🗾 地名由来辞典

北本市 きたもとし

埼玉県 / 北本市 昭和時代由来

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北本市の地名は、同名の本宿村があったため北にある本宿村を「北本宿村」としたことに始まります。のちに駅名や町名へ受け継がれ、現在の「北本」となりました。

語源

北本きたもと市の地名は、もともと「本宿村(もとじゅくむら)」と呼ばれた村名に由来します。北足立郡内に同名の本宿村が2か所あったため、区別のために北にある方を「北本宿村」と改めたのが始まりです。

この「北本宿」は、昭和3年に開設された駅名として使われ、さらに昭和18年の石戸村・中丸村の合併時の村名にも採用されました。昭和34年の町制施行の際には、「北本宿町」では長くて呼びにくいとして「宿」を省き、「北本町」としたことから、現在の「北本」という地名が定着しました。

歴史的変遷

時代呼称備考
江戸本宿村もとの宿場を意味する地名
明治北本宿村同名回避のため北にある本宿村を改称
昭和北本宿駅名として使用
昭和北本宿町町制施行時の名称
昭和北本町「宿」を省いた町名
昭和北本市市制施行後の現行名

地名の特徴

「本宿」の「本」は「本来の」「最初の」という意味で、単なる「北の宿」ではなく、もとの宿場を示す地名です。交通の要衝としての歴史を反映した地名であり、同じく宿場由来の地名を持つ地域との比較でも、宿場町の成立と地名の変化がよく分かる例といえます。

また、現在の「北本」は比較的新しい地名で、古い集落名そのものをそのまま残したものではありませんが、駅名を介して地域名として広まり、行政地名へと定着した点に特徴があります。

特産・名物

北本市の最大の特産品はトマトです。市内でのトマト栽培の歴史は長く、荒川の恵みを受けた土地で農家が丹精込めて育てた北本産トマトは、甘みと酸味のバランスに優れていることで知られています。市内の「加藤トマト園」では年間30種類以上のミニトマトを栽培しており、直売所には常時15種類以上が並ぶほどです。

北本トマトを使ったご当地グルメとして特に名高いのが「北本トマトカレー」です。全国ご当地カレーグランプリで2014年・2019年の2度にわたって優勝した実績を持ち、トマトの旨味をふんだんに取り込んだキーマタイプのスパイシーカレーは「日本一のカレー」と称えられています。このカレーは市の代名詞的な存在となり、市内各所で販売されています。

北本市のふるさと納税では、大玉トマトとミニトマトの詰め合わせをはじめ、北本トマトカレー(複数セット)、トマトジュース、トマトプリッツ、トマト餃子など、トマトを中心とした多彩な返礼品が用意されています。

参考資料・出典

最終更新: 2026-06-18