語源
日高市の地名は、1955年(昭和30)に高麗村と高麗川村が合併して成立した日高町に由来します。
「日高」は合併時の新しい町名で、住民からの公募によって決定されました。意味は「日が高く昇る」で、めでたい意味を持つ瑞祥地名とされています。
なお、日高市の前身である高麗地域は、奈良時代に高麗人が移住して高麗郡が置かれた歴史を持ちますが、市名そのものはこの古代地名を直接継承したものではなく、昭和期の新命名です。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 昭和 | 日高町 | 1955年、高麗村・高麗川村の合併で成立。公募により命名。 |
| 昭和 | 日高町 | 1956年、高萩村を編入。 |
| 平成 | 日高市 | 1991年、市制施行。 |
地名の特徴
日高市の「日高」は、古い地名の継承というより、合併を機に新しく作られた名称です。
「日が高い」という明るく縁起のよい語感から、自治体名として選ばれました。
一方で、市域には古代の高麗郡に由来する高麗神社や、高麗川など、旧来の歴史地名も多く残っています。日高という新しい市名は、こうした古代以来の地域性の上に、昭和期の新命名として定着したものです。
特産・名物
日高市は高麗川流域の豊かな自然環境に恵まれており、茶・栗・ウドが市を代表する特産品として知られています。狭山茶の産地の一つとして茶葉の栽培が行われており、甘く濃厚な味わいが特徴です。栗は「高麗川マロン」として知られ、大粒で上品な甘さから消費者に高い評価を受けています。
また、日高市は秋の巾着田の曼珠沙華(彼岸花)で全国的に有名です。高麗川が蛇行して作り出した巾着形の河川敷には500万本を超える曼珠沙華が咲き誇り、真紅の絨毯のような光景が訪れる人々を魅了します。市はこの曼珠沙華を「市の花」に指定しており、開花期には多くの観光客が訪れます。地元では曼珠沙華にちなんだ菓子や土産物も販売されています。
ふるさと納税の返礼品としては、高麗川マロン(栗)や狭山茶、市内の農産物を使った加工品などが提供されており、日高市の豊かな自然の恵みを全国に届けています。