「越生郷」の地名が見られ、柳田國男は「峯越(ヲゴシ)」の意味ではないかと述べています。いずれも、山地を越えて行き来する土地柄を反映した地名と考えられます。

歴史的変遷

時代呼称備考
鎌倉越生郷古い地名として伝わる
江戸越生村名・地域名として定着
明治越生町町制施行後の名称
昭和越生町現行の町名として継続

地名の特徴

越生町は外秩父山地と関東平野の境にあり、町域の多くが山地です。こうした地形は、同じく「越」を含む地名に見られる「越谷」「川越」「越前」などと同様、越える・峠を越すといった地形的な意味合いを連想させます。

また、町名の読みは「おごせ」で、漢字表記と読みの対応が難しい難読地名として知られています。町内には越生駅や越生梅林など、町名を冠した施設・観光地も多く、地名としての認知度は高い地域です。

特産・名物

越生町は梅とゆずの産地として埼玉県内随一の生産量を誇ります。関東三大梅林の一つに数えられる越生梅林おごせばいりんには、樹齢670年を超える古木「魁雪」をはじめ約1,000本の梅が植えられており、梅林周辺を含めると開花期には約20,000本もの梅が咲き誇ります。越生の梅は果肉が厚いことで知られ、栽培面積・収穫量ともに県内随一。5月下旬から6月下旬にかけて出荷シーズンを迎えます。

ゆずも越生町を代表する特産品で、収穫量・出荷量は県内トップクラスです。越生のゆずは香りの高さと果肉の厚さが特徴とされ、11月中旬から12月下旬にかけて出荷されます。梅・ゆず両方を活かした加工品が豊富で、梅干し・梅酒・梅ジュース・梅ジャム・ゆず羊羹・ゆずジャム・ゆずの里飲料「ゆず之介」などが町を代表する名産品として親しまれています。

ふるさと納税の返礼品としては、梅こだわり4種詰め合わせセット・梅ジュースセット・梅酒・ゆず関連加工品セットなどが揃っており、梅とゆずの里・越生の魅力を全国へ届けています。

参考資料・出典

最終更新: 2026-06-18